あなたは突然死にました。

そして気がついたら25年前の自分に戻っていました(記憶は死んだ時のまま)。
その後の人生をどう送りますか?
生まれ変わった直後の状況からその後の25年間をどう過ごすであろうか、回答してください。
※準備や心構えなどをする時間は一切ありません。

【お願い】
生まれ変わった時の年齢について必ずしも書く必要はありませんが、その後の人生を送る上で必要があれば、ある程度わかるように書いてください(学校の勉強とか就職とか)。
回答回数は2回にしましたので、2回目を書かれる場合は一度生まれ変わった人生(1回目)が失敗してまた同じタイミングで死んだやりなおすという想定で回答してください。その際は1回目の失敗の経過についても書いていただければ幸いです。

質問の趣旨的に25歳以上の方に回答願います。

回答の条件
  • 1人2回まで
  • 登録:
  • 終了:2011/01/29 11:23:06
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

ベストアンサー

id:alpinix No.25

回答回数617ベストアンサー獲得回数98

ポイント50pt

「きみ! 目を覚まして! 誰か、早く救急車を」

意識が溶ける、

暗転。

 

・・・

・・・・・

・・・・・・

右も左も、自分の足がどっちを向いているのかも分からない。立っているのか寝ているのかもあやふやだ。自分が息をしているのかそもそも生きているのかも。

 

太陽光に目を慣らしながら、ゆっくりと身体を確認した。思ったより軽い。

というかコンパクトだ。

 

記憶はしっかりしている。ただなんだろう、幼少期特有の脳みそに靄がかかったような、うすぼんやり感は。

・・・・

既に捨てたはずの子供の時のベッド、お下がりの勉強机。 

目が覚めた。新聞を見て、自分の記憶を辿った。タイムリープしたとしか思えない。

若しくは自分の頭がおかしくなったかのどちらかだ、冗談ではなく。

もしタイムリープ云々を自分の親に話したところで山向こうの精神病院に連れて行かれる可能性すらある。

 

ただ取りあえず自分の感覚に嘘は付けない。”おはよう1986年の僕 ” 僕はひとりごちた。

 

同時にそれは僕にある恐怖を植え付けもしたが、それには直面しないことにした。

ほぼ1年ほど、何も表面上は変わらず過ごした。

 

次第に自分の直感が正しいことを自分は疑いなくなっていった。

”それ、ゼンブ知ってる”

前の人生でもそうだったがより一層僕は時事ニュースを食い入るように見るようになった。海外のニュースなどあまり流れなかった時代だ。限られた情報だがそれでも多くの事実が僕のぼんやりした記憶と同じだった。

 

また一方で自分の記憶力に悔しい思いもした。25年も前の事件や時事ニュース、そんな正確には覚えていない。昔の事件の概要くらいは覚えていても、何年何月に○○が発生まではそうそう覚えているものではない。よくタイムワープ物で未来の新聞を持参してといったシチュエーションがあるが、僕の場合はそういう物的証拠となるものは何もない。

そんなうまい話はないよな。僕以外にタイムリープしている人がいれば、記憶の通りに事件が起こると決まったわけじゃない。そう考えて無駄な記憶は思い出して楽しむだけにした。

そうこうするうちに1988年の夏がやってきた。

すると、ニュースは”それ一色”になった。東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件。

強烈におぼえている。

さすがに殆どの日本人はあの犯人の名前を覚えていることだろう。

タイムリープした僕も例外ではない。

そしてこの世界では僕だけがあの事件が「連続」事件であることを”記憶”している。

 

悩んだ。もちろん助けるかどうかだ。

仮にこれから殺されることになる子供を助けることに意味があるのか? 

そもそも”僕が覚えていた”というたったそれだけの理由で彼女たちを救うことが許されることなのだろうか? 

以降の助けられなかった(この後に僕が思い出した犯罪)に僕は全ての責任を負えるのだろうか? 

(確か類似事件だけでもその後数回はなかっただろうか?)

 

結論はでなかったが、僕は動くことにした。

何もしないでニュースを見るのが怖かったせいもある。

"少なくとも"今回は助けられる可能性がとても高い。

個人情報云々にうるさくないこの時代なら、正確な本名とおおまかな年齢・住所、そして人相が分かっている僕ならあの犯人を特定できる。

 

何月何日に犯行に及んだのかまでは、報道されたはずだが正確には覚えていなかった。たしか数ヶ月おきではなかったか、という程度の記憶だ。

そこで幼児が活動する日中の犯人の行動を監視することにした。

(警察にも通報したが証拠がないとそれとなくパトロールを増やすくらいしかできないと言われた。この時点では連続殺人ではなかったからだろうか)

一人なので限界もあったが、幸運も重なり、運命の二人目が犯人と接触する日、その瞬間を押さえることができた。

 

犯人から少女を引き離すと、泣いてはいたが気丈だった。どちらかというと不思議そうに僕を見上げた。

どうしてここに貴方はいることができたの? と。

「二人だけの秘密だよ、僕は未来から君を助けにきたのさ」

少女は不思議そうに小首をかしげ、簡単なお礼を言ってくれたがそれだけだった。

僕は自分の行為を少しだけ後悔した。 

 

通報し、犯人は捕まった。”連続”ではなくなったので、もしかしたら元の世界のように死刑にならないかもしれない。 

 

僕は一躍時の人に・・・は、ならなかった。

そりゃそうだ。事件そのものが本来の状態から縮小化して収まったのだから。

 

そのこととは別に、僕は確信することになった。

瑣末な事変は僕が改変しても大枠の流れは変わらないことに。

その後も僕の記憶どおりに時事ニュースは流れたからだ。

それが意味する自分の結末を想像して身震いした。

 

その後、僕は有馬記念のオグリキャップ馬券などごくわずかだが確信のもてる記憶の事象により、小金持ちになることはできていた。

 

すると今度は彼らがやってきた。

某国の情報部員と彼は名乗った。

「知っている未来を教えて欲しい」

僕は少し曖昧に答えた。9月11日に気をつけて、と。

 

その後、十数年間は表面上は大過なく過ごした。僕はなけなしの記憶を頼りに隠遁できる程度には儲け、慎ましやかに暮らすことにした。

自分の存在を思索するために、田舎に家を買い一人暮らすことにした。

 

 

 

「あなたは突然死にました。」

 

僕の全てはここに集約するはずなのだ。

このループした人生は僕の死に繋がっている。それは普通の人が「必ず死ぬ」ということとは意味が違う、はずだ。

そのことにこの世界に覚醒したときからうっすらとは気づいていた。

でも敢えて目をそむけてきた。

そむけたまま二十数年ほど世界を旅し、辿りついた考えはこうだ。

 

僕の行動で世界の大きな動きが変わるわけではない。恐らく僕は"その日"がくるとまた死ぬ。そしてもう一度同じ人生を辿ることになるだろう。

 

僕はそのループから抜け出せるのだろうか? 

無限のタイムリープから。

まてよ、二回目以前の記憶を今の僕が持っているという必然性も無いのだ。

今の人生が二回目だとも限らない。

そもそも"今は何回目の人生"なのだ?

 

思考を変えよう、僕がタイムリープした後の世界はいったいどうなっているのだろう? 

その世界は複数存在しているのか?

それを見てみることはできないのか?

 

そもそも繰り返す人生に意味はあるのか?

人は繰り返しの無い人生を見るために生きているのではないのか?

 

僕は2011年の2月を心の底から渇望する。

25年と無限のループを掛けて。

 

 

田舎に引っ越した理由はもう一つあった。

いくつかの事象を充てて、あまりに無駄の無い動きをする僕の行動に疑問を持つものも当然ながら現れてきた。某国の調査員は僕が2011年1月移行の記憶を持たないことを確信すると、途端に興味をなくしたようだった。

 

問題は一般人だ。

その人たちに”真実”を話したことはないが、それでも疑問に思い、中には証拠は無いながらも「真相」にたどり着く者も出始めた。辿りついた人は押し並べて同じ視線を僕に向けてきた。

「モンスター!」

 

僕は追われる立場だった。

彼らの側に立てば気持ちは分かる。

僕がもし無限にタイムリープしているとすれば、自分たちのどこかの世界の人生に影響を受けないとは限らない。

今は順調な自分たちの人生が、タイムリープした僕の存在によって覆されるかもしれないのだ。確率的には「彼らの今が順風であればあるほど」僕の存在は危険なはずだ。

 

もうすぐ分かる。僕が永遠にループするのかどうか。

死にたいが死にたくない。

「逆ゾンビだな」

笑い話にもならない。

無限の回数の世界を共有しているようでいて僕は誰とも異なる世界を生きているエイリアンだ。

 

かといってループしたくはないが彼らに殺されたくもない。

 

「アナタハトツゼンシニマシタ」

今回のタイムリープ時に僕がどうやって死んだのか、そこのところはぼんやりだ。

なんだか突然に意識が朦朧として僕を呼びかける男の声がしていた、と思う。

 

男の声だけがやけにリアルで、周囲の映像がぼんやりと、と思ったら今の景色と似ていなくもないことに気が付いた。必要最低限の食事や日用品を買出しにくるスーパーの駐車場。平日の昼どき、人はまばらだ。駐車場の反対側の歩道を妙齢の女性が歩いている。こちらを見ていたのか少しだけ視線が交錯する。

 

「2011年1月だね、今日がその日なのかもしれない」

胸の裏側がざわざわする。得体の知れない虫が脛を駆け上がっている絵を想像する。

 

タイムリープに法則があるのかどうかは分からない。

死因だって前と同じかどうか分からない。

  

僕のすぐ背後からタイヤが横滑りする嫌な音がする。

エンジンをふかす音が二度、三度続く。

 

振り返った僕の視線の前に真っ白なランドローバーバンパーが迫っている。

運転席には見覚えのある男の顔が見えた。僕を恐れ、一時は教祖のように敬っていた男だ。

「あなたが(=つまり僕だ)生きていたら、世界は2012年を迎えられない!」と言い残して去っていった男だ。

 

この男は僕がタイムリープする前に殺してくれるのかもしれない。

そうではなくこの男の殺人そのものがタイムリープなのかもしれない。

 

すぐにどっちなのかは分かるはずだ。

でもどちらにしても決まっていることがある。

「2011年の桜はやっぱり見られないんだな」

 

ローバーの男の目が見開いて、悔しがるのが見えた。

 

僕は走りこんできた女の子のタックルに吹き飛ばされて、駐車場の地面で膝小僧に穴が空くほどの擦り傷を負う。

 

僕をタックルした女の子は駐車場の反対側の歩道を歩いていた人と同じようだ。服装が似ている。先ほどよく見ると女の子、という表現はお世辞を混ぜないといけないようだ。

30前後といったところか。

 

息をしているか確認するために女の顔を覗き込んだが、僕はその顔に覚えがあることに気づいた。

 

 

 

2011年の桜は平年から一週間ほど遅れて開花宣言が発表された。

  

_______________________________________

 

 

「リプレイ」の紹介ありがとうございます。

とっても面白そうで思わずアマでポチっとしてしまいました。

 

しかし「タイムリープ(無限ループ)」でかつ、「ハッピーエンド」というこのお題、めっちゃ難しいです。

かなーり冗長な文章になってしまったので、投稿しようかどうしようか迷いましたが、折角なので置いておきます。

最初は気軽に考え始めたのですが「この人生はループしているのかも」という可能性に自分が思い至ったら、そんな甘い状況にはなれないですね。

 

自信のある記憶を頼りに大勝負をしても、失敗する(記憶違いor記憶と事象が異なる)パターンもあり、結果破滅(破産)エンドも思い浮かんだりしたので、正直自分なら御免こうむりたいところです。

 

id:goldwell

回答ありがとうございます。しかも質問者の期待を込めたつぶやきに本当に応えてくれるとは思いませんでした。だんだん人力検索かきつばた的展開になってきた気がします。喜ばしいことです。

覚悟して回答をオープンしたら予想以上の長さだった(人のこと言えないか)ため、返信は翌日に持ち越してしまいました。


時を遡った後、ある程度落ち着いて自分のことがなんとかなりそうだと、次は歴史に介入する試みをしてみようとするのは当然かもしれません。すでに自分自身が変わってしまったことから変化は始まっているのですから。

よくタイムスリップものでは主人公が有名人物の暗殺事件を阻止することを試みて、それは成功するものの、暗殺は別の人物で行われ、結果的に人物を入れ替えただけで大事件は起こってしまうっていうパターンがあります。

個人がいくら足掻いても、国家に影響を与えるような歴史上の大きな流れは変わらないという説には納得いきます。その一方で、風が吹けば桶屋が儲かる式のほんの偶然があったかどうかで大幅に歴史が変わるかもしれない、タイムスリップした人物が本来しないはずの行動を取っただけで未来が変わるという流れにも魅力を感じてしまいますね。


ああ、なんか話が逸れてしまいましたが、主人公の行動が実を結びループ(仮定)を免れたこのラストには大変満足しております。桜を持ってくるあたりがとても印象的ですね。

それに時間旅行者にありがちなことにさりげなく触れているのにはわかっているなぁと。質問が終わった後にダイアリーに「こんなこともありそうだよね」と補完的に書こうと思っていたネタがなくなってしまったじゃないですか・・・。

2011/01/27 22:53:21

その他の回答30件)

id:taddy_frog No.1

回答回数832ベストアンサー獲得回数83

ポイント25pt

ぼくは現在39歳なので、14歳になります。

昔は強いヒーローが好きだったのに、14歳の夏頃から急に感覚が変わって、

敵と仲直りするヒーローが好きになりました。

その年に放送されてたロボットアニメは、前半のロボットは覚えているけどキャラは覚えてなくて、

後半のロボットは覚えてないけど、キャラは覚えています。





14歳に戻ったら、英語を真面目に勉強します。

なぜなら、25歳の時に、英語の得意だった友人を亡くして、

英語で書かれた資料は、ぼく自身が自分で読めなきゃいけないと思って、

壁に頭を打ちつけた後、窓から跳び下りようとしましたが、

死ぬ前に、ぼくが描いた漫画の一つを英語の小説にしようと思いついて思い留まりました。

そして27歳の時に、英語で書かれた資料を初めて自分で和訳しました。



また、男なのに男の服を着るのが嫌で、乱暴な遊びが出来なかったけど、

18歳の時に、男の服を着ていてショートカットで、言葉が男みたいな滅茶苦茶な女に出会って、

彼女のようにカッコよくなりたいと思って、男らしい服を着る事に抵抗が無くなりましたが、

その人はレズだったので、

彼女みたいになるか、女になって彼女とつき合うかで迷って、

カバンに女の服を入れて行って、気分次第で女装するようになって、

自分が男か女か分からなくなりましたが、

18歳以前は、不満の理由が分からなくて対処出来なかったけど、

今は理由が分かっているので、やり直すつもりは無いです。

id:goldwell

はやっ!

