7つのGroovy利用パターン

この5月にコペンハーゲンで開催されたg*系イベント、GR8カンファレンスのセッションをあさっていて、ちょっと面白いものを見つけました。"Groovy in Action"の著者Dierk Koenigによるもので、Javaによる開発プロジェクトにGroovyを導入するシナリオを7つのパターンとして類型化したものです。7パターンの概要は次の通り:

  1. Super Glue: Javaコンポーネントフレームワークを、Groovyを糊(glue)としてつなぐ
  2. Liquid Heart: 中核となるロジックだけをGroovy/DSLで書けるようにする
  3. Keyhole Surgery: 実行時にGroovyスクリプトを接続できる小さな口を用意しておく
  4. Smart Configuration: 設定ファイルとしてGroovyスクリプトを使う
  5. Unlimited Openness: 全部Groovyで書いちゃう :)
  6. House-elf Script: 周辺の各種支援スクリプトをGroovyで書く
  7. Prototype: プロトタイプをGroovyで作る

詳しくは、ブログの記事を翻訳してみましたのでこちらをどうぞ。また、スライドも公開されていました。具体的なコードや製品の例も挙げられていてなかなか興味深いです:
Seven Groovy usage patterns for Java projects (slideshare)

P.S. 翻訳にはGoogle 翻訳者ツールキットを使ってみましたが、その話はまた別途。

(2011.02.28追記) リンクが古くなっていたところを修正しました。