アプリをたくさん開けば開くほど多くの仕事をこなしているような気になるかもしれませんが、その分注意力が散漫になる可能性も...。Dockからアイコンがボヨヨンと動き始めると、それまで続いていた集中力もそこまでです。それまで何をやっていたのかを思い出し、集中するまでの時間が必要になってしまいます。

ブロガーのZack Shapiro氏によると、MacならOS Xに搭載してある「シングルアプリケーションモード」を使い、デスクトップをできるかぎりクリーンに保つことが最も有効な方法だそうです。

 

シングルアプリケーションモードでは、選択したアプリのみを表示し、それ以外のアプリは非表示になります。終了しているわけではなく、複数のウィンドウを開くかわりにひとつずつしか見られないようにするという機能です。

とてもシンプルな発想なのですが、今やるべき仕事に集中するにはなかなか効果的です。シングルアプリケーションモードを有効にするには、「ターミナル」を起動し、下記を入力します。

defaults write com.apple.dock single-app -bool true
killall Dock

このモードをオフにするには1行目の「true」の部分を「false」に置き換えます

シングルアプリケーションモードはOS Xがリリースされて以来ずっと入っているのですが、今はデフォルトとして設定されていません。シングルアプリケーションモードへの切替は前述の通り、さほど難しくありません。気になった方はぜひ試してみてください。

Single Application Mode: My favorite hidden feature of OS X | Zack Shapiro

Thorin Klosowski(原文/訳:まいるす・ゑびす)