早速回答ありがとうございます。


そのご友人の死はtaddy_frogさんの人生を左右したわけですね。

私は死から救いたい友人が一人思い浮かびます。

2011/01/22 21:14:54
id:j4mika No.2

回答回数186ベストアンサー獲得回数27

ポイント20pt

とりあえず、未来に起こるであろう、株価や為替、馬券、政治動向、科学など思い出せる記憶全てをできるだけ正確に思い出し本にします。使い切れないほどのお金と地位が手に入ると思いますので、それらを利用して世界平和や飛躍的な技術の発展(技術の発展は生物に幸せをもたらすと信じているため)に貢献したいですね。

仮に、為替や馬券など全て記憶がないとして、お金が手に入らなくても、まるで見てきたかのような、クリアな未来像を示せますので、政治家や研究所を立ち上げ、未来を更に加速させた未来にしてみたいですね。

id:goldwell

回答ありがとうございます。


コメントに書いた通り、私は全然ギャンブルに興味なかったし経済も詳しくないので生まれ変わっても未来の知識を生かした金儲けはできそうにないです。年齢的にも自由になるお金が乏しいし。

j4mikaさんはそのあたりで障害があったりしないのかなぁとちょっと疑問に思ってしまいました。

2011/01/22 21:27:01
id:httwitter No.3

回答回数10ベストアンサー獲得回数0

ポイント20pt

その場合、私なら預言者になると思います。

始めは出来るだけその間にあった出来事を予想し

信用を獲得。

それから、世の中の闇(イラク戦争やサブプライムローン他)

を適切な時期に予言し

世界の不幸な出来事(勿論、私の主観・知っている限りでですが・・・。)

を一掃し世界を変える。

それと、いいニュースも予言する。

その分の対価もある程度貰い25年経った頃には引退・・・。

そして、ひっそりと悠々自適な生活をしますね。

・・・そんな質問をするアナタはもしかして・・・タイムスリッ・・・?

id:goldwell

回答ありがとうございます。


預言者も可能ですね。

その結果、世界中に注目されてしまうでしょうが、それが吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知ることでしょう。


>そんな質問をするアナタはもしかして・・・タイムスリッ・・・?

それに関しては詳しいコメントは差し控えますが、まったくタイムスリップに関わりが無くはないですよ。

2011/01/22 22:26:01
id:Newswirl No.4

回答回数210ベストアンサー獲得回数24

ポイント25pt

少なくとも私は、25年前に戻った私の記憶に25年後までの記憶が存在する時点で、

遡った25年前以前の世界同士は同じでも、25年前以降の世界は一致しないはずで、予知はできないと推測するでしょう。

なので、政治や経済、クラスメイトや会社の同僚も全く知らない人々になっている可能性は高いと感じています。

  

その上で、あくまで生前の記憶を経験として生きていくだけだと思います。

要するに、死なないで生き続けている"私"と同じ行動を起こしていると思います。

敢えて、生き続けていた場合との相違点があるとするならば、死を体験できたということです。

死は大きな出来事ですが、たった一つの体験に過ぎないので、そこから何を学べたかはその時の私の心情に依るのだろうなと思います。

id:goldwell

回答ありがとうございます。


>遡った25年前以前の世界同士は同じでも、25年前以降の世界は一致しないはずで、予知はできないと推測するでしょう。

鋭いですね。少なくとも遡った本人の周囲は激変する可能性が高いですからね。

生まれ変わってやり直すことよりも、死の経験に関して早速言及ある回答が来たのが意外でした。

2011/01/22 22:33:35
id:SALINGER No.5

回答回数3454ベストアンサー獲得回数969

ポイント50pt

目を開けるとそこは授業中の教室だった。


授業中に眠るのはいつものことだったが、今回ばかりはずいぶん長い夢だった気がする。すごくリアルで生々しい夢だった。目が覚めたときにほっとしたということは悪夢だったのだろう。ひどく汗をかいている。こんな日は仮病を使って早退し友人を誘ってゲーセンにでも行くか。ここら辺では一番の進学校だったが、こんな馬鹿なことをしてるのは私と友人くらいだ。


特に変わったことは無かった。その頃好きだったことはレンタルレコード屋で昔の洋楽をカセットテープにダビングすることで、その頃はビートルズがマイブームだったがなぜか急に興味が無くなったことくらいか。ただ何か得体の知れない違和感があった。


それが決定的になったのは、テレビでスペースシャトルの打ち上げを見ていた時だ。スペースシャトルチャレンジャーが打ち上げの秒読みをしているときに、なぜか鮮明な爆発するイメージが浮かぶ。その次の瞬間そのイメージが現実のものとなったときに確信した。「知っている」


自分は夢の中でこの世界の未来を擬似体験したことがある。いやまてよ果たしてこの世界が真で記憶にある世界が偽なのか?わからない。でも確かなのは今この世界にいて、もう一つの世界の記憶があることだけだ。そしてもう一つの記憶はこの世界の未来に他ならない。


じゃあ、こんな場合いったいどうしたらいいんだ?そんなときはネットで調べればいい。人力検索で質問でもしてみるか。いや待てよネットって何だ?人力検索?Windowsや携帯電話すら無い時代なんだぞ・・・って待てよ今が後のネット時代の前夜なのかもしれない。この瞬間から先を読めたビル・ゲイツやジョブス、孫正義が時代をリードして巨万の富を得ることになるのなら自分にもできるかもしれない。


~~25年後~~


それはそんなに難しいことではなかった。インターネットの普及は知っていたし。携帯電話を一人1台以上持つことになることも知っていた。アメリカにテロが起きることも、数度の戦争をすることも知っていた。サブプライムローンのときは資産が被害の受けない場所に移した。予め知っている世界では巨万の富と地位を手にすることは造作も無い。私は全てを手に入れた。


最初の頃ずっと気がかりだったことはなぜ2011年までの記憶しか無いかということだった。そのとき私に何が起きるのだろうか。そこでばっさり記憶が無いということは記憶の中の自分に何かが起きたことが考えられる。事故か、病気か、それとも誰かに殺されるのか。ただそのことをいつしか考えるのをやめてしまった。


日本で一番人気のあったアイドルを妻にすることもできた。それは芸能界に入る前の彼女に猛アタックして射止めたからだ。彼女が後に国民的アイドルとなるずっと前だ。ただ彼女に関しては失敗だったろう。外見だけで中身の無い人形、お茶漬け一つ作れない。そこには他人を思いやる優しさは無かった。この前あったときに彼女は私を憐れむように言った「あなたは何でも持っているけど何も持っていない人ね」


私は何かを手に入れるたびに虚しい気持ちが心を支配するようになっていった。真に愛してくれる家族はいなかったし、私の周りには私のお金目当てで集まってくる人間しかいなかった。美味しい食事も高いお酒もおいしいとは感じたのは最初だけだ。ぜいたくしても虚しいだけで楽しいことは何も無かった。すでに知っている世界に興味が無くなっていったのかもしれない。そんなときに決まって記憶の奥の深いところに一つのイメージが浮かぶことになる。


幾重にも重なった記憶の一番下にそのイメージは在った。お世辞にも美人とは言えない一人の女性の姿。その女性は私のそばで安心したように眠っている。質素でも満ち足りた生活のイメージ。もう二度と手に入らないものがそこにはあった。


涙が流れた。そしてこめかみ銃を当てて引き金を引いた。

id:goldwell

回答ありがとうございます・・・。

何も言うことありません。

夢や野心に溢れる回答よりも、私はこういう内容を望んでいたのかもしれません。


とまさか初日にそう思わされるとはね。ええーい、ハッピーエンドで質問者を唸らすような回答を待っていますよ~。

2011/01/22 23:35:51
id:hanako393 No.6

回答回数1142ベストアンサー獲得回数87

ポイント5pt

goldwellさんを探し出して、逆ナンして彼女になって

性格を私好みに作り変えたいと思います。

id:goldwell

1986年1月、埼玉のとある場所にて。

純情無垢な25年前のgoldwell「誰ですかあなたは?うわなにするやめ(ry)」


すいません。不適切な表現があったことをお詫びします。

2011/01/22 23:46:04
id:poultry_research No.7

回答回数143ベストアンサー獲得回数8

ポイント30pt

あなたは突然死にました。

そして気がついたら25年前の自分に戻っていました(記憶は死んだ時のまま)。

その後の人生をどう送りますか?

生まれ変わった直後の状況からその後の25年間をどう過ごすであろうか、回答してください。

※準備や心構えなどをする時間は一切ありません。

http://q.hatena.ne.jp/1295696153


現在30歳であると仮定します。

25年前は5歳、つまり小学生入学前です。

この時に30歳の記憶をもっているので、学校の勉強は少なくともしなくて大丈夫です。

ただ、友人関係に悩むと思うので、読書をする子供になると思います。


また今では当たり前のインターネット環境もまだないため、

なかなか厳しい環境なので、読書や勉強に引きこもってしまうかもしれません。


ただ、勉強をしておけば将来役に立つことを知っているので、

勉強は以前よりしっかりすると思います。

また、体育や家庭科などがその後の人生でかなり役立つことも

知っているので、このあたりは親に頼み込み習い事をするかもしれません。


体育習い事例:水泳教室に通う。ジムで体を鍛えるなど

家庭科:料理教室に通う。ボタン付け、アイロンの使い方などの簡単な裁縫ができるようになる。


その他は今とたいして変わらない人生を送ると思います。


ただ、会社は今より待遇のよい会社に入れるよう努力したいです。

ただ先が見えてしまっている学生時代はつらいだろうな…。

id:goldwell

回答ありがとうございます。


>学校の勉強は少なくともしなくて大丈夫です。

そこんところが、人によってどう分かれるかですよね。得意分野はいいけど苦手分野は…?小学生くらいはまだしも高校大学は…?

少なくとも勉学に対して目的意識が持てるのは有利かもしれません。


>ただ先が見えてしまっている学生時代はつらいだろうな…。

本人の努力でどこまで変えられるかですよね。

2011/01/22 23:51:30
id:hkoki No.8

回答回数136ベストアンサー獲得回数2

ポイント15pt

25年前の入試は、英語だけ出来たら良い・・・なんて時代でした

(今やっと気づいた)から、試験英語としてもちっと英語を勉強

したかな。

当時も、今も、英語は必要ないから、勉強するのしんどかった

からなぁ・・・試験英語として割り切って勉強してみようかと。

id:goldwell

回答ありがとうございます。


私は大人になって英語を勉強しなおしているクチですが、学生時代にもうちっと勉強していれば今の苦労が無かったとかどうかははっきりわかりません。

ただ、勉強に対する意識は変わったでしょうね。

2011/01/23 14:37:48
id:Lew No.9

回答回数469ベストアンサー獲得回数20

ポイント20pt

自分は今29歳なんで25年前だと4歳。

もう少し前だったら、3歳のときの交通事故を止めたいのですが、それは無理な年齢になってしまっていますね。

とりあえず、今肥満体系なんで、運動量を増やして、常にやせることを意識して生きるでしょうね。知識は残ってはいますが、大学受験やなんかはそんなに成績上げられないし、大学がとにかく楽しかったので、無理に成績をあげることはせず、そこにたどり着けるようにうまく軟着陸できるようにそれまでの人生を送っていくでしょう。勉強以外の知識をもっと覚えると思います。

ただ、お金儲けができるようにしておきますね。突発的なんで宝くじやギャンブル等は覚えていなくても、企業情報なんかは覚えていると思うので、とにかくYahoo株買ったり、任天堂がDS出す前にの低い株価のうちに買っておく(そのころにちょうど働く年齢のはず)

まぁ、戻りたいと思うこともたまにはありますね。高校はあまり良い思い出ないから大学くらいに戻りたいです。

id:goldwell

回答ありがとうございます。


事故や肥満で思い出したのですけど、気をつけていれば身体的に今よりもましな状態になるんじゃないかってのはありますね。

私の場合は視力と歯かなぁ。うーん、歯はともかく、目に関しては主な原因と思える小説・漫画・ゲームを控えることができるか自信がないですが・・・。

2011/01/23 14:43:01
id:SALINGER No.10

回答回数3454ベストアンサー獲得回数969

ポイント50pt

その男が私の研究室に突然来たときは正直驚いたよ。初対面の私にある薬を開発してくれと言う。その為の資金はいくらでも出すと言うのだ。その当時私の研究室は資金に困窮してたからすぐにその話に飛びついたよ。それで薬の開発を引き受けるときに一つだけ聞いたんだ。「何の為にそんな薬がほしいんだい?」そしたら男はしばらく考えて言った「取り戻すため」と。


薬ができるまでは数年の期間が必要だった。それでも既に高血圧の心臓病疾患の薬に同様の効果を持つ物があったから、後はその薬の効果を強めて確実にすることだった。ただし、研究の成果が上がるにつれだんだん怖くなってきたよ。その薬を使うとどんな副作用が起きるかもわからなかったし、最悪死の危険すらあった。だから、この薬が完成して男に渡すときに「出来たらこの薬は使わないほうがいい。効果は間違いないが死んでしまったら何にもならない」と言った。男は言ったよ「死ぬのはかまわないんだ」


それから男が語った話は俄には信じられる物ではなかった。男は死ぬたびに1986年の自分に引き戻されると言うのだ。しかもそれまでの記憶を持ったまま。男は今までも何度も人生を繰り返していて、繰り返すたびに人生に絶望し自殺を繰り返しているという。まあ正直この男のことは気違いなんだと思ったが、その男はこれまで神がかり的な手腕で一財産を築いたというのはその世界では有名な話なのも事実。男が記憶を持っているばかりに未来に希望を持てず死を選んでしまうなら、いっそのこと記憶さえなければ本当に男が望む人生が手に入るに違いないと言う。


男から依頼された薬とはまさしく記憶を消す薬だった。この薬は人間の記憶をきれいさっぱりと消す効果があるはずだ。男が望んでいるのはこの馬鹿げたタイムループから抜け出すことではなく、たった一度でも男が望む本当の人生を取り戻すことだったのであろう。その為に記憶をこの世界に置いていく薬なんだと。


男はそのすぐ後にその薬と毒薬を飲んで死んだよ。

成功したかはわからない。

死んだ後のことなんて誰にもわかりはしないから。

ただ男の死に顔は何か満ち足りたような顔にも見えた。







目を開けるとそこは授業中の教室だった。


授業中に眠るのはいつものことだったが、今回ばかりはずいぶん長い夢だった気がする。

友人がからかう。「何寝ぼけた顔してるんだ。スケベな夢でも見てたんじゃないのか」


「いや、夢は見なかったよ」



参考http://gigazine.net/news/20070702_memories/

id:goldwell

2回目の回答ありがとうございます。

内容を読んだかぎりでは、てっきりSALINGERさんはこの質問の元ネタはご存じなのだろうと思いました(コメントを読んだかぎりでは偶然の可能性もありますが)。

その上で「記憶を消す薬」というアイテムを使ってのアレンジはさすがです。

j4mikaさんのコメント通り、自殺というオチは暗いですが、生まれ変わりがループするというのは質問の設定の一部として考えていたことでもあるんです。

ただそうすると、ややこしくなるのと、どうしてもあまり良さそうな先行きが見えないのでやめたのですが。


>あんまり他の人に読んでもらう為の長文を書かないので稚拙な文章で恥ずかしい限りです。

いやぁ、ご謙遜を(笑)

