RubyWorld Conference開催実行委員会は2011年5月31日、「RubyWorld Conference 2011」の発表者公募を開始した。同カンファレンスは2011年9月5日と6日の2日間、島根県松江市で行われるイベントで、実行委員長はまつもとゆきひろ氏が務める。

 RubyWorld Conference開催実行委員会はRubyアソシエーション、島根県、松江市、国立大学法人島根大学、松江工業高等専門学校、ジェトロ松江貿易情報センター、しまね産業振興財団、島根県情報産業協会、しまねOSS協議会、経済産業省 中国経済産業局で構成される。RubyWorld Conferenceは独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)との共催により開催される。

 2009年に第1回が開催され、今回が3回目となる。今回のテーマは「Rubyのエコシステム(生態系)」。開発者や技術者、Rubyで開発されたシステムを利用するエンドユーザー、コミュニティなど、Rubyにかかわる様々な人々による情報発信を目指す。

 募集する発表は、(1)Rubyに関連する最新技術動向、(2)システム開発事例、(3)ユーザー視点でのRuby導入事例、(4)公的機関でのRubyに関連する取り組み、(5)Rubyに関する教育・研究、の5分野。申し込み締切は2011年7月1日(金)。詳細はRubyWorld Conference 2011公式サイトの発表者募集ページに掲載している。