今回のパッチを公開するWindows Updateの表示例
今回のパッチを公開するWindows Updateの表示例
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 日本マイクロソフトは2012年12月21日、Windowsのセキュリティ更新プログラム(パッチ)を公開した。今回公開されたのは、12月12日に公開されたパッチの修正版。当初公開されたパッチには、特定のフォントを表示できないなどの問題が発生していた。

 同社は12月12日、WindowsやInternet Explorer(IE)などに関するセキュリティ情報とパッチを7件公開した。その後、そのうちの1つである「[MS12-078]Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2783534)」のパッチには問題があることが発覚した。パッチを適用すると、特定のフォントを適切に表示できない場合があるという。

 同社では12月18日、この問題を確認したことを「MS12-078」のセキュリティ情報に追記。そして今回、この問題を修正した「MS12-078」のパッチを公開した。パッチの番号は「KB2753842」。

 自動更新機能を有効にしているWindows(初期設定では有効)では、新しいパッチが自動的に配信される。Microsoft Update(Windows Update)やダウンロードセンターからも入手できる。