2011/01/23 16:43:21
id:nawatobi_penguin No.11

回答回数697ベストアンサー獲得回数99

ポイント50pt

25年前という人によって変わってくる設定は面白いですね。



戻ったとしても25年前とは完全に同じ世界ではないと思いますが

だから具体的な日時までの予言や競馬など短期間での予測は不可能として自分の経験をもとにして生きていくと

思います。

ただ自己の同一性が失われないということは肉体においては25年前の自分と同じとみなしてよさそうですので、

自分の体質(成長の速度や止まる時期、だいたいの身長、発言する持病)は分かっているので、

あらかじめ自分で対応を考えておくことができるのは非常に有利です。

またそういう肉体ならば血縁関係ある両親や祖父母くらいなら今と変わらなさそうですし、

ならばあまり家庭環境に変化はなさそうです。また生活範囲も同じでしょう。(住所までは分かりませんが)



ちょうど25年前だと小学一年生です。

当時いじめはいじめられる側が悪いや間違った意味でのけんか両成敗としていずれにせよかばってくれる世間は

いませんでした。

ですから学校外の世界とつながるために文通を色々な相手としようと思います。

(個人情報を偽って文通なんて考えられない時代ですから大人だと偽って上の世代とかかわってもいい訳です)

あとは習い事で頼むには金銭的な問題がありますが、学校での競争ではなく運動をする楽しみを覚えるために

外でぐるぐる走ったりしてると思います。

読書はもともと好きな性質ですが学校で教えられる内容には満足できないでしょうから、

(まだ保護者がいないといけない年齢なので)親についてもらって図書館通いになるでしょう。

(実際に当時から通っていましたが、読む本を親に納得させるのにはさらに苦労しそう)



あとは家庭内の状況もだいたい理解しているので、

親がピリピリしているときはなんでもいちゃもんつけられるのだとあきらめがつくと思います。

あとは親の喜ぶような手伝い方ができたのでは?と思います。(教えるのが好きではない親なので)

また手紙類を勝手に罪悪感なく読むのでデスノートばりにフェイクをいれて隠蔽しますね。



学業など自分で努力すればなんとかなりそうなものは、

1a.国立教育学部付属中高一貫校の受験をする

1b.隣の県の学校に行くor高等専修学校に進学

これは県立高校進学において自分の住んでいるところは内申点と中2末に行われる検査(大学のセンター試験の様なもの)

で入学判定のウエイトの2/3を占めているので、中学校での生活は結構ハードでいじめもあり最悪でした。

また成績も絶対評価(10段階評価で言うと10と1が5%とか決まっている)で一点の差と素行(授業態度、部活動への参加程度)で定期テストだけできていればいいのではなかったのです。

(他県のように中3の受験間際に勉強すれば何とかなるのがうらやましかったです。)

2.英語を会話できるレベルに持っていく

読み書き中心なので笑われても発音の練習はする。

米軍基地が近いので住宅の奥様が英会話レッスンを無償に近い感じでやっていたので参加するでしょう。

3.大学はなるべく親の負担にならない&できたら親元を離れる

自宅から通える範囲の国公立(とはいえ首都圏なのでかなり勉強が必要)または

防衛大、防衛医科大、気象大、海上保安大に進もうと思います。

親の負担にならないというのは進みたい所が理系なのでです。

あと親元を離れたいというのは(たぶん誕生するであろう)歳の離れた兄弟とかかわりたくないのと、

勉強で遅くなっても遊んでいるんじゃないか?という親の無理解からです。

4.流行を受け入れられないなりにオシャレだとわかる恰好をする

大体の歴史が同じとすると征服から解放される時期に茶髪(ハイブリーチ)&細眉が流行るのですが

受け入れられずかといって他の選択肢は分からなかったのでもっと格好に気を使います。

5.気になった人がいたら声かける

これはナンパって意味じゃなくて、もっと楽に人とつながって友達づきあいもゆるく考えてよかったのでは?

という反省からです。

6.健康に気をつける

目が悪いのとアトピー性皮膚炎は自己同一性が保たれる肉体であろうことから類推できるので

正しいケアをしていきます。

あとひどい腰痛は運動をして体力をつけるのと

リラックスするのが下手で自律神経が弱いのでストレッチとか緩急をうまく付けられるようになりたいです。

7.はやくからITに触れる

これはニフティサーブとかもっとクローズドでリテラシーが高い時代から慣れておけば

いろいろ抵抗感なく楽しめたかなと思ったからです。




まじめに考えるとこんなに項目があって恥ずかしい限りです。

すっごくくだらない次元の話だと高校の時にほのかに好きだった若い先生がおり、

まだ学生の頃の先生に近づいてあわよくば付き合おうと画策するかもしれません。

(まるっきりストーカーですよね。これじゃ)

id:goldwell

回答ありがとうございます。

ここまで真剣に考えてくれるとは質問したかいがあります。まさに人生の再設計ですね。影響を及ぼす範囲を個人の人生に限っても、25年の未来を知ることは大きなアドバンテージになるであろうことはわかります。

小中学生の頃は将来のことを具体的に考えることはなかなか難しいですが、スケジュールされた一区切りと考えるとまた違うでしょう。


一応、生まれ変わった時点では特に時系列を遡るだけで、別世界とは考えていませんでした。ただ、本人の周囲では言動の変化によって元の歴史とは大幅に変わるであろうことは先に書いた通りです。

2011/01/23 16:53:42
id:tibitora No.12

回答回数3037ベストアンサー獲得回数202

ポイント15pt

25年前ですと8歳です。

色々な事情で学校に行けなくなる前ですので、25年前の自分に戻ったらまず学校に通う方を選びます。

その後の25年間は今知り合っている人と会うことが出来たり、進んでいる道が違うから会わなかったり、色々あると思います。

多分まったく違う人生になると思います。

id:goldwell

回答ありがとうございます。


進路を変えてしまうと、会うはずだった人間(友人や恋人)と会えなくなる可能性があるのが悩ましいですよね。

2011/01/23 19:38:35
id:iklpp-22 No.13

回答回数34ベストアンサー獲得回数0

ポイント1pt

お腹の中だから生まれるまでの時間でシュミレーションをww

id:goldwell

とある天界での話。

部下「困ったことになりました」

上司「なんだね。急に」

部下「№13ですが、25年前の時点ではこの世に生を受けておりません。」

上司「母親のお腹の中にいたと書いてあるが」

部下「いえ、調べてみましたら、生まれてくるまでに更に十年ほどかかる見込みです」

上司「ふーん。まぁ、本人が希望しているんだからいいんじゃない。」

部下「えっ、そのようなケースは初めてでして、どのような結果になるかわかりません…。」

上司「この世から消え去る可能性高いね。フヒヒ」

2011/01/23 21:53:50
id:suppadv No.14

回答回数3552ベストアンサー獲得回数268

ポイント15pt

部活とバイトを頑張っていた時期ですね。

楽しかったので、直後は、そのままですね。

その後も特に大きく修正をしたいとは思いませんが、死に別れた友人とはもっと語らいたいと思いますし、親には苦労をかけているので、もう少し親孝行をしたいと思います。

id:goldwell

回答ありがとうございます。


親孝行したい時にはなんとやらと言いますしね。

私は亡き祖父母にもっといろいろと昔の話を聞きたかったと思います。

2011/01/23 22:07:29
id:SweetSmile1978 No.15

回答回数199ベストアンサー獲得回数31

ポイント1pt

予言者として愚かな人間どもから

金をかき集める

とか?

id:goldwell

タイムスリップしなくても、宗教団体や詐欺師には実際にそういうことをやっている輩がいそうですな。

2011/01/23 22:11:28
id:NAPORIN No.16

回答回数4892ベストアンサー獲得回数909

ポイント50pt

元ネタは北村薫さんが作品に同名をつけるのを断念するきっかけになったアメリカの作品「リプレイ」でしたか。それともまさに北村さんの「リターン」?ハインライン「夏への扉」?

 

25年前、1986年1月24日。

つくばEXPO85が終わっていますね。私はまだ中学2年生の終わりごろです。末のきょうだいは小学2年生で、1ヶ月ほどまえはサンタさんからプレゼントをもらっていましたね。私は図書券だったかな。

以下は下調べすることなく現在のうろおぼえの記憶で。(それを当時の状況で調べながらやりとげなければならないということですよね)

  

1.株券を買いたいとは思います。今の知識と行動力があればとはおもいますが、中学生のときは小遣いがたしか月額1000円くらいでした。証券会社までの交通費だけでなくなってしまい株が買えない。高校生までおあずけですが、その頃はまさにバブルなんですよね、チャンスを失するかもしれません。はじけおわってから大学生で始めるかもしれません。なおそのころ親は下の兄弟で大変ですから小遣い増額を申し出ることもままなりません。ただし親の贈答品でそうとう美味しい物を食べられます。

 

2.健康には気を使います。家族にも。自分は冷えに気を使わない子供でしたし、北側の六畳間でエアコンもありませんでふとんにもぐって本を読んでいました。居間は子供たちのエリアでしたし。妹の嫌いな人参を食べてあげるとおもいます。親の家事を少しだけ手伝うかもしれません。掃除も料理も今のほうが断然うまいかな。そうすればあたたかい居間で恋愛漫画を堂々と読めるかもしれません。

 

3.普通に大学に行けるとは思います。今の記憶をもったままなら高校時点での留学を進められるかもしれません。アメリカにはあまり好きなタイプのアニメ文化がありませんし、親の負担になりますからフルブライトくらいまで敷居があがるでしょう。しかし一度アメリカにいければ学生が特許を書くこともできそうです。しらべてまだ基本特許がでていなければ、ポリカーボネートとチグラナッタ触媒、ポリイミド、液晶などの分子構造の基本特許(基本特許がすでにでていれば用途発明。イミドのラビング絶縁膜とか)を出すかもしれません。青色LEDは組成を覚えていない、残念。日本窒素?の株を買うくらいか。カップリング合成や不斉合成はもうあったハズです。もちろんウィンドウズなどUIで使い勝手がよく広まっていくOSも知ってはいますが、コードの仕組みまでは知らないないために具体的にかけないと思います。いずれにせよ20年しか持たない特許ですしライセンス料契約、侵害警告などは会社をつくらなければ維持できない。夏への扉は少々無理かもしれません。

 

4.美術部、文芸部など部活をもうすこし真面目にします、というかもうすこし要領よくできるとおもいます。そこにいた2人の友人を、卒業してからもフォローしつづけたい。一人には進路が間違っている、そちらにいくとストーカーにあって家からでられなくなると教える。一方で自分は大学で漫研が男子ばっかりでも恐れずに入部してアニメーションスタジオに就職してみたいけれど、あそこいくと単位落とすんですよね。しかし何をするにしてもワープロと感熱紙、それにHDD25MBのウィンドウズ3しかないのは少々辛い。レポートは手書きだった。研究室にはマックとケムドロー。3.5インチFDD。全部今では動きません。

 

5.大学に入ってからは家庭教師のバイトをもうすこしうまくやりたい。今も人に教えるのがとても下手ですが当時の男の子には悪いことをしました。

 

6.とにかく東京の国立大学に行けるようにもう少しだけがんばりたいです。一度は東京の西側に一人暮らししたかったのですがその知識もいまならあります。ビルゲイツやスマップのだれかと結婚しておく? 他人の人生変える勇気はないですね。DOSからインターネットの開発? う~んどうでしょう・・。でも今たくさん読んで覚えているラノベやアニメのネタを一足お先にいただいて公募に応募したらけっこういい線いけるのかもしれません。同人誌で発表するのかもしれません。

 お金があってアニメイトかイベントでの買い放題が最初のうちからできていたらどうでしょうね。もっと早くに飽きて別のことを始めることができたのでしょうか、書庫を借りて増やしつづけていたようにおもいます。お金さえあれば50万円も払ってフォトショップだのマックだのをバカスカ買ってCGイラストレーターかゲームプロデューサーになれていたのかもしれません。例えばトルネコの冒険、ボンバーマンなどもアイデアだけなら出せる。しかしフィルタ適用さえも遅くていらいらするんだろうなあ。

いくつか特許を出すかもしれません、大学のお金など借りながら。

 

7.そんなわけでファッションはお金を掛けたくないですね。ユニクロファッションがまだそろわないし、スーパーもスタンダードではなく凝ったへんな服ばかり売っていたので「しまむら」などでがんばるしかないですね(むじるしは当時から高い)。まゆは整えます。カーラーも化粧品も大変だったとおもいます。ああ、すぐ廃番になる4000円の口紅(カネボウのインフィニティでしたか、BE39というの)を4本くらい買って冷蔵庫で保存しながら大事に使います。

 

 

とにかく長女として親と喧嘩ばかりしていたこと(外面としては文句なしの優等生だったのに)、お小遣いとチャンネル権がないこと(下の兄弟とのかねあい)、それと健康面の制約は非常に辛かった。やりなおしでも行動の自由度はじわじわとしか増えないでしょう。でもクラスにかっこいい男子がいたりして(今みてもかっこいいです)、幸せではあったんで、けっこうそのまま楽しんでしまうかもしれません。

創作方面(特許、小説など)では、自分が今もっているものは連綿たる歴史にたくさん影響を頂いたものなので、オリジナルの、今尊敬している作者が私よりあとから来てどういう影響をうけるかと思うと少し怖くはあります。今大好きな作品が私の存在のおかげで立ち消えるかもしれない。しかし私も今の作家をまるごといただけるほどの腕力=影響力はないはずだし、センスというか、作品はその人のものと信じていろいろやってみるしかないのでしょう。

id:goldwell

元ネタは北村薫さんが作品に同名をつけるのを断念するきっかけになったアメリカの作品「リプレイ」でしたか。

そんなエピソードありましたっけ?あーそういえばあったような。と思って書棚を探してみたら『スキップ』の付記で触れていましたね。そういえば『スキップ』はこの質問とは逆パターンで、それも面白そう。


力作回答ありがとうございます。

これをプロットにすれば、それだけでタイプスリップものの中短編が一冊できそう。

そうすると、やはりNAPORINさんは頭に詰まっている創作品のアイデアを時代を先取りして発表し、未来の大作家たちが影響を受けるようになる伝説のクリエイターというのが合いそうな気がします。「今大好きな作品が私の存在のおかげで立ち消えるかもしれない。」というオチまであるし。

NAPORINさんへの返信書いていて思い出したのが、小林信彦の『イエスタデイ・ワンス・モア』を思い出しました。

http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-10523218878.html

こちらの主人公は1989年から1959年にそのままの姿でタイムスリップするのですが、好きだったテレビ、特にバラエティのネタを元に放送作家になり、秋元某氏の如き超売れっ子になるのですが、手持ちのネタが尽きると…。


