XP祭り2012〜ソーシャルチェンジ!〜に参加してきた(後編) #xpjug #whywg


(写真:C-4 『マチ子先生の白熱風教室』ディスカッション中の一幕。)

毎年恒例のXP祭り。
もちろん、今年も開催します!
XPを知っている方も知らない方も、エンジニアの方もそうでない方も、
広く多くの人たちが楽しみ、多様な価値観が交じり合う場をつくりあげたいと思っています。
どうぞ一緒にご参加ください!

午前中、『アジャイルコーチラウンドテーブル』を中心とした上記エントリに引き続きの【後編】。

こちらのエントリでは、スタッフ業も兼ねた 『マチ子先生の白熱風教室』を含めた16:00以降懇親会を含めた最後までをレポートして行こうと思います。

参加したセッションは以下の通り。(赤太枠で囲ったものが該当)

今回のXP祭り2012、レポートは前後編に分かれております。
こちらのエントリでは【後編】部分をレポートしています。
16:00以前の内容については【前編】をご覧ください。
10:00〜10:20 A-1 オープニング【トークライブ】 (Blogエントリ:前編)
10:20〜12:00 A-2 アジャイルコーチ・ラウンドテーブル
12:00〜 昼食&野良LT観戦、白熱風教室準備他
16:10〜16:55 C-4 マチコ先生の白熱風教室 in Waseda.univ
〜45分で分かるBABOK:序章〜【ディスカッション】
(Blogエントリ:後編)
17:10〜17:30 A-8 基調LT【基調講演】
17:30〜18:30 A-9 LT祭り【LT】
18:30〜19:00 A-10 クロージング
19:30〜 懇親会


16:10〜16:55 C-4 マチコ先生の白熱風教室 in Waseda.univ 〜45分で分かるBABOK:序章〜【ディスカッション】


『アジャイルが現場で使われるようになってきた。
自分もチームメンバーもアジャイル開発のスキルは向上し、チーム開発はうまくいっている気がする……。
でもそれがビジネスの成功に繋がっているのか正直分からない。そもそも「ビジネスの成功」ってなんだろう? 』

その回答の一つとして「BA (Business Analysis)」が当てはまるかもしれません。
もちろん、BAもアジャイルと同じで銀の弾丸ではなく、どう活かすかが大事です。
BAは例えば、開発手法になぜアジャイルを選択するのかを再定義したり、
ビジネスと解析という視点で現場に変化を生み出すものだったり、この先、生き残るためのものになるでしょう。

今回のセッションは、BAを”始める時間“です。
『やさしくわかるBABOK』の共著者であるマチコ先生(川添 真智子さん)を中心に、
LTチャンプ、@take3000のLTによる問いかけ、gaoryu (@DiscoveryCoach)とアーモンド大佐 (@crea_memo)による
co-ファシリテーターでの場作りを通して、みなさんの疑問や相談、言葉にマチコ先生が答えます。
そして、まとめ職人のしんや (@shinyaa31)が、ライブレポーティングでその場を記憶していきます。
濃厚な45分間をご用意してお待ちしています。さらにあの人も……!?


G.W.以降から秘密裏に打ち合わせを重ねる事数回、そして先日行ったBMG #4での『素振り』を経て、いよいよこの時を迎えました。コミュニティ『BA+Agile勉強会(WHY-WG)』での表舞台、第1弾です。

セッションの内容自体は先日UPした以下のエントリでも触れております。




素振りや打ち合わせ等を重ねてきたもののやはり初舞台は緊張するもの。
加えてメンバー各者も直前までその他のセッションで活動されていたりとなかなかに慌ただしい状況ではありました。


開始時間少し前に、担当部屋にこの日参加可能であったメンバーが集結。(※残念ながら@m_pixyさんは諸般の都合によりこの日は参加出来ず。)

TOCfEブートキャンプが終了時間を迎えたと同時にテーブル&座席移動、空間作りに着手。

そしてここはさすがの皆さん、参加者の皆様の協力を仰ぎつつ、みるみるうちに車座の座席配置が完成。


そして一旦着席。このセッションでは問いによる参加者の意志表示→座席位置を変えるというタイミングがあるため、がおりゅうさんのファシりの元、予行練習が行われました。


場も熟れてきた所で、いよいよ『マチ子先生の白熱風教室』始まりです!

