2016年09月27日　17:57

レノボ、690gでキーボードを搭載した10.1型2in1PC「YOGA BOOK」

レノボ・ジャパンは、キーボードを備えたノートパソコン型の2in1タブレット「YOGA BOOK（ヨガブック）」を発表。Androidを搭載した「YOGA BOOK」のWi-FiモデルとLTEモデルの2機種、Windowsを搭載した「YOGA BOOK with Windows」のWi-FiモデルとLTEモデルの2機種をラインアップし、10月中旬より発売する。

タッチパネル対応の10.1型WUXGA液晶（1920×1200ドット）を搭載するほか、キーボードが360度回転するYOGAスタイルを採用した2in1タブレット。タッチ式のキーボードとワンタッチで切り替わるペン入力機能を備えており、キーボード面に置いたノートに専用の「REAL PEN（リアルペン）」でメモを書くと、そのままタブレットにデジタイズ入力することが可能だ。

専用の「REAL PEN」は、キーボード面に書き込んだ内容を液晶面に反映させるためのEMR芯と、紙に書き込むためのインク芯が交換可能で、インク芯の別売アクセサリーも用意する。さらに、2048段階の筆圧感知機能を備え、ドローイングソフトなどを使用することで強弱のある線を描くことも可能。手書きパッド面から10mm離れていても感知するため、ペン入力パッドの上にノートを置いてメモをとるだけで、同時にメモ内容がYOGA BOOKの画面でデジタルデータとして描画される。

携帯性では、キーボード面と液晶面を折りたたんだ状態で、厚さ9.6mm、重さ約690gとなっており、10.1型クラスで世界最薄・最軽量2in1パソコンを実現。本体素材には、マグネシウムアルミニウム合金を使用し、薄さの中に強度と約690gという軽量を両立。画面とキーボードの接合部分は腕時計のバンドをモチーフにした「ウオッチバンドヒンジ」を採用し、高いデザイン性と、少ない力でも簡単に開閉できる合理性を備える。

キーボードは、光って浮かび上がるフラットなタッチ式の「Haloキーボード」で、振動を発生させて快適な打鍵フィードバックを実現。凹凸がないことで、ユーザーが打ち間違いをしたときも、そのクセを学習して実際のキーをはみ出した部分にまで打鍵位置を自動調整する。

主な仕様は、CPUが「Atom x5-Z8550」、メモリーが4GB、ストレージが64GB。無線通信は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth 4.0に対応。カメラ画素数は、前面が200万画素、背面が800万画素。

インターフェイスは、Micro USB 2.0×1、Micro HDMI×1、microSDカードスロット×1、マイク/ヘッドホン・コンボジャック×1を装備。バッテリー容量は8500mAhで、Android版の駆動時間が約15時間、Windows版の駆動時間が約13時間。本体サイズは256.6（幅）×9.6（高さ）×170.8（奥行）mm。重量は約690g。

Android版は、OSが「Android 6.0」、センサーがデジタルコンパス、光センサー、加速度センサー、近接センサー、GPS、A-GPS、GLONASS、ボディカラーがガンメタルグレー、シャンパンゴールド、カーボンブラックの3色。

Windows版は、OSが64bit版「Windows 10 Home」、センサーが光センサー、加速度センサー、近接センサー、GPS、GLONASS、ボディカラーがカーボンブラック。Office Mobileがプリインストールされる。

LTEモデルの通信速度は、受信時が最大150Mbps、送信時が最大50Mbps。対応バンドは、FDD LTE Bandが1/3/5/8/9/18/19、TDD LTE Bandが38、W-CDMA Bandが1/3/5/6/8/9/19。SIMカードスロットはnanoSIMに対応する。

直販価格は、Android版のWi-Fiモデルが39,800円、Android版のLTEモデルが44,800円、Windows版のWi-Fiモデルが52,800円、Windows版のLTEモデルが59,800円（いずれも税別）。

現在開催中のセール・キャンペーンを見る

「パソコン」の現在開催中のセール・キャンペーンを見る