文筆といえば、PC環境にも触れられていますが、PCに慣れている今からすると、手書きで相当の分量をこなすのは辛いものですね。まぁ体力と時間はありますけど。

とりあえず先立つものは必要そうですが、学生の分際でどれだけ効率良く稼ぐかが問題です。『リプレイ』では儲けを三割提供で上級生に依頼していましたが、中学生ではなかなか大変だろうなぁと思うのです。そのへんは自分に置き換えてみても感じたことでした。

2011/01/24 23:17:54
id:aolme-ru No.17

回答回数1ベストアンサー獲得回数0

ポイント1pt

未来におきることをいいまくってるかも。

id:goldwell

とある天界での話。その2

部下「年齢は不明ですが、№17も状況証拠的に25歳に達していないように思われます」

上司「じゃあ、本人に聞いてみればいい。」

部下「どうやってですか?面と向かって話すわけではないので、言い張られたらそれでおしまいですが。」

上司「頭使えよ~。「平成生まれはこれ知らないよな」を聞いて反応をみるとかさぁ。大山のぶ代の声聞かせて「ドラえもん」と返ってきたり、「諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。何故だ!?」と問いかけて「ぼうやだからさ」と返ってきたら大人の可能性高い。あとは秋元康プロデュースと言えば?でAKB48じゃなくておニャン子クラブと返ってきたらズバリ30代以上だ!」

部下「・・・」

2011/01/24 23:56:10
id:amaterass110 No.18

回答回数2ベストアンサー獲得回数0

ポイント5pt

そうですね……ぼくなら

「前生きた人生の道をそのまま通る」です。

全く同じように生きるのです。

新しい発見があって、面白いと思います。

id:goldwell

とある天界での話。その3

部下「あの、」

上司「またか」

部下「ええ、またです。しかも中学生です」

上司「ええーい、面倒くせぇ。だいたいなぁ、十代で人生やりなおすとか何言っちゃってるんだよ!!もっと先見ろよ、先!」

部下「・・・(アラフォーおやじの逆ギレか…)」


・・・お願い。質問文読んでください。

2011/01/25 00:08:45
id:lqdf No.19

回答回数58ベストアンサー獲得回数3

ポイント50pt

> あなたは突然死にました。

> そして気がついたら25年前の自分に戻っていました(記憶は死んだ時のまま)。

これは面白いですね。いくつかの違った解釈が可能ですね。



さて。

彼女は2011年1月24日に死にました。

その子は、彼女が死んだその部屋で、何が起こったかもよくわからずに泣いています。


ぼんやりと目を開けたら、ひどく打った頭の痛みがすっかり消えていた。

でも、さっきのあの衝撃は、どんな恐ろしいことが起こったんだろう?

それに、自分の体はどうなってしまったんだろう?

崩れた壁を超えて、吹きこんで来る風が冷たい。

外に出ようと思ったら、体がおかしい。


何が起こったのか?

口をついて出た自分の声はまともな悲鳴にもなっていなくて、

さらに恐怖は募り、泣き出してしまう。



~ ~ ~



彼女は幸いにも、凍え死んでしまう前に通りがかった近隣住民に発見され、無事に保護された。

当然ながら、身元はわからない。

大震災から2週間後、安否を訪ね、彼女の交際相手が避難所を訪ねて来る。


探していた名前は、リストには入っていないようだった。

ただ、「〇〇ちゃん」というのがあった。

一瞬心臓が止まったが、当たり前のように、そんな可能性には誰も気付かない。

避難所人で溢れかえっていた。訪ねてきた人は、別の場所を探しに、その場を出て行った。



"〇〇ちゃん(2才前後?)"

と、ひらがなで書いたのは、もちろん本人ではない。



~ ~ ~



3年後。


初老の女性が、部屋で遊ぶ子供を眺めている。

その子は小さい頃の娘によく似ている。似すぎている。


混乱は解消されないまま。その混乱した状態をそのまま受け入れるしかなかった。

娘は今も、生死不明のままになっている。

娘の住んでいた部屋で発見された子供がいると連絡を受けたのが、震災から1ヶ月後。

聞いた名前は娘と同じだった。どんな字を書くのかは、わからない。

娘と、関係がないわけがない。でも、一体どういうことだろう。

混乱したまま、その子を見に行った。

小さいころの娘にそっくりだった。あまりにも、よく似ていた。


娘の交際相手と連絡が取れた時は、さらに混乱に陥った。

彼女の生んだ子どもでは?ないだろう。ありえない。

しかし、そうでないとすると、一体何だというのか。

ありえない。


彼女の父は、DNA鑑定でもすれば一発でわかると、言いはしても積極的に実行に移そうとはしなかった。

みんなが「そうだね」と反応したきり、敢えてその話題に触れようとはしなかった。


彼女は、彼女の母親に引き取られ、彼女の弟に面倒を見てもらって、成長する。


~ ~ ~


さらに10年後。


私は中学校に通っている。


震災の後のことは、一人でよく思い返す。

その前の、26年間のことも思い返す。

誰かがいる時には、震災以前のことは忘れておく。


あの時、しゃべることも、歩くことも満足にできなかった。

でも、彼女の知っていたことは、なんでも全部覚えていた。

人の話は理解できた。思い通りに発音したり、できなかっただけ。


それでよかったと、落ち着いてから思った。

何が起こったのかは、伝えないほうがいいような気がする。

というか、何が起こったんだろう。


少し大きくなってから、周囲の人に彼女が生きていると伝えるメールを送ることも考えた。

が。その後の展開を考えて(そして考えきれず)、やめた。

さらに混乱を生みそうだし。

彼女は確かに死んでしまったのだし。


~ ~ ~


それから10年くらいして、私は私が死んだ歳になる。

2036年1月24日、震災から25年。

黙祷。


死んでしまった私の冥福を祈る。

それは私ではないと思う。


25年前の自分は今の自分とは別の人。

今の自分は昔の自分の生まれ変わり。

というようなことは、何十年も前から思っていたなあ、とか思う。



~ ~ ~


以上。おやすみなさい。

id:goldwell

おお、そういうパターンで来るとは思いませんでした。回答ありがとうございます。創作してもらえると嬉しいです。


震災という人智を超えた力によって時を超えてしまったのでしょうか。

不思議なストーリーをじっくり読ませていただきました。


彼女の父は、DNA鑑定でもすれば一発でわかると、言いはしても積極的に実行に移そうとはしなかった。

同じ親の立場として、なんかわかるような気がします。

2011/01/25 20:23:45
id:takejin No.20

回答回数1543ベストアンサー獲得回数203

ポイント50pt

雪煙と衝撃が消えると、私は緩斜面の中ほどにいた。圧雪されたゲレンデの感触が伝わってくる。

スキー板は斜面を捉えていて、私の体は谷に向かっていた。

「をっと。」

短くエッジの無い板と、ゆるいブーツに戸惑いながら、私は斜面にステップを刻んでいった。

リフトの乗り場に着くと、係のおじさんに声をかけられた。

「さっきと別人じゃないか。ホントはうまいんだな。」

「どうも」

私は軽く挨拶して、リフトに乗り込んだ。

なんだ?なんでこんな緩斜面を滑ってるんだ?さっきの雪崩は?ここは頂上じゃないじゃないか。

第一、こんなシングルリフトなんて

「あれ、ここ菅平?俺八方にいたんじゃな」

俺はリフト券を見た。

『1986・1・18』

あれ。

 

 

 

何。なんで1986年なんだよ

 

ひょっとして、ドッキリ?それとも『タイムスリップ』ってやつ?

着てるウェアも初心者だし。板も短いレンタルだし。ブーツもひでぇ。

25年前かぁ。始めたばっかりだったなぁ、スキー。

ええー、どうなんのこれから。とりあえず、滑るか。宿とかどこだったっけ。たぶん、あいつらと来ていたから…

 

と、スキー場に舞い戻るのでしょうな。25年前なら。その頃始めたスキーで、その後の人生が決まったようなものだから。

 

「これからどうするんだ。転職先は決まったのか?」

「ええ。」

「どこなんだ?もういいだろう」

「ええ。日亜化学工業です。」

「どこだそれ。」

「まあ、見ててください。」

 

記憶が残っているなら、日亜化学工業に転職します。

たぶん、間に合うと思う。

 

あとは、バブルの崩壊する日がわかっていればOKでしょう。

 

***************

「寒いなあ。」

「当たり前でしょ。ここはニセコの頂上なのよ。」

妻が隣で微笑む。今日は1月18日。あれから25年が過ぎた。

青色LED特許のロイヤルティと、バブルで売り抜けた財産で、私は悠々自適の生活をしていた。

しかし、妻は25年前と同じだった。まあいいさ。夫婦の重大な危機は、事前に回避できたし。

こうして、ゲレンデに立てるのも、妻のおかげだ。

あの日の八方尾根には、近寄らないことにして、やってきたのは北海道。

良く晴れたニセコのゲレンデを滑る。はるか先を行く妻が、ゲレンデの端で転んだ。

立ち上がった妻が振っているストックが止まった。

 後ろから耳慣れない轟音が聞こえる。いや、25年前に聞いた音だ。

振り向きかけた私の視界は、雪煙で真っ白になっ

id:goldwell

回答ありがとうございます。いいですねぇ。雰囲気出ています。

人生の中でスキーが重要な要素であり、生まれ変わりもスキーの最中だったのですね。さいわい体は反応しても本人は驚きでしょう(笑)

25年経ち、場所は変われどまたしても雪崩に見舞われるのが面白い。これはループの始まりなのか、それとも・・・。

2011/01/25 20:55:45
id:nobnob3 No.21

回答回数326ベストアンサー獲得回数29

ポイント25pt

面白いですね。参加させてください。

私はもうすぐ40歳ですが、急に死ぬとしたら、いわゆる成人病関連か交通事故みたいなものでしょう。

すると、生き返るのは、高校生くらいですね。あは、楽しい。


記憶は残っているから、勉強は随分楽ですね。自分に自信がなくて、イマイチ謳歌できなかった青春をもう一度

思いっきり味わいたいですねー(遠い目)。


まぁ、まためぐり合えるか分かりませんが、偶然にもカミさんになる女性にまためぐり逢えたら、

今度は、もうちょっと(もっともっと?)気を使っていい結婚生活が出来るようにしたいですね。

結婚について知らなさ過ぎました(義務教育の必修課程にすべきです!)。


ここまでで、もう15年たってしまいましたが、この間は、英語の勉強とお金の勉強と読書を続けています。

人生を2回やり直していますから、30台前半には、もう十分な知識と英語力と度胸と自信はついているでしょう。

後は、目標に向かってまっしぐら!


って目標がはっきりしていないんだなぁ・・・

もっと本を読んで、生き方を勉強したいなぁ。

id:goldwell

回答ありがとうございます。

高校生の頃に戻れたら、あれやこれや思い浮かんで楽しいでしょうな。

でも、未来のことなんて何も知らず過ごすのと、先を知っているからいろいろ考えて過ごすのと、25年後振り返ってどっちが良かったのか、こればかりは正しい答えは出せないのかもしれません。ふふふ。

2011/01/25 21:03:51
id:kia_44 No.22

回答回数396ベストアンサー獲得回数30

ポイント25pt

目指せほりえもん!マーク・ザッカーバーグ!

25年ももどると、4歳です。学習能力が最大限に生かせる柔らかい脳みそを再び手に入れることができれば不可能じゃないはず!

4歳ですからどうやって親にPCを買ってもらうかが問題になります。ここが一番の喚問。

普通の親は与えないでしょうね。PCがいくらするのか想像もつきません。

Windowsも1.03のようです。見たことすらありません。GUIってありましたか?

http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Windows

もちろんインターネットなく、モデムを使ったパソコン通信でしょうね。

http://hp.vector.co.jp/authors/VA008237/f9.htm

そもそも開発環境が用意できない気がする。25年前だとPHPとかJAVAってないですよね(たぶん)。

自力で開発する能力はありませんので、できるとすればCとかbasic勉強するんでしょうね。

ここまで書いて思ったのですが、思いのほかハードル高いんですね。

とりあえず、もう一回勉強はしてみたい。少しはましになるでしょう。

PCを買ってもらったのが中学生3年生の時でした。PC98CanBeという奴。WINDOWS95でした。

PC雑誌についていたFDを入れてゲームしたりして遊んでました。

ここでの思い出ですが、おまけのゲーム(エロ系)がインストール型のもので通常起動できなくなってしまいました。

電源消してもダメ。起動したらエロげ。これはやばい。まずい、母ちゃんにばれる。もう必死でした。

マニュアルとにらめっこしながら再セットアップ。開始。初めて触るコマンドライン。

ドライブとかフォルダーとかそういう基本的なことも知りませんでしたので、今思い出してもよくできたなぁと思います。

思い返せばこれで度胸がついたかもしれない。壊れても大丈夫と思えるようになったのは大きな進歩だったとしておきましょう。

もう同じ轍は踏まない。自分でやったことをもう一度失敗する意味ないですもの。

その後はコマンドラインで動くベーシックでちょこっと遊んでみたりしてました。

勝手にネットにつないで電話代がすごいことになったり。(インターネットが普及し始めたとき。テレホーダイの時代)

やってみる精神が身に着いたのはこの時期だったと思います。浮気症なのでサッカーを始めてPCを触らなくなったのもこの時でした。

今考えると少しずつでも続けておけばよかったなぁ…。どうせこの仕事するんだし…。


ただ、ちょっと心配なのは、今の彼女とまた出会えるかどうか。

ほんとたまたま知り合ったという感じでした。部活を終えて飲みに行って(年齢は不明です)そこにいた。

初めて会って、次に会うのまで約5ヶ月。この2回会わなかったら多分付き合ってません。

もちろんほかの人との恋愛を楽しみたいという気持ちもあるんですが、なんだかんだで10年以上もった実績があります。信用もあります。

まだ結婚していないのはちょっと問題ですが、なんだかんだで合うんだろうと。


さて、そろそろ突然死の日がやってきます。

一度経験していますからかなり冷静です。ここでは心構えも準備もできますよね。

全身くまなく精密検査を受けます。事故だったならばその日はひきこもります。

天災だったならば地球の裏まで逃げてやります。この日生き延びるために25年間で準備しておきます。

地球が真っ二つにならない限り生き延びてみせます。

人生のやり直しは1回で十分でしょ。

回避しても次の日死ぬよってのは無しでお願いします。


振り返ってみると結構いろいろあった人生でした。

普段そんなこと気にしてませんから、この質問がそのきっかけになってよかったです。

あ、あと、↓これ。

http://www.takarakujiuriba.com/01number/index08.html

50番違いだったんですよ…。1000万…。

次買うならちょっと早めにいって2万円分買います。



…なぜか終末を感じるんですが僕だけですか?この回答書いたからなんですが。

id:goldwell

回答ありがとうございます。

4歳かぁ。普通じゃ幼稚園か保育園でようやく集団生活を始めたところ。しかし幼児のままじゃいられない。かといって、突然大人の言葉を喋りだしたらどうなることでしょう。天才幼児としてテレビに出ることになったりして。


