ブレイク・エドワーズ監督が亡くなりました。

>監督

『ピンク・パンサー』シリーズをありがとうございました!

ピンク・パンサーといえば、やっぱりケイトー。

クルーゾー警部の家で派手な格闘シーンを繰り広げる、あの東洋人です。
ケイトーはクルーゾーの使用人兼空手の弟子なので
隙があったらいつでも奇襲してこい、ということになっているのであります。
中国人っぽいけど、名前はKATO、つまり加藤だと思われます。

ちなみに「グリーン・ホーネット」のブルース・リーもKATOでしたが

どちらが先だったかは、諸説わかれるところだそう(ウィキペディアによると)。

なんでこんなにケイトーについてクドクド書いてるのか。

実はですね。
私の本名が、加藤なんですわ。
結婚して加藤姓になったとき、密かに「おおっケイトーだ」とほくそ笑みました。
もちろん、海外に行ってもKATOだとラク。すぐに名前を覚えてもらえます。
(余談ですが、旧姓のKOMETANIはタンザニアのある部族の言葉で「寝ぼすけ」という意味だそう。
 独身のときタンザニアに行ったら、入国審査の係員にパスポートをバシバシ叩かれて爆笑されました)

話を海外に飛んだついでに、先月行ったパリの話(しつこい)。

ノートルダム寺院の中に入ったとき

反射的に思い出したのは『ピンク・パンサー3』の1シーンでした。
クルーゾーが、カジモド(ノートルダムのせむし男)の変装セットに着替えて
その背中を膨らませるために、ケイトーが空気入れで
シュッシュッと空気を入れていくんですよ。
そのとき電話が鳴って、クルーゾーが
「ああ、ベル(鐘)が、ベルが、背中に響くのじゃ~」とか言うの。
くだらない(笑)
神聖なミサの最中、そんなこと考えてたらバチがあたりますな。

あ、表題の「熱海の捜査官」というのは、今年放映されたオダジョー主演のドラマで

ふせえり演じる婦人警官の名前が、桂東(ケイトー)さんだったのでした。
当然のことながら、隙あらばオダジョーを襲ってました。

監督が亡くなっても、こうして

『ピンク・パンサー』の遺伝子は、これからもKATOの国で受け継がれていくのです。