先日「The Awl」のChoire Sicha氏が、若い人にキャリアに関するアドバイスをしている記事(英文)がありました。若くても若くなくても、社会に出て働いたことのある人なら、うなずける内容だと思います。

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 まず最初に、Sichaは仕事を辞めることの真実について語っています。

会社や仕事が嫌だと思ったら、間違いなく辞めるべきです。辞めること自体は、そこまで気にする必要はありません。おそらく辞めてよかったと思うでしょう。仕事を辞めた人は、この世で一番幸せ者です。

会社をしょっちゅう辞めているような場合、話は少し違います。しかし、色々と思い悩んだ末に会社を辞めることにしたのであれば、それはやはり気にする必要はありません。

Sicha氏が言いたいのは、会社に巣食う「お局、情緒不安定、妖怪、ジワジワと会社を蝕む輩、仕事のやる気がない出世第一主義者」といった人たちに関わっていたら、こちらが参ってしまうということ。一番有害なのは、仕事のやる気はないのに出世だけに興味がある人たちでしょう。Sicha氏は、そういう人たちを止める責任があると言っています。

仕事のやる気がない出世第一主義者は、社会的な教育では止めることができないため、のさばっています。普通の人が、他の人のことを悪く言うのは快く思わないという善意を利用しているのです。そうでなければ、誰がそんな風になるというのでしょう? そんなやる気のない出世第一主義者の顔は、蹴飛ばしてやらなければいけません

会社で嫌なことがあっても、もうしばらく様子を見ながらうまくやっていきたいという人は「ムカっときたときは心の『undoボタン』をクリックしよう」、「耐えられないけど言いにくい! 職場の『微妙な問題』を解決する方法と心構え」、「やたらと話しかけてくる同僚や上司を角を立てずに遠ざける方法」などの過去記事を参考にしてみてください。

やっぱり会社を辞めようと決めた人は「転職をスムーズにするための10のポイント」、「良好な関係を保ちつつ円満退職するための8つのコツ」をどうぞ。

Some Advice for Young People | The Awl via @ginatrapani

Adam Pash(原文/訳:的野裕子)