そういえば、今でこそ小学生でブログだのtwitterだのニュースになっていますが、25年前じゃあPCはほぼ大人に限られていましたからねぇ。あ、でも自分も友達の親がPC-8801持っていて一番最初の「信長の野望」(奥州と九州は含まれていない)をやらせてもらったなぁ。環境に恵まれていればいいのですが。


>人生のやり直しは1回で十分でしょ。

普通はそうだと思います(笑)

何度も続くのは苦痛でしかなくなりますね。

2011/01/25 22:17:51
id:fut573 No.23

回答回数196ベストアンサー獲得回数55

ポイント50pt

25年前ですか、年齢は一桁です。

具体的なところはぼかしておきます。

どんな人生を送るかとは別に、趣味についてやりたいことがあります。

その趣味というのは読書なのですが、僕の好きな本の中に、「旬を逃した」本がいくつもあります。

大人になってから知った絵本や児童文学の名書なんかがそうですね。

そういうのを一番美味しい年齢で読み返してみたいところ。

記憶が残っていても身体は子供なのですから、ホルモンバランス等は子供のままで、瑞々しい感性も残っているでしょう。

きっと素晴らしい体験ができると思います。


さて、どんな人生を送りたいか?ですが正直迷うところです。

今と違う道を歩めば、今の友人等とは出会わないでしょうし、心に残る大切な思い出も”ウソ”になるはずです。

自分の心のなかに残っていても、それを語り合う人がいなければ、それはきっと寂しいことだと思います。


このような代償を払ってでも叶えたいとなると、水中考古学者になる、なんていうのは魅力的です。

僕に研究者としての資質があるかどうかは疑問ですが、25年分の経験があれば、なんとか入り口には辿りつけるでしょう。

理想としては飛び級制度がある国でスキップして大学に入りたいところです。

ひとつの分野の知識だけでは研究者として限界があるので、博士号は二つ欲しい所。

一度分析化学を学び、その後水中考古学という順序で学べば、多分研究者としてのニッチを獲得できる余裕があるでしょう。

国はアメリカが狙います。


そう考えると、最初の目標は最速でアメリカ留学する事ですね。

幸い僕の両親は教育に理解がある人だったので、僕に才能がある(実際は25年分下駄を履かせてもらっているだけなのだけど)と感じ、僕が希望したならば、留学させてくれるかもしれません、経済的にかなり無理をさせてしまいますが、そこはなんとか奨学金を獲得して頑張りたいところです。

あ、yahooとgoogleの株は買わせます親に。

途中からはそれで金銭的問題は解決するかもしれませんね。

10歳までに渡米し、飛び級を重ねて15歳までに大学入学します。

そこで僕の前世ブースターは燃料切れになるので、その後の飛び級は無理でしょう。

9年か10年かけて一つ目の博士号を取り、その後念願の水中考古学を学び始めます。

多分、一人前になる前に「運命の日」を迎えるでしょうが、スタッフとして水没遺跡の一つ位には潜れるでしょう。


仮にその次の人生があったら、まぁそこそこまともな水中考古学者になれるんじゃないでしょうか?

無ければないで楽しい生き方をしたと諦めます。


永遠にループするとしたら?

世の中には人生を1000回ぐらいは潰せる位の本があるし、いろいろな分野を学んで理論を早回しで流していけば、世界の情報レベルも現実より早くなるでしょう。

そしたらまた新しい謎が生まれるわけです。

設定が現代社会であれば永遠に暇を潰す自信があります。

id:goldwell

回答ありがとうございます。


>一番美味しい年齢で読み返してみたいところ。

あー、これはよくわかります。

つい先日こんなページをブックマークしたばかり。

ただ面白いだけじゃなくて一生忘れられないような衝撃が走る小説ないんけ?

どれくらい衝撃を受けるかどうかはその時読んだ本人の状況にもよると思います。特に感受性が強い若い時期に読んだ作品はずっと記憶に残るもの。「これ、十代の頃に読んでみたかった!」という作品にはよく当たります(笑) まぁ逆に大人になったから・家族を持ったからこそじっくりくる作品もありますが。


>記憶が残っていても身体は子供なのですから、ホルモンバランス等は子供のままで、瑞々しい感性も残っているでしょう。

そこは経験してみないとわからないので、そういうことにしておきましょう(笑)


水中考古学の薦め

地上の遺跡はかなり発掘・分析が進んでいますが、水中に残された遺跡・遺物を探る試みはまだまだ余地を残しているような気がします。歴史好きとしても非常に興味をそそる分野です。

生まれ変わったら、自分の別の可能性を探してみるのも有りですね。


永遠にループするとしたら?

世の中には人生を1000回ぐらいは潰せる位の本があるし、いろいろな分野を学んで理論を早回しで流していけば、世界の情報レベルも現実より早くなるでしょう。

そしたらまた新しい謎が生まれるわけです。

設定が現代社会であれば永遠に暇を潰す自信があります。

そこまでアクティブに取られるとは思いませんでした(笑)

もし1000回くらい生まれ変わりを繰り返して、この世のあらゆることを知るようになったら、それは神の存在に近くなるのかもしれません。

2011/01/26 23:27:42
id:adlib No.24

回答回数3162ベストアンサー獲得回数243

ポイント30pt

 

 Veterans Day ~ 数字記憶のリタイア ~

 

── 記憶を失った病兵スミス(略)は、雨の街路に滑って頭を打つ。

そのために彼の記憶はこつ然とよみがえったが(略)現在までの3年間

の記憶を失った。(映画《心の旅路》あらすじ要約)

http://d.hatena.ne.jp/adlib/19181111 Armistice Day

 

 わたしは突然死んだらしい。気がついたら25年前の自分に戻っていた

(記憶は死んだ時のまま)。生まれ変わった直後の状況から、その後の

25年間をどう過ごしたか……。

 

 その日が、25年前の日付であることを知ったのは、近くのコンビニ

で受取ったレシートが最初である。「11-11-11」とあるのは、なにかの

まちがいだと思った。わたしのケータイは「36-11-11」と示している。

 

 夜更の商店街を通って、終電車に乗った。ここでも自動切符販売機の

日付は「11-11-11」だった。なつかしい古新聞が捨てられていたので、

日付をみると「2011年11月11日(金)」とあった。

 

 もっとなつかしいことに「テレビ欄」があって「午前11時11分11秒」

に「NHKニュース」で、「午後11時11分11秒」に「たけしのニッポン

のミカタ!」最終回が時間延長して、空々しいイベントを伝えていた。

 

 まばらな乗客たちが、みんなそれぞれケータイに取りついているのも

奇妙な光景だった。新聞もテレビもNHKもたけしもゲームも、25年

後には姿を消して忘れられているなんて、彼らは想像できないのだろう。

 

 わたしは、自前の最新のケータイを取りだして、現状を確認してみた。

 わたしのケータイは「36-11-11(火)23-11-11」で停止している。

 あろうことか、ここに収録されたアドレスに、すべて着信拒否された。

 

 わたしは、すべての記憶をケータイに委託・依存して、そもそも自分

のケータイ番号やパスワードなど、数字を思いだすことができなかった。

 かくて、空白のサバイバル人生が始まった。(つづく)

 

id:goldwell

回答ありがとうございます。

そういえば25年前には携帯電話なんて影も形もなかったはずだよな、と気になってググればまだ許認可制の自動車電話の時代。コードレス電話としての普及はもう少し待たねばならなかったようです。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Spotlight/2497/rekisi.htm


すべての記憶をケータイに委託・依存して、そもそも自分

のケータイ番号やパスワードなど、数字を思いだすことができなかった。

既にその兆候は見られますが、平成36年のケータイはどんな形でどんな機能が搭載されていることでしょう?

ちょっと予想がつかないですが、生活する上での依存度が今よりも増していることは確実。、2011年の人間がケータイの使えない25年前にタイムスリップしたよりも、より困難な事態に陥ることでしょうね。'11/11/11 11:11にタイムスリップしたその偶然に気づくよりも、これからどうするか途方に暮れる様が想像できます。

ところで、(つづく)ということは2回目を期待すべきですかね。

2011/01/27 22:32:47
id:alpinix No.25

回答回数617ベストアンサー獲得回数98ここでベストアンサー

ポイント50pt

「きみ! 目を覚まして! 誰か、早く救急車を」

意識が溶ける、

暗転。

 

・・・

・・・・・

・・・・・・

右も左も、自分の足がどっちを向いているのかも分からない。立っているのか寝ているのかもあやふやだ。自分が息をしているのかそもそも生きているのかも。

 

太陽光に目を慣らしながら、ゆっくりと身体を確認した。思ったより軽い。

というかコンパクトだ。

 

記憶はしっかりしている。ただなんだろう、幼少期特有の脳みそに靄がかかったような、うすぼんやり感は。

・・・・

既に捨てたはずの子供の時のベッド、お下がりの勉強机。 

目が覚めた。新聞を見て、自分の記憶を辿った。タイムリープしたとしか思えない。

若しくは自分の頭がおかしくなったかのどちらかだ、冗談ではなく。

もしタイムリープ云々を自分の親に話したところで山向こうの精神病院に連れて行かれる可能性すらある。

 

ただ取りあえず自分の感覚に嘘は付けない。”おはよう1986年の僕 ” 僕はひとりごちた。

 

同時にそれは僕にある恐怖を植え付けもしたが、それには直面しないことにした。

ほぼ1年ほど、何も表面上は変わらず過ごした。

 

次第に自分の直感が正しいことを自分は疑いなくなっていった。

”それ、ゼンブ知ってる”

前の人生でもそうだったがより一層僕は時事ニュースを食い入るように見るようになった。海外のニュースなどあまり流れなかった時代だ。限られた情報だがそれでも多くの事実が僕のぼんやりした記憶と同じだった。

 

また一方で自分の記憶力に悔しい思いもした。25年も前の事件や時事ニュース、そんな正確には覚えていない。昔の事件の概要くらいは覚えていても、何年何月に○○が発生まではそうそう覚えているものではない。よくタイムワープ物で未来の新聞を持参してといったシチュエーションがあるが、僕の場合はそういう物的証拠となるものは何もない。

そんなうまい話はないよな。僕以外にタイムリープしている人がいれば、記憶の通りに事件が起こると決まったわけじゃない。そう考えて無駄な記憶は思い出して楽しむだけにした。

そうこうするうちに1988年の夏がやってきた。

すると、ニュースは”それ一色”になった。東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件。

強烈におぼえている。

さすがに殆どの日本人はあの犯人の名前を覚えていることだろう。

タイムリープした僕も例外ではない。

そしてこの世界では僕だけがあの事件が「連続」事件であることを”記憶”している。

 

悩んだ。もちろん助けるかどうかだ。

仮にこれから殺されることになる子供を助けることに意味があるのか? 

そもそも”僕が覚えていた”というたったそれだけの理由で彼女たちを救うことが許されることなのだろうか? 

以降の助けられなかった(この後に僕が思い出した犯罪)に僕は全ての責任を負えるのだろうか? 

(確か類似事件だけでもその後数回はなかっただろうか?)

 

結論はでなかったが、僕は動くことにした。

何もしないでニュースを見るのが怖かったせいもある。

"少なくとも"今回は助けられる可能性がとても高い。

個人情報云々にうるさくないこの時代なら、正確な本名とおおまかな年齢・住所、そして人相が分かっている僕ならあの犯人を特定できる。

 

何月何日に犯行に及んだのかまでは、報道されたはずだが正確には覚えていなかった。たしか数ヶ月おきではなかったか、という程度の記憶だ。

そこで幼児が活動する日中の犯人の行動を監視することにした。

(警察にも通報したが証拠がないとそれとなくパトロールを増やすくらいしかできないと言われた。この時点では連続殺人ではなかったからだろうか)

一人なので限界もあったが、幸運も重なり、運命の二人目が犯人と接触する日、その瞬間を押さえることができた。

 

犯人から少女を引き離すと、泣いてはいたが気丈だった。どちらかというと不思議そうに僕を見上げた。

どうしてここに貴方はいることができたの? と。

「二人だけの秘密だよ、僕は未来から君を助けにきたのさ」

少女は不思議そうに小首をかしげ、簡単なお礼を言ってくれたがそれだけだった。

僕は自分の行為を少しだけ後悔した。 

 

通報し、犯人は捕まった。”連続”ではなくなったので、もしかしたら元の世界のように死刑にならないかもしれない。 

 

僕は一躍時の人に・・・は、ならなかった。

そりゃそうだ。事件そのものが本来の状態から縮小化して収まったのだから。

 

そのこととは別に、僕は確信することになった。

瑣末な事変は僕が改変しても大枠の流れは変わらないことに。

その後も僕の記憶どおりに時事ニュースは流れたからだ。

それが意味する自分の結末を想像して身震いした。

 

その後、僕は有馬記念のオグリキャップ馬券などごくわずかだが確信のもてる記憶の事象により、小金持ちになることはできていた。

 

すると今度は彼らがやってきた。

某国の情報部員と彼は名乗った。

「知っている未来を教えて欲しい」

僕は少し曖昧に答えた。9月11日に気をつけて、と。

 

その後、十数年間は表面上は大過なく過ごした。僕はなけなしの記憶を頼りに隠遁できる程度には儲け、慎ましやかに暮らすことにした。

自分の存在を思索するために、田舎に家を買い一人暮らすことにした。

 

 

 

「あなたは突然死にました。」

 

僕の全てはここに集約するはずなのだ。

このループした人生は僕の死に繋がっている。それは普通の人が「必ず死ぬ」ということとは意味が違う、はずだ。

そのことにこの世界に覚醒したときからうっすらとは気づいていた。

でも敢えて目をそむけてきた。

そむけたまま二十数年ほど世界を旅し、辿りついた考えはこうだ。

 

僕の行動で世界の大きな動きが変わるわけではない。恐らく僕は"その日"がくるとまた死ぬ。そしてもう一度同じ人生を辿ることになるだろう。

 

僕はそのループから抜け出せるのだろうか? 

無限のタイムリープから。

まてよ、二回目以前の記憶を今の僕が持っているという必然性も無いのだ。

今の人生が二回目だとも限らない。

そもそも"今は何回目の人生"なのだ?

 

思考を変えよう、僕がタイムリープした後の世界はいったいどうなっているのだろう? 

その世界は複数存在しているのか?

それを見てみることはできないのか?

 

そもそも繰り返す人生に意味はあるのか?

人は繰り返しの無い人生を見るために生きているのではないのか?

