大人は口出し禁止-都筑に子どもだけの街「ミニヨコハマシティ」出現

大さん橋ホールで開催したときの様子

大さん橋ホールで開催したときの様子

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 ショッピングタウンあいたい(横浜市都筑区中川中央1)3階のダイニングパティオ内イベント広場で1月16日、子どもたちだけで「仮想の街」をつくるイベント「ミニミニヨコハマシティinあいたい」が開催される。

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 「大人口出し禁止」を原則とし、選挙権のない19歳以下の子どもたちが集まり、就労や政治、都市計画など社会の仕組みを遊びながら学ぶことができる同イベント。ドイツのミュンヘン市で2年に一度行われる「ミニミュンヘン」がモデルで、国内では同様のイベントが千葉県佐倉市をはじめ全国各地で開催されている。

 横浜では2007年にハウスクエア横浜(中川1)で初開催され、以降、大さん橋ホール(中区)で開催されたほか、赤レンガ倉庫(中区)でシンポジウムなども行われてきた。今回は3月にハウスクエア横浜で行われる「ミニヨコハマシティ」の運営を行う市民(子ども)を募集することを目的としたプレイベントでもあり「ミニミニヨコハマシティinあいたい」となった。

 来場する子どもたちは市民登録を行い、「ミニヨコ学校」で街の仕組みを学習。その後、ジョブセンターを通して仕事に就き、独自の通貨「ミニヨン」を得て、買い物をすることができる仕組み。会場内には、子どもたちが考案し運営する店、郵便局や銀行などの施設が設置され、街の中を好きに移動して楽しむことができる。

 今回ミニヨコの市長を務める高校1年生の木原正絵さんは「今回市長として街を運営するのは初めて。今までの市長が支えてきたミニヨコがどんどん進化し、『良い街になったね』と言ってもらえたらと思っている。一人でも多くの子どもたちにミニヨコの楽しさを知ってもらえたら」と話す。

 開催時間は11時~15時30分(最終受け付けは15時)。参加無料。

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