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こんなもの作りました
長靴用中敷、アシクサクナラーズ
その名の通り足が臭くなりにくい長靴用の中敷きです
俺、実は長靴が大嫌いなんですよ
蒸れるし足臭くなるし
なので植木屋の時はなるべく長靴履かないようにしていて、穴掘りの仕事の時もよっぽど水が湧いてくるような地盤じゃない限り地下足袋でやってたんだけど
そんな長靴嫌いな人間が1日中長靴履くのが必須の土方になってしまったので、何とかしなきゃと思った訳ですよ
そこで開発されたのがこのアシクサクナラーズ
作り方は簡単
メッシュの厚みが1mm程あるので足の裏が靴底に密着せず、若干浮いた状態になるので足が蒸れ難く臭くなりにくいという代物です
足が臭くなったり汗臭くなったりってのは汗や足が直接匂うんじゃなくて、服や靴に居る雑菌が汗を栄養にして繁殖する時に出る物質が匂うんで、要するに臭くなった服や靴の匂いが自分に移るんですよ
なので足の裏が長靴の底に触れなければ匂いも発生しない訳で
実際に仕事でコレ使ってみたけど
俺の考えた理論は正しかったようで1日中長靴履いていても足が臭くならなかった
コレ無かったら半日で足が臭くなるんでかなり効果はあると思う
蒸れ方も何も無いよりはだいぶマシになった(密閉された長靴を履いてる以上全く蒸れ無いのは不可能なのです)
こう見えて潔癖症な所があって、自分が臭くなるの本当に嫌なんですよ
我ながら良いものを作った🥰
ただ、粗いメッシュなので健康サンダル並に足の裏に刺激があるのと、靴下が擦れて早く穴が空きそうな予感
それでも足が臭くなるよりはマシだな☺️
足が臭くなりやすい人、是非お試しあれ
17年間働いた会社を今日で退職した
石川県民でありながら福井に通い、普段は福井の人としか会わない生活をしていたので"半分福井の人"を自称していたけどそれも今日で終わりだ
辞めた理由は会社の廃業
昨年夏に社長が急逝し、事務や役所等への対応が出来る人がいなくなってしまったからだ
社長と職人二人の小さい会社、周りの人達は先輩と俺が引き継いで会社は存続するものだと思っていたようだけど、会社という体を維持するのはそんな簡単なもんじゃない
少なくとも職人だけで公共工事を請け負えるだけの体制を整えるのは不可能だ
個人のお客さんだけに絞って続けるか?という話もあったけど、最終的に俺が「この機会に辞めて家の近くで働こうと思います」と言ったので廃業する事になった
今の会社には"修行"という名目で入った
俺の嫁ぎ先が造園業を営んでおり、そこを継ぐ前に一度よそで経験積んだ方が良いという理由で
つまり元々は5年か10年程で辞める予定だったのだ
その後嫁や義父との関係が悪化し家を継ぐ可能性が0になったので今の会社に勤める大義名分が無くなってしまっていた
それと家が遠いっていう問題もあった
会社は坂井市だけど鯖江や勝山の辺までお客さんがいて、石川県に住みながら福井を拠点にするのは現実的じゃないと思うし、今はまだ体力あるから良いけど年取っても福井に通い続けられる気はしなかったので「このままで良いのか?」という思いを長年抱いていた
それなら体制が大きく変わる今が辞めるタイミングかなと
家を継がない事になって辞め時を見失ってしまい、居心地も良かったのでつい長居してしまった
社長が亡くなったのはとても寂しくて残念な事ではあるけど、考えようによっては辞める機会を与えてくれたのかもしれんと思っている
辞めた後は市内の土建屋に勤める事になっている
周りの人達は「手に職あるのに勿体無い」って言うけど、それ言い出したら一級建築士持ってるのに植木屋やってた今も既に勿体無い訳で、別に造園業に拘る必要は無いかなと思ってる
その前の会社は仕事が嫌過ぎて逃げるように辞めたし、当時の専務に「嫌な事から逃げてるようでは一生負け犬だぞ!」まで言われてしまったけど、今回は円満に「またいつでも遊びに来ねや」って感じで終われたので良かった
何せ福井の人達には世話になった、感謝している
福井は良いところなのでこれからもなんやかんや遊びに行くとは思う
今、割と大きな人生のターニングポイントにいる訳だけど、まだ仕事を辞めた実感が無いのと、1ヶ月後に何してるのか想像できない状況でとにかく落ち着かない
自分でも何が言いたいのかよく分からんけど
取り急ぎ"半分福井の人"は卒業しましたよ という話でした