 

僕は2011年の2月を心の底から渇望する。

25年と無限のループを掛けて。

 

 

田舎に引っ越した理由はもう一つあった。

いくつかの事象を充てて、あまりに無駄の無い動きをする僕の行動に疑問を持つものも当然ながら現れてきた。某国の調査員は僕が2011年1月移行の記憶を持たないことを確信すると、途端に興味をなくしたようだった。

 

問題は一般人だ。

その人たちに”真実”を話したことはないが、それでも疑問に思い、中には証拠は無いながらも「真相」にたどり着く者も出始めた。辿りついた人は押し並べて同じ視線を僕に向けてきた。

「モンスター!」

 

僕は追われる立場だった。

彼らの側に立てば気持ちは分かる。

僕がもし無限にタイムリープしているとすれば、自分たちのどこかの世界の人生に影響を受けないとは限らない。

今は順調な自分たちの人生が、タイムリープした僕の存在によって覆されるかもしれないのだ。確率的には「彼らの今が順風であればあるほど」僕の存在は危険なはずだ。

 

もうすぐ分かる。僕が永遠にループするのかどうか。

死にたいが死にたくない。

「逆ゾンビだな」

笑い話にもならない。

無限の回数の世界を共有しているようでいて僕は誰とも異なる世界を生きているエイリアンだ。

 

かといってループしたくはないが彼らに殺されたくもない。

 

「アナタハトツゼンシニマシタ」

今回のタイムリープ時に僕がどうやって死んだのか、そこのところはぼんやりだ。

なんだか突然に意識が朦朧として僕を呼びかける男の声がしていた、と思う。

 

男の声だけがやけにリアルで、周囲の映像がぼんやりと、と思ったら今の景色と似ていなくもないことに気が付いた。必要最低限の食事や日用品を買出しにくるスーパーの駐車場。平日の昼どき、人はまばらだ。駐車場の反対側の歩道を妙齢の女性が歩いている。こちらを見ていたのか少しだけ視線が交錯する。

 

「2011年1月だね、今日がその日なのかもしれない」

胸の裏側がざわざわする。得体の知れない虫が脛を駆け上がっている絵を想像する。

 

タイムリープに法則があるのかどうかは分からない。

死因だって前と同じかどうか分からない。

  

僕のすぐ背後からタイヤが横滑りする嫌な音がする。

エンジンをふかす音が二度、三度続く。

 

振り返った僕の視線の前に真っ白なランドローバーバンパーが迫っている。

運転席には見覚えのある男の顔が見えた。僕を恐れ、一時は教祖のように敬っていた男だ。

「あなたが(=つまり僕だ)生きていたら、世界は2012年を迎えられない!」と言い残して去っていった男だ。

 

この男は僕がタイムリープする前に殺してくれるのかもしれない。

そうではなくこの男の殺人そのものがタイムリープなのかもしれない。

 

すぐにどっちなのかは分かるはずだ。

でもどちらにしても決まっていることがある。

「2011年の桜はやっぱり見られないんだな」

 

ローバーの男の目が見開いて、悔しがるのが見えた。

 

僕は走りこんできた女の子のタックルに吹き飛ばされて、駐車場の地面で膝小僧に穴が空くほどの擦り傷を負う。

 

僕をタックルした女の子は駐車場の反対側の歩道を歩いていた人と同じようだ。服装が似ている。先ほどよく見ると女の子、という表現はお世辞を混ぜないといけないようだ。

30前後といったところか。

 

息をしているか確認するために女の顔を覗き込んだが、僕はその顔に覚えがあることに気づいた。

 

 

 

2011年の桜は平年から一週間ほど遅れて開花宣言が発表された。

  

_______________________________________

 

 

「リプレイ」の紹介ありがとうございます。

とっても面白そうで思わずアマでポチっとしてしまいました。

 

しかし「タイムリープ(無限ループ)」でかつ、「ハッピーエンド」というこのお題、めっちゃ難しいです。

かなーり冗長な文章になってしまったので、投稿しようかどうしようか迷いましたが、折角なので置いておきます。

最初は気軽に考え始めたのですが「この人生はループしているのかも」という可能性に自分が思い至ったら、そんな甘い状況にはなれないですね。

 

自信のある記憶を頼りに大勝負をしても、失敗する(記憶違いor記憶と事象が異なる)パターンもあり、結果破滅(破産)エンドも思い浮かんだりしたので、正直自分なら御免こうむりたいところです。

 

id:goldwell

回答ありがとうございます。しかも質問者の期待を込めたつぶやきに本当に応えてくれるとは思いませんでした。だんだん人力検索かきつばた的展開になってきた気がします。喜ばしいことです。

覚悟して回答をオープンしたら予想以上の長さだった(人のこと言えないか)ため、返信は翌日に持ち越してしまいました。


時を遡った後、ある程度落ち着いて自分のことがなんとかなりそうだと、次は歴史に介入する試みをしてみようとするのは当然かもしれません。すでに自分自身が変わってしまったことから変化は始まっているのですから。

よくタイムスリップものでは主人公が有名人物の暗殺事件を阻止することを試みて、それは成功するものの、暗殺は別の人物で行われ、結果的に人物を入れ替えただけで大事件は起こってしまうっていうパターンがあります。

個人がいくら足掻いても、国家に影響を与えるような歴史上の大きな流れは変わらないという説には納得いきます。その一方で、風が吹けば桶屋が儲かる式のほんの偶然があったかどうかで大幅に歴史が変わるかもしれない、タイムスリップした人物が本来しないはずの行動を取っただけで未来が変わるという流れにも魅力を感じてしまいますね。


ああ、なんか話が逸れてしまいましたが、主人公の行動が実を結びループ(仮定)を免れたこのラストには大変満足しております。桜を持ってくるあたりがとても印象的ですね。

それに時間旅行者にありがちなことにさりげなく触れているのにはわかっているなぁと。質問が終わった後にダイアリーに「こんなこともありそうだよね」と補完的に書こうと思っていたネタがなくなってしまったじゃないですか・・・。

2011/01/27 22:53:21
id:masshie No.26

回答回数57ベストアンサー獲得回数1

ポイント5pt

叶わなかった長い片思いの女性のことを、早々に諦める。

id:goldwell

その人に出会わないようにして、新たな出会いを探してください。

♪あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら

 僕等は いつまでも 見知らぬ二人のまま

 ©小田和正

2011/01/27 23:01:09
id:takejin No.27

回答回数1543ベストアンサー獲得回数203

ポイント50pt

「もうアイデアが浮かばないよ、山ちゃん。」

「そんなこと言わないでくださいよ、先生。うちは、先生だけが頼りなんだから。」

「そんなこと言っちゃって、隠し玉あるんじゃないの?元イケメン俳優とかさ。」

「先生、ご冗談を。知りませんよ、そんな作家以前の話なんて。」

「そうかねぇ。」

おっと、口が滑ったか。もうちょっと後だったかな。それとも、色々変わってきているのか。

そろそろ、25年が経つ。私の記憶も曖昧になってきた。25年の歳月を、克明に覚えてるはずもないが。

 

あの日。あの日だけは鮮明に覚えている。

 入社一年目の冬。研究所の机。端末の前で、私に未来がやってきた。この記憶が、未来からの記憶ならば。

”あなたは突然死にました。”の声と共に。

5年後に廃止される課と、後々社長になる次長と、東大の教授になる同僚。こいつはIBMだったよな、あいつ死んだよな、左遷されたおっさんもいるし、あそこの同期には出世で抜かれたんだよな。周りの人たちの”その後”がわかる。

どうする?社長も夢じゃない「技術情報」を抱えている私。起業すれば、ホリエモンは抜けそうだ。バブルのはじける日も知ってる。

有名なG1レースぐらいはわかるし、Wcupの優勝国なら知っている。

億万長者も夢じゃない。

だが待て。

あと数日でチャレンジャーの事故だ。この年にはチェルノブイリもあったはず。神戸も奥尻島も教えられる。スマトラも普賢岳も。

池田小も秋葉原もサカキバラも。オウムも9・11も知ってる。

転職して失敗した甥、検査で手遅れがわかった祖母、強盗に入られた息子の友人、テンカンの発作で亡くなった娘の友達、妻の怪我、あいつの事故、そいつと結婚すると不幸になるんだよ。知ってる。知ってることが沢山ある。

どうする。予言は危険なことは、充分わかってる。伊達に筒井を読んでない。知ってることをほのめかしただけで、

  あ、お前誰だ どこから入ってき

になるのは、眼に見えてる。でもなぁ、「宝の持ち腐れ」も「救える命を見過ごした」のもやだなぁ。

これからソ連に行くのもやだし、アルカイダに潜入するのもやだな。

あ。

なんかできそうだ。夢の実現でもあるさ、やってみるか。

 

あの日から、できることをやってきた。結果はどうだったのか良くわからない。事件・災害は起こってしまったし、被害が減ったのかもわからない。ただ、少しは貢献できたんじゃないのか。

「先生、来年は何が起こるんですかね。」

「そりゃわからないさ。」

「ええ?先生は千里眼持ちだと、世の中ではすでに認めてるところですよね。」

「いや、クラークの描いた未来はやってきていないけど、筒井の描いた近未来はやってきているじゃないか。監視社会とか顔テレとかさ。SF作家が近未来を克明に描くことは、普通だと思うよ。想像力の問題だろう?犯罪の心理もわかっていれば予測可能なのさ。」

「いやいや、先生のは時期とか内容とかが”予言”みたいなんですから。最近では、災害研究や犯罪心理捜査にも影響してるじゃないですか。この間も、顧問とかコンサルタントとかになったんですよね。」

「そうだけどさ、山ちゃん。さすがに、ネタが尽きてきたよ。」

「そんなことないですから、また新作を書いてくださいよ。」

「もう、休みたいんだけど。」

「そんなこと言って、幻冬舎に持っていかないでくださいよ。」

「そうじゃないんだって。」

「いいですよ、先生は作家辞めても財産もともとありましたしね。わが社には無いんですよ、財産。」

「やめよっかなぁ。作家になった目的も、だいたい達したしね。」

唐突に流れる、ブレードランナーのエンディング。携帯が鳴っている。

「山ちゃん、ちょっと失礼。」

携帯を開く。

「おう、タケ。元気か?」

「なんだよ、急に。」

「そろそろ教えて欲しいと思ってな。あのクイズの答え」

「なんだっけ?」

「またとぼけて。苗場からのスキーの帰り道だよ。」

「覚えてないなぁ。」

「”今から1時間後に、関越トンネルの出口から、正面に見えるものはなんでしょう”だったよ。」

「そうだっけ。」

「行って見たけどさ、雪山と街の灯とテールランプしか見えなかったよ。それが答えだとは思えなくてさ。」

「答えはね。未来への希望、だよ。」

「なんだそれ。それも予言か?」

「作家の扱う言葉には、深遠なる意味があるのさ。雪道の運転、気をつけろよ。」

「わかってるって。」

山ちゃんが、興味津々でこっちをみている。

「お友達ですか?声デカイですね。」

「そうだな。」

「聞こえちゃったんですけど、お友達にも”予言”を言ってるんですか?」

「だから、予言じゃないって。お遊びのクイズ。」

「そのクイズって、お友達に峠道を通らせないためのもの、じゃないですか?」

「え、そうじゃないよ。ただの思いつきだよ。」

山ちゃん、私にむかって微笑む。

「ねえ、先生。私も先生にクイズを出します。」

「なんだよ、唐突だな。」

「勝鬨橋のデニーズで出される、明日の午前中の秘密のデザートはなんでしょう?」

「なんだそれ。それ食べるには、いつもより早くでな…」

「…」

「山ちゃん。」

「未来への希望、です。」

「山ちゃん。」

「先生。ネタ、大丈夫だと思います。」

「山ちゃん。何時から来たんだ。」

「2035年です。」

id:goldwell

2度目の回答ありがとうございます。

軽妙なやり取りについ引き込まれました。

預言者というより、確実な知識を元に本当に有りそうな(あるはずの)未来を描く作品をヒットさせた作家兼コンサルト業になっているんですね。

予言が次々と的中して時が経つとその影響により、知っていたはずの未来とは様相が変わり、かつ自分自身の記憶も薄れてくるのが悩みどころですね。

かかってきた友人との電話でさりげなくアドバイスしているのが最後の人助けになるのでしょうか。「未来への希望」か、いいですね。


筒井康隆といえば、十代の頃に読んだ『暗黒世界のオデッセイ』が怖かったなぁ。むしろ、農協が月に行くようになったり、日本以外が全部沈没するのはいつ起こるのか、そちらを楽しみに待っていたいです。

2011/01/28 23:10:25
id:jstyl-e No.28

回答回数1ベストアンサー獲得回数0

ポイント40pt

私は現在32歳なのでこれは7歳のお話になります。

当時のクラスメイトの殆どからイジメにあい登校拒否をしていた頃でした。

とても辛い時期でしたね。その後も何度も死にかけたり

人の道を踏み外したり感情が消えてしまったり

壮絶な人生をここまで歩んでいますが

私は、今と同じ人生の歩み方を選ぼうと思います。

勉強は出来ないし家も貧しく両親ともに重度の精神病

隔離病棟に面会へ一度だけ行ったのを思い出します。

6歳までは家族と一緒にも住めず、親戚の家で過ごしました。

弟は生まれてすぐに施設に預けられていたので

再会したのは3年後でした。

気が狂ってる親と12年住むのが子供なりに奇跡的でした。

父には寝ている間には足にタバコを押し当てられ

母には殺されるかもしれないと思うほど鈍器で殴られ続け

包丁で何度脅されたか判りません

不自由しかない人生だった気もします。初めて働いたのも小学生でしたし。

こうした環境が自分をとても強くしてくれた全て過去の思い出として良い経験になっています。

生き抜く力は身についているし生き死にが関る問題が起ころうとも

何度もクリアー出来てきているので後悔も無く、今は幸せで楽しめているので

同じように人生を歩まなければ今の妻と、娘に逢えなくなるので

それは、人が見て良い人生と思えるように過ごし直しても、

また巡り会える可能性は誰にも答えが判らないので

きっと振り返れても同じ道を僕は望むでしょう

16年後に若かった妻と再会出来るのを待ちわびる楽しい人生を送ります。

そして、2度目の新婚生活を楽しむなどもっと違う形で幸せな生活を

送れるように妻と出会ってからの人生を少しだけ変えれればと願います。

id:goldwell

回答ありがとうございます。

なんというか、やり直せるならばやり直した方がいいだろう、と思えるような内容でしたが、7歳の段階ではなかなか難しいでしょうね。自ら保護を求めるという方法もあるでしょうが。

しかし、25年間をトータルで見て、あえて同じ道を歩むというのが壮絶に感じました。


考えてみれば、私も違う道を選択して今よりも経済的に恵まれるとしても、今の妻子に出会えない(妻はまだ何らかの関わりが可能としても生まれてくるはずの子供には絶対会えない)としたら、非常に悩ましい問題であろうと思います。

2011/01/28 23:32:11
id:adlib No.29

回答回数3162ベストアンサー獲得回数243

ポイント25pt

 

 In Japanese, please !? ~ 既知との遭遇 ~

 

 わたしは、はてなダイアリーのパスワードを、かろうじて思いだした。

 わずかな英文字の羅列なのに Ver.2037 で Ver.2012 を呼びだすには

長時間を要したが、さいわい Google Air Library に格納されていた。

 

 日本語のブログは、すべて酷天に併合され、自動翻訳ソフトによって

英文化されたのだ。したがって、当時の原文のママ読むことはできない。

 かくて、つぎのコピペが、3.5D画面に浮かびあがってきたのだ!

