弁護士は、クライアント(依頼者)との信頼で仕事をする商売である。
信頼関係が築けない依頼者と仕事をしていくのは、お互いにとってつらいことである。
ビジネスは結局人間を相手にする仕事であるから弁護士以外のビジネスマンにとっても相手との信頼関係は重要である。
日々仕事をしていくなかで、信頼関係をつくるために不可欠と思われる10のポイントは以下のとおりである。
1 約束を守る
当たり前のことであるが、十分に意識しなければならない。
どんな小さな約束も守らなければならない。
逆に守れない約束はどんな小さな約束であったとしても約束してはならない。
2 時間を守る
打ち合わせの時間、事務所以外の場所で会うときの待ち合わせ時間など、時間は厳守する。
1分の遅れでも、なにも連絡もせずに遅れれば、それだけで信頼感が失われる可能性がある。
自分の事務所で打ち合わせをする場合でも同じで、相手が遅れない限り約束の時間から1分でも遅れて打ち合わせ室に入ってはならない。
3 不利益なことを隠さない
事件を受ける際、今後事件を進めていく中で、依頼者に不利益となることは全て言わなければならない。
依頼を受けたいためや、依頼者を気持ちよくさせたいと思って口当たりのいいことばかりいうことは不誠実である。
不利益なことを全て説明することで、誠実な印象を依頼者に与えることができるのである。
4 媚びない
依頼者から依頼を受けているのは、弁護士の仕事に価値があると依頼者が思っているからである。
依頼者からお金をもらっていることを重視して、依頼者に媚びるようなことはしてはいけない。
過度の感謝をしたり、媚びることは、依頼者に不信感を抱かせる結果となる。
5 悪口を言わない
依頼者に対して、事件の相手方や相手方についてる弁護士などの悪口は言ってはいけない。
ついつい依頼者に感情移入すると依頼者と同じように相手方の悪口を言ってしまいたくなる。
しかし、悪口を言うことは依頼者をして「自分のことも陰で悪く言われているのではないか」という不信感を与える結果となる。
続きは明日。
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