はじめに
がおりゅうさん
では、温かい拍手でマチ子先生を迎えてください!(パチパチパチ〜)
マチ子先生
今日はよろしくお願いします。
マチ子先生のキャラクタ、これは架空のものです(笑)これからはどんどんこのキャラクターを使って行こうと思います。
今日は皆さんに発言をして頂いた中から、以下の書籍をプレゼントしたいと思います。

やさしくわかるBABOK

やさしくわかるBABOK

Android技術者認定試験教科書やさしいアプリケーションベーシック

Android技術者認定試験教科書やさしいアプリケーションベーシック

マチ子先生
また、BABOKのチートシートを今回作りました。こちらはお配りしたアンケートと引き替えにプレゼント!


マチ子先生
このセッションは、あの『白熱教室』形式を取ったディスカッションで進めて行きます。
ちなみに皆さん、『白熱教室』を御存知ですか?(※参加者のうち半分位が挙手)
ディスカッションなので、皆さん沢山発言してくださいね。
がおりゅうさん
このセッションのディスカッション内容は後日ブログやWebメディア等に公開する予定です。
発言された方で気になる方には『検閲』を行って頂ければ、と思います。
(以降検閲に関する手順を説明)
編集の結果OKが出たら公開しますので、適宜コメントをお寄せ下さい。
マチ子先生
この場は私が進行します。そして今日場を共に盛り上げてくれるスタッフの皆さんをここで紹介したいと思います。(メンバー紹介へ)
マチ子先生
(このイベントを開催した)我々グループの名前は『whyワーキンググループ』と言います。
ビジネスアナリシス的な部分を仕事に活かそう、という点を広めて活動していく形です。
ここでもう1回、カードの練習をしてみましょうか。
…では質問。皆さんはBAを御存知ですか?知っている人は赤、知らない人は青のカードを挙げてください。
(7割位が青)
マチ子先生
青の人に質問です。どういう理由・思いを持ってこちらのセッションに来られたんですか?
がおりゅうさん
指名制で応えてもらいます。目を伏せた人は狙いますよ(笑)
マチ子先生
ではそこのあなた。
(参加者)
こういう形で、どういう議論をするのかという所に興味がありました。
マチ子先生
ありがとうございます。…そこのあなた。目が合いましたね(笑)
(参加者)
BAとかBA関連のものについて、どういう関係性があるのか興味があった。
(参加者)
ネットなどで単語レベルでは知っていた、という感じです。
(参加者)
大学院の時に少し学んでいました。2年位前の話です。
マチ子先生
それは素晴らしいですね!
がおりゅうさん
(割とシーンとしている会場に気付き)皆さん、『へぇ〜』とかうなずきとか、又は割り込みとか、別に言ってもそこまでは記録しないので(笑)、発言は気兼ねなくどうぞ!
マチ子先生
盛り上がって行ければ、と思います。皆さんよろしくお願いします。
では1つ目のテーマに行きましょうか。

問い その1:野球とサッカー オーナーになるならどっち?

おいともさん
野球=赤、サッカー=青でお願いします。
(カード挙手・座席移動)
マチ子先生
サッカーを選んだ人に聞いてみたいと思います。サッカーはメジャーなスポーツですが、どのような理由で選ばれたか。
(参加者)
収益面などで、これからの成長に期待出来そう。
野球はファン層に年代が高めな人が多く、そこが不安。
マチ子先生
野球は年齢層が高い、そこに対してサッカーは期待出来るのではないか、と。
もう一人、聞いてみましょう。
(参加者)
今後はどちらかと言うとサッカーの方が成長が見込めそうだ。
マチ子先生
他の理由は、何かありますか?
(参加者)
これからの世代で競技人口が取り込めていくのではないか。最近だと『なでしこ』の人気もあるし。
そういった動きが競技人口の増加につながり、ファン層・市場の拡大にもなると思います。