 

── Your answer and comment continue being left there as far

as はてな continues. (I think of)Future you take your answer

and comment be an end not to mention the unspecified number of

reader whom I accessed.(by goldwell 2006/10/21 21:18:32)

http://kataro-kai.g.hatena.ne.jp/bbs/7/1?fromdumpmode=1

http://honyaku.yahoo.co.jp/

 

 かつて英語を学んだ連中は、伝統的な Queen's English や、恣意的

なネイティブの慣用表現を禁じられ、もっぱら翻訳ソフトが理解できる

互換文法を強要されたのである。

 

 いまこれを読む諸君は、わたしが日本語パソコンに入力している姿を

想像してはならない。わたしはもはや、ローマ字で漢字かなまじり文を

打つすべを忘れかけていたのだ。

 

 そもそも、わたしのケータイにはキーボードがなく、無声入力方式で

読唇術のようにささやいている。いまや目をこらして読む者は絶滅し、

うわの空で(音声を)聞きながすポーズが主流となった。

 

 ときには、路上でワープロを打つ老人を見かけることもある。彼らは

ホームレスで、見物人の注文があれば、数行の日本語を印刷してよこす。

 むかし流通したメールやツィッターを復元して、コインをせがむのだ。

 

 都市伝説によれば、ハルキ・村上やヒロ・水嶋も紛れているという。

 そこでわたしも、25年前の路上で生きるために、なつかしい日本語で、

25年後のSFブログを書いて、日々の糧を得ることはできないだろうか。

 

 ゆうべの終電車の乗客の中に、真顔で小説や漫画を読みふける若者が

いるかぎり、しばしの猶予があるはずだ。もちろん、わたしのブログが

空想でなく真実だと知れたら、たちまち削除されるだろう。(おわり)

 

id:goldwell

2度目の回答ありがとうございます。

ああ、わずか4年ほど前だという懐かしいものが…(ちなみにこれ書いたのはkumonoyouniさんですが)。

口語としての日本語は残っていても、やっぱりネットの世界では日本も例外なく英語が主流になるんですね。そういえば、将来はネイティブが使う本来の英語ではなく、主にアジア人が使いこなす自動翻訳的なネット英語が主流になるという小説を読んだ覚えがあります。

ともかく、同じ文筆で稼ぐにしても、今から25年前に戻るより25年後から現代に戻った時の方が苦労しそうですな。

2011/01/28 23:54:12
id:yantsu No.30

回答回数23ベストアンサー獲得回数0

ポイント15pt

25年前だとおやじがガンで亡くなる一年前ですね。

おふくろも数年前に他界しているので、おやじとおふくろに話すことができなかった話をいっぱいしたいと思いますね。

あとは入院してから死んでしまうまで、二人に対してできなかったことがいっぱいあるので、後悔しないよう最後の時間までを過ごしたいと思います。

id:goldwell

回答ありがとうございます。

記憶を持ったまま生き返ると、亡くなった人と再び会えるのが喜ばしいことですね。

それが特に親しい人だったりすると感極まってしまいそうですが。

2011/01/29 00:01:45
id:nawatobi_penguin No.31

回答回数697ベストアンサー獲得回数99

ポイント50pt

(回答いただいた設定で物語形式にしてみようと思います)




目が覚めると、小学一年の私だった。

小学一年としての暮らしの記憶はなく混乱状態になり、

子どもに構うのは過保護といった風潮の時代だったが毎日登下校は母親同伴となった。

一週間ほどたち、状況が飲み込める。

小学一年生に戻っているが記憶は保持されている、と。

身体能力に関しては脳のイメージと身体を操るバランスは経験や鍛錬によって向上させるしかないようだ。

(からくりサーカスのしろがね達のように)

落ち着いて初めに湧きあがったのは憎悪の感情だった。

「皮膚があれていてみっともない」「からだがおおきい」いじめるために瑣末な理由をみつけ、

持物を荒らしたり身体的に暴力を加える子どもやうすら馬鹿だと決めつける大人たちへの憎悪だった。



子どもに対しては容赦なくやり返した。

だってこちらも「子ども」なんだから。

先生だって二年間の受け持ちが終わったら結婚して相手の勤務地に行ってしまうのだ。

身体的なものについては相手にやり返し、物品については相手の親に弁償を求めた。

金銭問題と一緒に「祖父母から大事にするようにと用意してくれたのに」と情に訴えた。

まだまだ世間体が大きな顔をする時代だ。世間体は大いに利用させてもらう。

そうやって過ごすうちにいじめはやみ、

学力的には問題なく、苦手な科目もがんばる子として安定した学校生活を過ごすことができるようになった。

するとやはり将来のことを考える。

今の知識は物足りないしかといって自宅から通える範囲に国公立の中高一貫校はない。

嫌だが地元の中学に進むより他はなさそうだ。

大人の知識をもったまま子どもになったなんて誰にもいっていない。

親同伴で行かなくてはならないことになっている図書館での読書の内容をしって

この子はなんか違うと理解している両親にはこういった。

「学校の内容は足らない。でも学校にはちゃんと行く。周りに分からないように通信教育で高校の講座を受けたい」

こうやって家族以外に知られないで勉強し、そして年上の高校生と文通を始めた。

自分から見たら拙い内容ではあるけど、学校・家庭以外の大切な友達になった。



そうこうしているうちに中学入学となるが、如歳なく振る舞い安定した生活を続けた。

趣味の合う友人もでき、経験から友人をいじめから守ることができた。

また当時は分からなかったが家庭が荒れたために、中卒で音信不通になってしまうはずの子を

「一緒に勉強するから」という名目で家族と放し一緒に過ごした。

名目もさることながら如歳なく学生生活をおくっている自分には周囲から絶対の信頼をおかれた為不信もなく

むしろ喜んでその意見は受け入れられ、安定した生活をおくってもらえることになった。

高校程度の内容は既に理解していたが近所の塾にも通い始めた。

この塾は学区外からも通ってくる塾で、大学の先生が小遣い稼ぎにやっているのだ。

学校では目立ってしまう英語の発音や高等数学について「遠慮なく」学んだ。

高校進学に際しては、内申点であらかじめ決まってしまう地元ではなく、

通学時間が変わらず隣の県にある高校に進学した。

本当は有名大学付属の高専に進もうとしたが、これは学歴で苦労している父に止められたのだ。

世界的な事件としてはサリン事件と阪神大震災はやはり起きてしまった。

具体的な日時はともかくとして、子どもである自分には首相宛に手紙を書くことだけしかできなかった。

手紙は意味を持たず、一笑に付された様子であった。



レベルが高い大学へ進学する生徒が大多数である圏外の高校では、

大学受験対策については申し分ない授業編成だった。

中学時代の友人とも仲良く遊びつつ、高校でも友人ができた。

しかし小学生の時に文通していた相手には真実を告げると年賀状程度の付き合いになってしまったけれど。

元々の頭が三流私大程度にあるにもかかわらず、学力は思った以上に伸びてくれた。

高校3年の夏の模試結果を見て過去では取り乱した親は今度は親は安心して言った「少し息抜きしてもいいのに」と。



そして「順当に」某国立大薬学部に進学する。

今度の世界でもやはり皮膚疾患は発生しており、医師になるほどには体が強くなかった。

そうすると皮膚を扱える国家資格は理容師(剃刀で毛を剃れる)、薬剤師(化粧品として石けんやクリームを製造販売できる)だ。

理容師はやはり「おしゃれが仕事」の部分が大きい。そうすると薬剤師が選択肢として残った。

薬学部での生活は国家資格のためもあり高校生活の延長の様に密接した人間関係の世界で、

頑張ってもバカにされず楽しく過ごせた。

失敗してもこんな段階での失敗はへにもならないのだと既に知っていたから。

忙しい日々でも夏休みや冬休みはある。

趣味でHPをつくったりML形式のメールマガジンを発行したりして学外の趣味人とも知り合った。

まだ薬学部は4年制であったので就職、国家試験と忙しい一年だが無事卒業した。




卒業後は皮膚疾患のための薬を扱うある製薬会社に就職した。

本社機能は都内だが製造と研究機能は地方のため晴れて一人暮らしとなる。

研究室に着た求人だったので違和感なく仕事をしていたが、あるジレンマに陥る。

開発した製品をMRが各医療機関に説明するが、処方剤の使用方法について直接患者に指導はできないのだと。

まだまだ一家に一台の時代が始まったばかりで会社HPに記載してもリンクサイト・検索エンジンにはヒットしない。

かといって医師に指導しても、医師自身が患者に処方薬を実際に塗る指導はしていないのだ。

指導する医院はあっても保険の点数計算上難しいとのことでなかなかないのだ。

かく上は調剤薬局に指導してもらうしかないが、扱う処方薬は限りなく人員は限りがある。

会社にポスターで指導できるように販売促進の一環にと頼んでも、新米の意見は黙殺された。



かく上は自分でやるしかない。

自分の金でレンタルサーバーを契約し、方法をHPに公開した。

気持ち悪くてもかまわない、本当に困って苦しんでいる人に向けて自分の体の写真をつかって

処方剤の塗り方を説明した。

ネットの普及に伴って炎上が起こることを想定しBBSは設けず、メールアドレスに直接送ってもらう方式にし、

公開してもいい内容ならばHPに公開質問状として答えた。



会社では相変わらずうだつの上がらない社員だが、

すくなくとも救われている人はいるようだ。

会社の方針で社名PRも含んだ基礎化粧品シリーズの開発が始まるようだ。

ハイクラスラインとして売り出す予定で開発チームが組まれたが自分が含まれることはなかった。

保険医療の範囲では「死なず辛く生きている」現状だ。

せめて医師からの直接の塗布指導をPRしていった方がいいとは思うが、人道だけでは商売は成り立たない。

そんな現状に疑問を持ちつつ突然死んだ日を迎えた。

今の自分は自分を充分に養え勉強してきた内容が仕事に直結していて個人で言うと幸せだ。

でも今度の自分も本当にだれかのためになっているのだろうか?。



結局どちらにせよもてないのは同じだったな、と笑いながらそして眠りに落ちた。

目覚めるのは明日なのか。それともまた小学一年生か。

目覚めることはないのかもしれないけど。

id:goldwell

2度目の回答ありがとうございます。

最後を締めるにふさわしい詳細な人生をじっくり読ませていただきました。

そして、早熟の天才という言葉が思い浮かびました。

たとえ、同時代の人には理解されなくても、多くの皮膚疾患で苦しむ人々を救ったとして歴史に名(実名ではないかもしれないけど)を残すのではないでしょうか。

2011/01/29 11:14:25
  • id:seble
    1986年てか?
    まず株だな、
    NTTの公開は絶対押さえてやるww
    仕手株は何だっけかな?覚えてないから指数取引で行こう。
    あ、あと竹藪にも行かないとな、www(場所、覚えてないけど、)
    俺が人生誤ったのは45年前だから25年程度じゃ何もかわらん。
  • id:goldwell
    株やギャンブル方面に強い方はチャンスでしょうな。
    そっちはさっぱりな私は金儲けできなそうです。それ以前に買うことさえできませんが(笑)
  • id:goldwell
    Yoshiyaさんからのっかりをいただきました。
    ありがとうございます。
    ポイント配分に反映させたいと思います。
  • id:j4mika
    ゆっくりしたペースで書いていますので送信後にコメントを確認しました。

    >j4mikaさんはそのあたりで障害があったりしないのかなぁとちょっと疑問に思ってしまいました。
    障害だらけですね。

    また、経済には疎くても、ニュースくらいは見ているでしょう。例えば、~~~が破綻した。~~~がヒットした等。~~~が金融危機に陥った等です。
    過去25年で大きな出来事であれば、少しくらいは記憶に残っている事もあるでしょう。
    また、例えば、空港に行けば、JAL25年すると、破綻するんだよなーとか思ってしまうでしょう。

    この一部を本にして、例えば、国内外の上場企業の社長に送りつければ、史上最高額の高給で採用して貰えるでしょう。経済に詳しくなくても、未来を予見できる人など地球でただ一人ですので超貴重な存在です。
    その未来の本を自身でお金に出来なくても、お金に出来る人は世界中にいくらでも居ますので、お金や金融の知識すら一切不要です。未来予知のみ行い、餅は餅屋、株は株屋と分業してやって貰えばいいでしょう。
  • id:SALINGER
    あんまり他の人に読んでもらう為の長文を書かないので稚拙な文章で恥ずかしい限りです。
    分かりづらいかも知れませんが続きはきまぐれで視点を変えました。
    続きは考えてなかったのと、ハッピーエンドという高いハードルはとても難しかったです。
  • id:j4mika
    SALINGER さんへ
    そのエンディングは時々聞くのですが、その人が何でも出来きる次元に達したわけですから、その悩みも解決できる研究機関など設立しないのでしょうかね?
    例えば、脳の中を完全に理解できれば、そういった悩みも解決するかもしれません。
    また、実在の皇帝など自殺ではなく、更なる欲望に邁進する人が多いように思います。
    いつもはドラマや映画、小説ですが、その手のエンディングを見ていて気になるので、作者が居られますのでレスさせて頂きましたw
  • id:SALINGER
    j4mikaさんレスありがとうございます。
    仰るとおりです。私は「全てを手に入れた」なんて書いてますが、小金持ちになった程度のつもりでした。私の知能はそのままなのでそのことに思いつかなかったのかもしれないし、そもそも不可能だと思っていたのかもしれませんね。
    続きを書いてありますのでぜひ読んでみてください。
     
    それとは別に自分で書いててこれは変だなと思ったのは、私はその記憶を使って金儲けはするが、タイムループというとんでもない超常現象にたいしてノータッチなんだよね。これってデスノートでキラがノートの使い方にはすごく興味を示すけど、目の前の死神や死神界にぜんぜん興味を示さないのと同じように変です。実はこのタイムリープをいかにして抜け出すかという続編を書こうかと思ったけど、誰も読んでくれなさそうな文量になりそうだからやめましたw
  • id:j4mika
    レスありがとうございます。
    続き読ませて頂きました。暗いですね~
    でも、その人は何度も何度も過去に戻れるのであれば、人の感情には波がありますし、知識と経験は蓄積されますのでので、実質は長い長い人生を送っているような物でしょうから、途中いろいろな考えにたどり着くかもしれません。
    例えば、人との出会いにしても、今回は、芸術家が多かったから、次は、技術屋さんに、その次は・・・とすると、様々な物が見えてくるかもしれません。

    >タイムループというとんでもない超常現象
    これは、お約束で、スタートレックでシートベルトが登場しない事同様、触れてはならない事かと・・・w
  • id:SALINGER
    >この質問の元ネタはご存じなのだろうと思いました
    元ネタがあったのですか。スター・トレックヴォイジャーで同じような設定があったのくらいしか知らないです。
     
