なんと今年中にギザのピラミッドの謎が解き明かされるかもしれません

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    なんと今年中にギザのピラミッドの謎が解き明かされるかもしれません
    ギザのピラミッドはまるで石の巨大パズル、今も謎に包まれた世界七大不思議のうちのひとつです。

    特に女王の間から伸びる2つのシャフト(通気孔)の謎の解明は未だに続行中。ドリルロボット君がちょっとずつ穴を開けて進んでと、頑張っています。

    1992年に、「ウプワウト」と名付けられたドリルロボットによって、女王の間から伸びているシャフトの先には青銅の取っ手が取り付けられた、石灰岩の扉で閉じられた部屋がある事が判明し、その後さらにナショナルジオグラフィックによるシャフト調査で、さらに扉の向こう側に大きな扉が発見されました。

    この扉が最後の謎解明のターゲットとして、リーズ大学・機械工学のロバート・リチャードソン博士が率いるドリルロボット君が踏み込み、5年間、慎重に慎重に、ゆっくり調査が行われてきました。

    博士は、

    我々はすでに唱えられている仮説を証明するだけだ。

    女王の間には二つのシャフトがあって、北のシャフトは完全に石灰石で閉じられている。南のシャフトについては、前の調査チームが扉にドリルで小さな穴をあけ、カメラを設置して調査した結果、扉の向こう側にヒビの入った壁が確認されている。我々は年内中にそこにドリルロボを送る。そして何らかの成果が得られるに違いないだろう


    と、自信満々に話しています。

    なんと、この女王の間から伸びる南のシャフトには、まだ誰も見たことがない王の玄間に繋がっている可能性が高いとされているのです。ということは、もしかしたら年内にまだ誰も見たことのないクフ王のミイラが発見されるかもしれません! そして、その第一発見者はきっとドリルロボット君なんでしょうか...!

    いやあ、ドキドキします。世界七大不思議の謎が解明される日がもうすぐそこかもしれませんね!

    [Independent]

    Jack Loftus(原文/mayumine)