羽田・成田周辺の放射線量を公表 風評回避へサイト上に
国土交通省は20日、同省のホームページを通じて羽田、成田空港周辺の放射線情報を提供すると発表した。福島第1原子力発電所の事故を受けてドイツ大手のルフトハンザなど海外の航空会社が首都圏の空港への着陸を取りやめる事例が出てきたため。安全情報を発信することで、物流や経済への悪影響を避ける狙いがある。
ホームページに羽田、成田周辺の放射線量を英語と日本語で表示した。それによると、20日の両空港周辺の放射線量は人体に影響が及ぶとされるレベルを大きく下回っている。放射線量のデータは毎日更新する予定だ。