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Twitter、削除要請ツイートを“削除”ではなく“非表示”に

» 2012年11月05日 07時48分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Twitterは透明性の向上を目的に、削除要請のあったコンテンツに関する対処方法を変更した。同社の法政策担当マネジャーが11月4日(現地時間)、「(削除要請のあった)ツイートを削除(remove)ではなく非表示(withhold)にするようにした」とツイートした(GIGAOMより)。

 従来、ツイートに対してDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく著作権者からの削除要請があり、Twitterがそれを認めた場合、当該ツイートは削除され、そのツイートのリツイートなどのURLをクリックするとリンクエラーになっていた。

 変更後は、当該ツイートのURLをクリックすると、以下のように「<@ユーザー名>からのこのツイートは著作権者からの報告により非表示になってます。詳しくはこちら」と表示される。

 withheld 1

 添付画像や動画の場合は以下のように表示される。

 withheld 2

 Twitterが7月に公開した「Transparency Report」によると、2012年上半期、著作権保有者からのコンテンツ削除要請は3378件あり、5275件のツイートと599件の画像あるいは動画が削除された。

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