iTunesで、音楽や映像ファイルを管理している人は、iTunesがサポートしてないファイル形式(MKVなど)を追加したい時、困りますよね。そこで今回は、どんなファイル形式でもiTunesに取り込めるようにする方法をご紹介しましょう。

ファイルが持っているファイル属性のフラグを変更すると、iTunesがサポートしていないファイルも取り込めるようになります。Mac OS Xであれば『FileBuddy』のようなユーティリティファイルで、AVIなどのファイルを、iTunesがサポートしているMooVなどのファイル形式に、変更できます。しかし、再生するためには適切なコーデックサポートが必要になります。Macでは『Perian』がオススメです。

 また、Macユーザーの場合はもっと速い方法もあります。「MacRumors Forums」(英文)で、Chris14がポストしていたAppleScriptのアプリは、これを自動的にやってくれます(ダウンロードはこちらから)。iTunesに取り込みたいファイルを開くだけで、自動的にiTunes対応のファイル形式に変換してくれるのです。

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Windowsユーザーの場合は『Quick Time Pro』を使った、ちょっとした作業が必要になります。ファイルが、Quick Timeで開ければ、iTunesに取り込めるファイル形式に変更して、保存し直すだけでOKです。この方法が使えなかった場合は、映像コーデック用のアプリをインストールしなければいけません。DiVXファイルを変換するには『3iVX』、OGG系のファイルを変換するには『XiphQT』が便利です。

VLC』なら、どんなファイル形式でも再生できるじゃん...という声が聞こえてきそうですが、上記は、すべてのメディアファイルをiTunesで一元管理したい、という場合に使える方法です。

How to make iTunes accept other video formats [MacRumors Forums]

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)