TPP、医療分野で懸念の声 反対派が意見聴取
民主党を中心に環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加に反対する議員でつくる「TPPを慎重に考える会」(会長・山田正彦前農相)は18日午前、外務省や厚生労働省の担当者から、参加による医療・保険分野の影響について意見聴取した。出席議員から「国民皆保険制度に影響が出る」「多国間交渉で途中離脱した例はあるのか」など懸念の声が相次いだ。
会合には約40人の議員が出席。慎重に考える会は週内に開く次回会合で、金融や保険、郵政などの分野の有識者から意見を聞く方針だ。