日本のジャーナリストよ、マイケル・ムーアを見習え! | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

日本のジャーナリストよ、マイケル・ムーアを見習え!

日曜日、「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」を見てきた。
アメリカの銃社会を切りまくった「ボウリング・フォー・コロンバイン」で、
ドキュメンタリー映画をエンターテイメントの域に高め、
「華氏911」でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを獲得し、
御年62歳(!)と還暦を迎えたにも拘らずパワフルに行動するマイケル・ムーアが、
彼を忌み嫌っている側のアメリカ国防総省(ペンタゴン)の要請により、
アメリカをよくするために、欧州各国を「侵略」しまくるドキュメンタリー映画ですが、
相変わらずのムーア節全開で、すべらんな~って思ったわ。

この映画で描かれている事に、見事打ちのめされた。
◆イタリア>有給休暇が年間2カ月間。ランチタイムは毎日2時間。
◆フランス>小学校の給食は毎日フレンチフルコース!
◆ポルトガル>麻薬を使用しても罪には問われない!
◆フィンランド>学歴トップクラスの要因は「宿題がない」!
◆ドイツ>休日に上司が部下にメールを送ることを法律で禁止にした。
◆ノルウェー>刑務所なのに囚人の「自由」が許されていて、牢屋は一軒家!
◆チュニジア>男女平等実現により、女性の避妊治療が無料。
◆アイスランド>世界初の女性大統領の国の金融機関は、女性頭取のだけが生き残る。

この映画で描かれている内容、
対米隷属の日本政府でもやればよかったのにとつくづく思うんだよね。
この映画で取り上げられた国の「常識」を全部日本でやったら・・・無法地帯と化すのがオチやわ。

マイケル・ムーアは常にアメリカに対する愛国心を持っている。
自ら批判している「アメリカ白人」として生を受け、生まれ育ったアメリカの現状に憂いている。
その「憂い」が、「ボウリング・フォー・コロンバイン」、「華氏911」、
医療保険制度を切った「シッコ」、資本主義を批判した「キャピタリズム」と、
過激なアポなし取材で斬りまくったんだよね。
その姿勢も、アメリカの現状を憂いているが故の行動。
勇気あるジャーナリズムが国を変える。
それがマイケル・ムーアのドキュメンタリー映画なんだよね。
それに比べ、今の日本のジャーナリストは・・・
それでもチ●ポついてんですか?


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