2013-05-15

海外著者と日本読者の「切り口の差」

韓国徴兵制における、除隊最終期のリーダー体験」を投稿した増田だが、

元の「韓国軍隊」という本では、

除隊直前にリーダーを体験でき、リーダー権力者快感が心地よかった」

という徴兵経験者の複数コメントと、

「このリーダー体験が、韓国を過度な競争社会にしているのでは?」との筆者コメントが載っていた。

だが、

コンスタント徴兵入営させているので、自動的に徴兵期間最終期には、自分より軍歴浅い下等兵が10名程度確保される」

という「カラクリ」は、実は殆ど筆者は強調していない。

この筆者は、韓国陸軍経験後、九州大学などで日韓地方自治体研究をしている人なんだが、

「季節を問わずコンスタントに入営させている」というのは、

実は韓国人にとっては「あまりにも常識」であったので、この辺の強調を「うっかり忘れてしまった」ようだ。

日本人感覚だと「1年に1回、一斉に入隊させる」と思い込んでしまい、

実際はてブでも、「計算合わないじゃないか増田よお」というツッコミ投稿を受けた。

なので、本来であれば、この本の筆者が

韓国徴兵制キモは、1年1回入隊じゃなく、コンスタント入隊制度によって、

 常に下等兵を確保できるような仕組みになっている」と書くべき。

しかし、筆者側が「韓国常識」に囚われすぎていたため、

「年1回の方が普通、という感覚日本読者向けの解説を、忘れてしまった」

というようである

※別のページで、「大学の学期変わり目に、うまく入隊タイミングを合わせるための苦労」みたいな

 エピソードは詳述されている。

日本の読者の中で、

コンスタント入隊の方がキモなんじゃないか?」とたまたま自分が「発見」⇒増田投稿したため、

それが一躍のはてなーの目に留まって、はてブ数が凄いことになっている。

なので、こういう著書をインタラクティブにして、

コンスタント入隊のカラクリこそ、本当はキモじゃないの?」という読者指摘を韓国著者にフィードバックするような

仕組みにしたら、もっと著書の内容が深まっていく・・

しかし、いつもは鉄道国内ネタ本ばかり読む自分が、

「いつも同じ本ばかり読むのは、偏った人間になってしまう」と一念発起して、

図書館で日頃読まないジャンルの本のコーナーに行って、たまたま手に取った本を読んでの感想が、

一気に250ブクマ超える、というのも、ある意味で凄い。

この調子で、自分が読み慣れないジャンルの本を手にとって、別の切り口から感想増田投稿すれば、

また数百ブクマに達するのかな?

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