科学大好き!アイラブサイエンス!最近気になる科学の疑問を、やさしく解説!毎日3分読むだけで、みるみる科学がわかる!
ホットマーケット オーダーシャツが4900円! 電子チラシを見ておこめ券を当てよう!

 誰もが持っている長寿遺伝子
 2011年6月12日のNHKスペシャル「あなたの寿命は延ばせる~発見!長寿遺伝子~」は興味深いものであった。最近は誰もが長寿遺伝子サーチュインを持っていることがわかっている。では、どうやったら、この長寿遺伝子を働かせることができるのだろう?

 今まで長寿遺伝子があるというのは聞いたことがあった。そして、カロリー制限をすればそれが発現することも知られている。しかし、そのカロリー制限がなかなか難しい。

 今年100歳になる、100m走の世界記録を持つ人が番組に出て「長寿の秘訣は腹8分目、私は若いときから少食」というのは説得力があった。番組ではカロリー制限すれば、誰でも7週間ほどで長寿遺伝子サーチュインが働くことを実験で示していた。だが、一般の方が、7週間カロリー制限するのはつらそうだった。

SIRT1_Sir2

 長寿薬「レスベラトロール」
 何とかうまい方法はないもんだろうか?それがあった!「レスベラトロール」という薬品。赤ブドウの皮に含まれるポリフェノールの一種だという。これを薬として飲めば筋肉細胞の中のミトコンドリアが増え、活性酸素は抑えられ、サーチュイン遺伝子と同じはたらきが見られ、老化が防げるという。

 「レスベラトロール」は、老化を防ぐ酵素を活性化するはたらきがあるらしい。しかし、医薬品として認可されるのは、まだまだ先だということ。現在はサプリメントとして購入でき、人気があるそうだ。但し、古かったり、不純物が含まれたりして効果のないものもあるそうなのでよく確認したほうがよい。

 老化を遅らせ、寿命を延ばす遺伝子「サーチュイン遺伝子」は、地球上のほとんどの生物が持っていることがわかっている。動物実験ではサーチュイン遺伝子の働きを強めることによって、寿命が20~30%延びることが確認された。これは、人にも当てはまり、人類は近い将来、100歳以上生きる時代がもうそこまで来ている。

 長寿遺伝子「サーチュイン」
 長寿遺伝子「サーチュイン」は、NAD依存性脱アセチル化酵素群であり、体内で非常に重要な役割を担っている酵素群(たんぱく質)。そのサーチュインファミリーのSIRT1やSir2(酵母ではSir2、哺乳類ではSIRT1)は、いわゆる長寿関連遺伝子(longevity related gene)と呼ばれている。 最初に発見されたものは酵母のSir2。ヒトのサーチュインは7種類(SIRT1~SIRT7)知られており、ヒトのSIRT1は、酵母のSir2に高い相同性を示す。

 そして、このサーチュインは、食物不足など環境のストレス因子に応じて活性化され、細胞修復、エネルギー生産、アポトーシス(プログラム細胞死)などに影響を与えることがわかっている。サーチュインは、生体機能の調節役として働いていると考えられている。

 老化の原因は、「ミトコンドリアが出す活性酸素」「免疫細胞の暴走」などが最新の研究でわかって来ている。 その老化を遅らせるというサーチュイン遺伝子は、100近くの老化要因を抑えるという働きがある。 サーチュイン遺伝子は、カロリー制限をすると、良く働くようになる。 日本人の食生活は、昔は「腹八分目」だった。日本人が長寿なのには、ちゃんと根拠があったのだ。

 この長寿遺伝子サーチュイン(Sirtuin)は、ヒトでは第10染色体に存在する。発見したのは米国マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガランテ教授。9年前この遺伝子は酵母菌に発見された。その後ハエやセンチュウにも発見され、今では生物に広く存在することがわかった。カロリーを制限する実験をするとハエでは30%センチュウでは50%も寿命が延びた。サルでも寿命が延びるばかりか、カロリー制限すると肌のツヤが若くなった。

 「サーチュイン」の働きはガン抑制、糖尿業予防、脂肪燃焼、筋肉強化、老化遺伝子抑制にも効果があるという。

参考HP NHKスペシャル あなたの寿命は延ばせる~発見長寿遺伝子~
アイラブサイエンス 長寿遺伝子を活性化する食事・運動

グレコレスベラ100 (Glycoresvera 100)
クリエーター情報なし
カネヨウ株式会社
★レスベラトロール含有のコラーゲンドリンク★美オーネ<50ml>10本セット
クリエーター情報なし
マスターバイオ株式会社

 ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ   ←One Click please