Googleの「GALAXY Nexus」ユーザーは、これでようやくFlash Playerを使えるようになった。
米Adobe Systemsは12月15日(現地時間)、Android版のFlash Player 11をバージョン11.1.112.60にアップデートし、Android 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)に対応させた。
9日に発売されたAndroid 4.0搭載のGoogleブランド端末「GALAXY Nexus」にはFlash Playerがプリインストールされていなかったが、ユーザーはこれで同アプリをAndroid Marketからダウンロードし、インストールできる。
Adobeは11月、モバイル向けFlash Playerの開発中止を発表しており、Android版への対応はバージョン4.0が最後になるとみられる。
今回のアップデートでは、Android 4.0への対応のほか、パフォーマンス強化と、セキュリティと安定性に関するバグ修正が行われた。
なお、AdobeはFlashアプリの実行環境「Adobe AIR」の提供およびPC版Flash Playerの開発は継続するとしている。
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