自分のことは自分が一番よく理解しているはずなのに、実はそうでもないことも...。それゆえに、いざというとき「自分は今、何を選択しすべきなのか?」がよくわからず、決断を迷ったりしがちです。そこで、自分を第三者のように捉えてみるのはどうでしょう?

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 心理学系メディア「Psychology Today」によると、第三者の視点で自分のことを考えたほうが、自分のニーズに気づきやすいそうです。たとえば、「コイツ(=自分)は、お腹が空きすぎてイライラしてるんだな」とか、「寒いから、長い間外にいるのはイヤだろう」といったように、自分を客観視することで、自分の真のニーズに目を向けられるというわけです。

一見バカバカしいアプローチですが、自分と少し距離をとると、頭の中が整理されたり、自分の意識に気づきやすくなるのかもしれません。「自分のことがわからない...」と思ったら、まずは自分を「オレ」や「わたし」といった一人称から、「彼」、「彼女」という三人称に置き換えてみるだけでも、自分を客観的にとらえやすくなりますよ。

Think of Yourself in the Third Person | Psychology Today

Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)