Google Chromeで、Webページに記載されたメールアドレスをクリックすると常にGmailの新規作成ページが開くように設定できるようになった。
米Googleは2月28日(現地時間)、Google Chromeで表示したWebページ上のメールリンク(「mailto:」が設定されているメールアドレス)をGmailで開けるようにしたと発表した。
Google ChromeでGmailを起動するとページのトップに「Gmail(mail.google.com)でメールリンクをすべて開くようにしますか?」というメッセージが表示され、「Gmailを使用」をクリックすると、Webページ側でOutlookやThunderbirdなど他のメーラーを設定していても、Gmailのメール作成ページが開くようになる。
この設定は、「Google Chromeの設定」で解除できる。解除するには、設定(レンチアイコン)で[オプション]ページを開き、[高度な設定]→[コンテンツの設定]→[ハンドラ]→[ハンドラを管理]をクリックして表示されるページで「mailto」の「サイト」で「なし」を選択する。
Google Chromeでは、カレンダーリンクでも同じことができるようになっている。
MozillaのFirefoxには2008年から同様の機能がある。また、米MicrosoftのInternet Explorer(IE)でGoogleツールバーを使っている場合は、「ツールバーの設定」(レンチアイコン)の[全般]→「ウェブ閲覧ツール」で「[送信先]リンクでGmailを使用する」にチェックを入れればメールリンクをGmailで開けるようになる。
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