フェイスブックにファンページ、持ってます

2011年1月18日(火) 7:55:09

お気づきの方もいらっしゃるかもだけど、少しずつサイトに手を入れ始めている。
ここ1年ほど(さなメモは毎日更新していたけど)あまりに長いこと手入れしなかったので、まぁ少しずつ。

まず、このメモの左下のメニュー。アマゾンとツイッターとフェイスブックのウィジェットを入れた。そしてサイト全体(カラム全体)を左揃えから中央揃えへ変更した。なんで左揃えなの?とよく聞かれていたんだけど技術的な問題でした。あと横幅を広くした。一瞬フォントも変えたんだけど(ヒラギノ角ゴから丸ゴへ)、やってみたら幼くなったのでこれは速攻で元に戻したw

これで、いまMT3なのをMT5にバージョンアップして、もう少しいじります。世の中的にはWordpressを使っている人が増えているけど、そっちへの完全移植は手がかかりすぎる(サイトが膨大になりすぎた)。

あ、それと、去年の12月中旬だったかにフェイスブックの「ファンページ」を作ったのも変化。

この「ファンページ」って、ファンが作るような呼び名だし、あたかもファンがいるようなイメージだけど、フェイスブックのオフィシャルな呼び方なんだから仕方ない。誤解なきよう。

このページはフェイスブックに登録してなくても見られるはずなので是非。見に行った最初のページの上にある「いいね!」ボタンを押していただけると(あなたがフェイスブックに登録している場合は)ボクの書き込みがあなたのフェイスブックのウォール(掲示板みたいなもの)に表示されるようになります。

というか、フェイスブックがまだの方、ぜひ登録した方がいいと思う。
ビジネスパーソンの人脈構築にこんだけ有効なSNSもなかなかないと思うし。特に今後、終身雇用制が崩れ、人材流動化が進むとき、「個」の人脈ほど大切なものはない。

ビジネスに携わってない方(たとえば主婦の方)とかにも楽しいよ。デザインはかわいくないが(そこが日本の女性に受け入れられにくいところだと思うが)、「昔の友人とかともう一度つながることができる可能性が非常に高い」のがこのSNS。
「もしかして知り合いでは?」とフェイスブックが聞いてくるのだけど、その精度が半端ないのだ。出身高校名とか大学名とか勤めていた会社とか生年月日とか入れると、「出身校とも会社とも関係ないこの知人をどうやって見つけ出したの!」と驚くほど実に精度高く知り合いを探し出してくれるのである。

フェイスブックは実名が基本なのでアレルギーある人もいるかもだけど、実名だからこそ、昔の友人や懐かしいけど離れていた人と(お互い探しあって)つながれる。人脈もできる。発言に信頼度が増し共感も強くなる。
堂々と実名を晒して生きていった方が実は面白いし、特にフェイスブックは登録者のほとんどがそうだから大丈夫。リアルの人間関係で面と向かって悪口などめったに言わないように、その関係性が持ち込まれるフェイスブックではトラブルになることが非常に少ない。(リアルでも喧嘩や事故があるように、同じくらいの確率でそういうことは起こるが、それは社会で生きている以上仕方がないことだ)

日本で個人情報がやかましく言われ始めたのなんてたったここ15年ほどのこと。それまでは分厚い電話帳(いまのタウンページ)にみんなの名前も住所も電話も載っていて個人情報はダダ漏れだったし大きな不具合もなかった。そこに戻れと言うのではないけど、いまみたいに神経質になるほどのことではないと思う。ぜひ実名で。

去年がツイッターの年だったとすると、今年はフェイスブックの年だろうと思う。
フェイスブックの創始者マーク・ザッカーバーグの半生を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」もこの15日に日本公開になったし。しかも今年のゴールデン・グローブ賞の最優秀作品賞(ドラマ部門)、脚本賞(アーロン・ソーキン)、オリジナル作曲賞(トレント・レズナー)、監督賞(デビッド・フィンチャー)の各賞を受賞したばかり。

というか、世界で6億人がやっているトップSNSだし、海外では必需品だ。
去年、娘がバンクーバーに短期留学したが、あちらでできた友人とはいまでもフェイスブックでつながっている。友人とメアドの交換なんてせず、みんなフェイスブックでつきあいを継続するのである。海外では本当にそんな感じ。やっとかないとね。

って、フェイスブックの宣伝みたいになってしまったw
日本でも実名登録の流れができるといいなぁと思っているし、その結果としての「つながり」が、この閉塞感あふれる日本を変えるとマジで思っているので、今後もたまにアジテートしますw

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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