東京・北区で4日昼に不発弾処理 新幹線などに影響
東京都北区と自衛隊などは4日、国の西ケ原研修合同庁舎(仮称)建設予定地で見つかった不発弾を処理する。午前11時~午後2時まで周辺の半径100メートル内への立ち入りが禁止される。現場はJR上中里駅に近く、東北、上越、長野などの新幹線計53本、京浜東北線と湘南新宿ラインの計106本の運転を一部区間で見合わせる。約9万人に影響が出る見込み。
JR東日本によると、新幹線の運休は東京―大宮間が中心で、東京―仙台間などで運転を見合わせる列車もある。京浜東北線は東十条―品川間、湘南新宿ラインは大宮―新宿間が運休。宇都宮・高崎線と山手線は通常通り運転する。
不発弾は3月に見つかった。旧日本軍の高射砲弾とみられ、陸上自衛隊が砂のうを周囲に積んで爆破処理する。立ち入り禁止区域に住宅はなく、住民の避難は不要。