マイクロソフトの新しいAIは、他のプログラムのコードを拝借してコードを書く

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プログラマーの仕事は大変。逃げ出したくなる時もある

Ian Waldie/Getty Images

マイクロソフトとケンブリッジ大学が開発している新しい人工知能(AI)プログラムは、プログラミングの問題を解決することを目指している。しかもこのAIは他のプログラムからコードを盗んでくることで問題を解決する。

これはDeepCocerと呼ばれ、既存のソフトウェアからコードの一部を拝借してくることでプログラミングにおける問題を解決するように設計されている。

New Scientistのレポートで明らかとなった。

現時点ではDeepCoderはまだ基礎的なものであり、できることには限りがあるが、現時点でもかなり革新的な技術であると言える。そして、すでに実際の開発現場に使えるであろうポテンシャルを秘めている。

「オンラインプログラミングの問題の中には、我々のプログラムでもう解決できるものもある」と彼らは研究成果について述べた。

DeepCoderはコードの入出力を調べ、どの入力部分がどの出力結果に結びついているかを学習し、(問題を解決できる)新しいプログラムを作り出す。

これは間違いなく大きな「ブレイクスルー」だ。実現すれば、ソフトウェア開発に革命を起こすだろう。DeepCoderに指示を出すだけで、(プログラマーに)技術的なバックグラウンドがなくてもプログラムが作成可能となるのだから

「AIの究極の目標は、プログラムを書くことができるコンピュータを作ることだ」

[原文:Microsoft's new AI can code by stealing bits of code from other software(MSFT)

(翻訳:まいるす・ゑびす)

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