    >スタートレックでシートベルトが登場しない事同様、触れてはならない事
    スタートレックに出てくる宇宙船内は相対可変フォースフィールドという慣性制御装置があるから大丈夫。
  • id:j4mika
    元ネタ、かなり近い設定を、15年以上くらい前に、世にも奇妙な物語で見た記憶があります。他にも、よく使われているので何ともですね・・・

    >スタートレックに出てくる宇宙船内は相対可変フォースフィールドという慣性制御装置があるから大丈夫。
    相対可変フォースフィールドがあっても、実際、みんな吹っ飛び過ぎで怪我とかしているようです。
    シートベルトが嫌なら、もっと出力を上げるべきかと・・・
    また、船に穴が空いても、フォースフィールドで問題無いでしょうし、爆撃されても、相対可変フォースフィールドがあれば、回路が崩壊する直前まで鉛筆一つ落ちず、とてもつまらない絵になってしまいそうですけどね・・・
  • id:taddy_frog
    ぼくは、SALINGERさんの二度目の回答を見て、
    トム・クルーズのヴァニラ・スカイを連想しました。


    ちなみにぼくがレズビアンの人に出会ったのは17歳の時でした。
    間違えてすみません。


    また、23歳の時には、彗星が木星に衝突したので、
    ぼくは天文学が得意なので、にわかアイドルになりました。
    ほとぼりが冷めたら、周りには人がいなくなったんですが、
    この時に、人脈を広げといたらよかったと思います。
  • id:SALINGER
    相対可変フォースフィールドを慣性を打ち消す物であると解釈してるようですが、私はその装置の効果について知りませんので違うともそうだとも言うことはできません。スタートレックの世界ではちゃんとした設定がありますので、別に触れてはいけないことではないということです。質問とはぜんぜん関係ないのでこの辺にしておきます。
  • id:ikemenrikuton
    25年後にまた死ぬんだからやりたい放題すればいいさ
  • id:SALINGER
    なんか元ネタがわかったような気がする。江口洋介さんのやつじゃないです?
    タイムスリップとか記憶に気をとられて気づかなかったけど、最初の回答に似てる気がする。
    でも落ちはどうだったかな。
     
    >taddy_forgさん
    バニラスカイのあらすじ調べてみました。仮想現実の話のようですね。それはそれで面白そう。
  • id:goldwell
    休日と言えど、子供の相手したり家事したりする合間にこちら見ているので、コメントにちゃんと返せなくてすいません。
    元ネタに関しては、20年くらい前に発表された海外小説です。当時私は知らなかったのですけど、漫画化されたりドラマ化されたりと、日本ではちょっとしたブームだったようです。なので「世にも奇妙な物語」でも取り上げられた可能性ありますね。

    そのうち気づく人が出てくるかもしれませんので、まだ黙っています(笑)
    ちなみにスタートレックもヴァニラ・スカイも見てないので話題についていけません・・・。
  • id:goldwell
    >江口洋介さんのやつじゃないです?
    江口洋介でタイムスリップや転生ものって何がありましたっけ?
    思いつかないなぁ。まさか戦国自衛隊じゃないだろうし。

    ググったら元ネタ原作のドラマはジャニーズが出ているようですが、設定が改変されているので元ネタとはわかりにくいと思います。
  • id:nawatobi_penguin
    元ネタというか似た話でブームになったアメリカのSF「リプレイ」を思い出しました。
    リプレイ (新潮文庫) [文庫] 杉山 高之 (翻訳), ケン・グリムウッド (著)
    これはある日突然死んで昔に戻って人生をやり直すというところまではベタなのですが、
    やり直した人生でも同じ日時に死んでしまいまたやり直しというループになっています。
    あと他と違うのは同じリプレイヤーを他に見つけていることです。

    人生のあるポイントに戻るのではないのですが、
    東野圭吾の「秘密」も娘の体を借りて人生をやり直すような一面と働く既婚女性の一面の物語でもありますね。
  • id:SALINGER
    世にも奇妙な物語の江口洋介さんの話は違ったですか。
    調べると「厭な扉」という題名でした。こんな話です。
    http://pointofviewpoint.air-nifty.com/blog/2010/10/post-ae68.html


    ついでにスタートレックの話は、
    確か何かの原因でヴォイジャーが爆発する。なぜかその1日前(?)くらいにジェインウェイ艦長は記憶を持ったまま戻ってしまう。
    1日前に戻った艦長は何とか事故を回避しようとするが、同じように爆発して過去に戻るを繰り返す。
    そのうち爆発のとタイムスリップは亜空間にはまった事が原因だとわかり、何とか脱出みたいな話です。
  • id:goldwell
    nawatobi_penguinさん
    『リプレイ』
    当たりです。この話の中では43歳の主人公が18歳の大学生に戻っていますね。

    もっともこの作品の特徴は徐々に年月が短くなりながらループすることにあるし、自分の過去に生まれ変わるというのはありふれている素材なので、元ネタというには苦しいものがあります。
    でも個人的には今年に入って『リプレイ』を読んで質問の着想を得ました。それで複数回やり直し可能という設定を残したり。


    SALINGERさん
    情報ありがとうございます。
    「厭な扉」は原作もドラマも未見でした。
    「世にも奇妙な物語」は好きなんですけど、見逃すことがおおくて。
    ループ構造という点では共通していますが、死にかたで違いがあるようですね。

    >スタートレックの話
    1日前とはなんとも忙しい話ですねぇ。
  • id:SALINGER
    ウィキペディアで「リプレイ」のあらすじを見てみました。
    なるほど何度か繰り返し、そのたびに違う人生を歩むという話なのでしょうか。
    違うのは収束していく世界で絶対的な死を迎えるというところかな。
     
    この設定でこんな落ちはどうだろう。
     
    あれから何度か繰り返した。前回のタイムリープは死んでから1日しか時間を遡らなかった。次の死亡日で心臓発作が起こり確実に絶対的な死を迎えるはず。こんな狂った世界にもう未練は無い。おさらばだ。
     
    目を開けて腕時計のカレンダーを見る。死亡時間から1日後。どうやら収束すると思っていたのは間違いで死亡日を飛び越えたようだ。本当に良かった。これでもう死ぬことも無い。でもここはどこだろう。狭くて暗いな。まるで棺桶じゃないか。
  • id:ryota11
    だめだ、パパの精子に戻ってしまう。。。
  • id:goldwell
    匿名の方からのっかりいただきました。ありがとうございます。

    ryota11さん
    やり直したら次に命中するとは限らないので、やめておいた方が無難ですよ(笑)
  • id:goldwell
    SALINGERさん
    SFから一転してスティーブン・キング風のモダン・ホラーが始まりそうですw
  • id:taddy_frog
    閉じた時間の環の中で
    悪夢に閉じ込められて
    永久に殺され続けるのかな
  • id:takejin
    三十年前なら、島津製作所なんだがな。
  • id:SALINGER
    >alpinixさん
    神戸で猫を無意味に殺してる男の子がいると思うので救ってあげてください。
  • id:alpinix
    近年にないくらいまとまりのない文章になりました。
    落書きみたいで申し訳ない。
    SALINGERさんとgoldwellさんの書き込みを読んで、「本当にそんな状況に陥ったら実際どうなるだろう」を推し進めた結果、思考があちこちに散逸してしまいました。最後の二行は解説入れないとなんでハッピーエンドなのか分かんないですよね、これじゃ。
     
    >神戸で猫を無意味に殺してる男の子がいると思うので救ってあげてください。
    そうなんです。タイムワープを人助けに使おうとすると、多分そこに悩むと思ったのでこんな話にしてみました。 

     
    リプレイ、今日、尼から届きました。これからゆっくり読ませていただきます。正直無限ループをどういった仕掛けで脱出させるのか、とっても難しかったので、楽しみです。
     
    ところでブクマにじぇいこんが来てますよ。
  • id:keito829
    ww
  • id:takejin
    チャレンジャーには間に合わないけど、チェルノブイリにはなんとか。神戸には十分間に合うし、天安門も普賢岳も奥尻島サリン911池田小スマトラ津波カトリーナ福知山線…知っていても出来る事出来ない事。
    娘の友人に、脳外科に行けと言いたい。あいつに、高速で帰れといいたい。
    時を超える人物には、ハッピーはやってこないのかも。

  • id:SALINGER
    物語上でループを抜ける方法を考えた場合、ループを最初に起こしたきっかけがあったはず。
    それが神の罰ならば、再生した世界で罪への贖罪を重ねることがループから抜け出す方法なのかもしれない。
    現実世界でもある年齢に達するとほとんどの大人は果てしないループに落ちます。
    毎日のループ。毎週のループ。同じルーチンを果てしなくこなしているようにも錯覚する。
    これは何かの罰かそれとも悪夢なんでしょうかね。
  • id:nawatobi_penguin
    >それが神の罰ならば、再生した世界で罪への贖罪を重ねることがループから抜け出す方法なのかもしれない。
    火の鳥異形編(手塚治虫)は人を殺めた罰として、自分が殺される側になるというループの話ですね。
  • id:SALINGER
    念頭にあったのは実は火の鳥未来編だったので、見事に手塚治虫さんの世界観を見抜かれてちょっとびっくりしました。


    こんな話を考えてみました。
     
    それって俺っちのことじゃねぇ?
    俺っちの場合は突然目の前が暗転したと思ったら14歳だったわけよ。
    その頃はすごい田舎に住んでてさ山とかを駆け回る野性児というか田舎者だった。
    広い世界を見てみたいと思って田舎を飛び出したわけ。
    そんでもって前の記憶もあったから、どこを目指せばいいかも知ってたわけ。迷わなかったね。
    まあ、一気に駆け上がるのも危険だし痛い思いもしそうだから段階は踏んだよ。
    いろいろと小金を貯めたりして一発当てるための軍資金は用意した。
    都会に初めて来たときは、まずはもてたかったし最初から最高の服が手に入るところを知ってたから直行して身だしなみを整えたよ。
    そのあと、ギャンブルに手を出したのが悪かった。
    いくら前世の記憶があると言ってもサイコロの目なんかいちいち覚えてないだろ。
    コツコツ稼いだ軍資金がパーさ。
    まあ、それからは気を取り直して、前世の記憶を頼りにケチな仕事をこなして何とかやってるよ。
    今一番の悩みは、二人の女性から求愛されてることかな。
    実は前世では金持ちほうの娘を選んだんだよね。
    ただこの娘の金持ちの親がうざいやつだったから、今回は庶民的な娘の方を選ぶことにするよ。


    それと人力検索を眺めてたら俺っちにも答えられそうな質問をもう一つ見つけた。
    そいつは14歳で余裕で倒せたよ。
  • id:goldwell
    alpinix さん
    >ところでブクマにじぇいこんが来てますよ。
    おお、自質問のブックマークをまだ見ていなかったので気づきませんでしたよ。
    http://q.hatena.ne.jp/1296020501 といい、いったいどうしちゃったんでしょうね!?

    takejinさん
    もし事故に会うべきだった人を助けたとしても、別の場所で同じような事故が起こり、結局死亡事故となってしまった。とかだったら嫌ですねぇ。
    たとえ自己満足とわかっていても、むざむざ不幸にあうかもしれない人物が身近にいたら救いたくなるのが人情だと思います。

    SALINGERさん
    >毎日のループ。毎週のループ。同じルーチンを果てしなくこなしているようにも錯覚する。
    久しぶりに会ったひとんちの子供がすっかり大きくなっているのに気付いて、自分がどれだけルーチンの毎日をこなしていたのか気づきます。いや単に歳取ったことに気付かないだけなんですが。
  • id:goldwell
    回答は明日(1/28)夜に締め切る予定です。
  • id:takejin
    ギリギリハッピーエンドでどうでしょう。
    私も作家になれてハッピー。
  • id:mifu-yu
    私のお母さんは48歳なので、24歳ですか。きっといい青春をおくっていたんだろうな。
  • id:goldwell
    takejin さん
    実は私もほんの一時期作家を夢見ていたことがありました。
    2回目の回答を読んでそれを思い出しましたよ。そういう手もいいなぁと。


    ところで今夜中に終了させる予定でしたが、ポイント配分といるか賞が非常に難しいので、明日の昼間に持ち越すことにします!
  • id:nawatobi_penguin
    終了したのに横から失礼いたします。
    はてなブックマークニュースでアメリカの人体冷凍保存の記事が以前ありましたが、
    ブッコメのなかに「スリープ」乾くるみ著をあげておられる方が何名もおられました。
    これも非常に面白いのでお勧めです。

    ※ただしこの作者の著作を始めて読む方はwikipediaの紹介文は読まないで下さい。
    ※ネタバレではないのですが読んでから読むと「見ないで読んでよかった」という内容があります。
  • id:goldwell
    nawatobi_penguinさん
    ご紹介ありがとうございます。
    「スリープ」乾くるみ
    これは未読でした。レビュー見ると期待できそうですね。もっともこれ以上調べるとネタバレが怖いので、まずは注文して読んでみようと思います。

    冷凍睡眠装置といえば思い出すのが名作『夏への扉』
    そして飯田譲治+梓河人『コールドスリープ』です。
    >>
    男が裸で目覚めたのは、奇妙なカプセルの中だった。そして、それは古びた教室の真ん中に置かれていた。失った記憶の中を彷徨いながら、学校で出会う奇妙な人たち。ここはどこだ。
    >>
  • id:goldwell
    みなさま回答ありがとうございました。

    「生まれ変わった直後の状況」+「その後の25年間の状況」+プラスアルファ
    で主観でポイントを振らせていただきました。

    今回は本当にいるか賞を決めるのが難しかったです・・・。こうなったら無しにしようかと思ったくらい。
    一晩悩んだ末(実際寝てしまいましたが)、質問者の面倒なリクエストに応えてくれた上に時間遡行に関する要素を色々と盛り込み、かつ内容が私好みだったalpinixさんに決めました。

    またこういった質問を考えてやってみたいですね。その時はよろしくお願いします。
  • id:alpinix
    いるかありがとうございます。
    正直こんなまとまりのない、冗長な回答でいるかをいただくのは恐縮ですが、次回への期待込みということでありがたく、召し上が、いや頂戴いたします。
    (個人的な感想ですが、僕よりも纏まりのある秀逸な回答が複数あったので"いるか"はないだろう、と思っていました)
     
    >またこういった質問を考えてやってみたいですね。その時はよろしくお願いします。
    是非お願いします。
    今回は登場しなかったですが、いるかの取れる有力なユーザーがまだ何人も控えていますしね。
     
  • id:nippedesu
    終了してるけどタイムリープに興味があるから書き込みます。25年前だと中学1年なのでまずは勉強と部活を必死にする。好きだったけど恥ずかしくて喋れなかったあの子と仲良くする。大人になってからなりたい職業が変わったのでその職業に就けるように高校を選ぶとかかな。何と言っても勉強!学生時代に親が勉強しろと言っていたのが大人になってわかるこの辛い生活を変える為にもう一度中学生からやり直したい!

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