Gmail、またはGoogle Appsの容量が足りなくなってきたとき、一番簡単にこの問題を解決する方法は、一番大きな添付ファイルを削除することです。これは「Find Big Mail」の手を借りない限り、Gmailのウェブインターフェースからは検索できません

Find Big Mailは、Gmailアカウントに「My Big Mail」、「My Really Big Mail」、「My Ultra Big Mail」という、3つのIMAPラベルを作成します。これらはそれぞれ500KB以下、2MB以下、2MB以上、で区切られます。これらのラベルとGmail検索を使って、探しているものをどんどん特定していくことが可能です。

 例えば「my-ultra-big mail MP3」と検索をかけると、昔々、まだウェブ経由のファイル転送が難儀だったころに友達から送られてきた、MP3ファイルなどを見つけられます。これらを削除して空き容量を増やしましょう。

ラベル分けした後、マニュアルで複数のメールを選択することも可能です。作業が終わると、メールがどのように3つのカテゴリーに分けられるかを、まとめたメールが届きます。また、これらのメッセージを削除すると、どれくらい容量が確保できるのかも分かります

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Gmailを、OutlookやThanderbird、またはその他のIMAPメールクライアント経由で使っている場合、サイズソーティングツールを使ったり、Gmailの添付管理用ツールを使う手もありますが、集中的に使うとアカウントがロックされてしまうこともあります。Find Big Mailの場合、ロックされる心配もなく、一目で分かるラベルを使って、メッセージのサイズのみをサーバに保存できるので、そういった問題もありません。Find Big Mailは、無料で利用可能です。

Find Big Mail [via Digital Inspiration]

Kevin Purdy (原文/訳:まいるす・ゑびす)