何か事件があると正論を吐きながらブチ切れる人物がネット界には存在する。ほかでもない「総統閣下」である。映画『ヒトラー ~最期の12日間~』の1シーンを素材に字幕を勝手につけることにより、あたかも総統閣下が怒っているように見えるという伝統のシリーズである。

そしてまた……総統閣下がお怒りになられた! 今回のターゲットは苦情殺到、話題沸騰のiPhone用OS「iOS6」用の地図アプリだ。どのようにブチギレているのかは、動画「総統閣下はiOS6の純正地図アプリにお怒りのようです」にて確認できる。

よく道に迷う総統閣下は、iPhoneの地図アプリを重宝しているユーザーであった。しかし、側近にiOS6の純正地図アプリについて聞いてみると……「建物の名称表示がズレていたり、存在しない駅があったり、クレームが殺到しています」との報告を受ける。

総統閣下はしばし悩み、メガネを外し……じっくりと間を置いてから「というかアップルも何考えてんだよ!」と怒り爆発。「パチンコガンダム駅や、マクドナルド駅とか中国語やハングル表記とかあり得ないだろ!」と正論を吼えまくる。

「初めて買う人、この件を知らない人が地図アプリを使って迷子や、遅刻したらどうすんだよ!! ちくしょーめぇぇぇ!!」と怒りはますますヒートアップ。さらに地図アプリは「話のネタになる始末であり、『パチンコガンダム駅』という場所を探しに行ったニュースサイトまであるしっ!」と発言する始末。

ちなみに、このニュースサイトというのは本サイト「ロケットニュース24」のことであると思われる。詳しくは「『iOS6』のマップが表示している謎の「パチンコガンダム駅」に行ってみた」をご参照していただきたい。

なお、最期に総統閣下が発言した言葉は、「アップルさん、お願いですから早急に対応して下さい」であった。総統閣下が言うように、方向音痴の人にとってiPhoneの地図アプリは生命線。地図がショボければ生活に支障をきたすという人も多いだろう。アップルには、早急なる改善を期待したい。

(文=GO
参照元:Youtube endo yuki

▼それでは総統閣下のお怒りをご覧ください

▼(画像)おおお!

▼海外の有志も同じような英語版を作っていた!