マチ子先生
野球を選んだ人はいかがでしょうか。野球には将来性が無いと言う意見がありますが、反論のある方。
(参加者)
野球の方が、現状固定客が多いのでは。サッカーについては、日本代表戦は盛り上がるけどリーグ戦は…
(参加者)
主観的な理由ですが、野球の方が好き。サッカーは点があまり入らないし、その辺が盛り上がりに欠けると思う。
(参加者)
野球が好き。あとは野球の方が収益が安定していると思う。
(参加者)
サッカーに成長性はあると思うが、サッカーで日本がこの先戦っていけるとは考えにくい。
野球は目立つ所は米国くらいなので、その点世界を見越していけるのは野球のほうなのかなと。
(参加者)
強さと市場の飽和率による。サッカーは市場が既に飽和してると思う。
マチ子先生
これまでの議論は単純に『野球 vs サッカー、どっちのオーナー?』というテーマでしたが、
ここで『日本国内に於いて』という条件を付け足すとどうでしょうか。思う方のカードを挙げてください。
野球=赤、サッカー=青でお願いします。
(カード挙手→再度座席移動)
マチ子先生
考えが変わった人。どうして変えたのですか?
(参加者)
今あるマーケットに切り込んでいくのは大変。サッカーについては、日本で選手を育てて、海外へ売るというという形もあるので、ここではサッカーにしました。
マチ子先生
なるほど、ありがとうございます。
どこをターゲットにして行くか、年齢層/世界を視野に入れていくのか、といった所でも意見は分かれますね。
それでは、次の問いに移りましょう。


(by がおりゅうさん)


(by アーモンド大佐(@crea_memo))

問い その2:もし日本の開発が全て『アジャイル』になった時、ウォーターフォールへの揺り戻しはあるのか?

タケハラさん
アジャイル=赤、ウォーターフォール=青でお願いします!
(参加者カード挙手→座席移動)
マチ子先生
最近はウォーターフォールも色々課題が出て来ています。
一方でアジャイルは変化に対応している、と言う点で実績も出て来ています。
マチ子先生
アジャイルが増えて行くだろう、という人に理由をお聴きしたい。
(参加者)
金融系のシステム開発をしています。ウォーターフォールは思想的なところも含めて保守的。一方ではアジャイルも広まっている。
強みを理解する、価値が広まる事によってアジャイルも普及していくだろう。
マチ子先生
知らない所に普及して行ければ、という事ですね。他には?そこの赤っぽい方。
(参加者)
ウォーターフォールを単純に『後戻りしない手法』という所で定義すると、間違った事をしてる時もあって『本当にそれで良いの?』と。
マチ子先生
ちなみに皆さんの中でソフトウェア開発に携わっていない、という方はどれくらいいらっしゃいますか?
(※ここでウォーターフォールアジャイルなどの簡単な説明が入る)
マチ子先生
ウォーターフォールを選んだ方、理由を教えてください。
(参加者)
(スライドの"仮定"で言及している)そこまでの高い普及率は、正直難しいのでは。
アジャイルは改善マインドが前提にあり、そういった部分は日本の現場では広まりにくいのではないか、と思う。
マチ子先生
まだ難しさも色々あるのかな、という事ですね。
(参加者)
仮定の中で、『アジャイルが普及した後の揺り戻し』と言うのがある。
仮定の展開後、訴訟が起こりまくるのでは、と予想する。
『言ったんだからちゃんとやれよな』みたいなゴネ得になってしまうのでは。
マチ子先生
これについて何かご意見はありますか?
(参加者)
確かにゴネ得は納得。採用したからといって楽になるわけではない。
マチ子先生
これまでは発注側、という立場で発言してきたかと思いますが、逆の立場、受注側に立ったと仮定するとどうでしょうか。
改めて質問です。受注側なら、どうしますか?アジャイル=赤、ウォーターフォール=青でお願いします。
(参加者カード挙手→座席移動は無しでそのまま)
(参加者)
受注でも2通りある。開発と経営。
(参加者)
経営側の視点で考えていくと、メリットがある。
(参加者)
開発者は経営者に雇われている身分なので、ここではウォーターフォールを選んだ。
マチ子先生
他に意見が変わった人は?
(参加者)
アジャイルについては、変化に対応出来ない人がいるので、それならウォーターフォールでやるしかないかな。
ウォーターフォールに戻る部分があるのではないかな、と。
(参加者)
アジャイルに変えた派です。アジャイル開発をする事に了承が得られているのであれば、進めやすくなるのかなと。
マチ子先生
ありがとうございます。
さて、そろそろ時間も残り少なくなってきました。
この議論の中で、これだけは言いたい!というのがあれば、よろしくお願いします。
(参加者)
先日スクラムマスター研修を受けたものです。
ここでは、ウォーターフォールアジャイルの善悪を付ける気はありません。
そんなに単純なものではないし。
お客さんと一緒になってコミットして仕事してくれれば、いいものができる。
作業に携わっている人の環境・生活の質もあがる。
マチ子先生
研修を受けて、色々感じる部分もあったんですね。


(by がおりゅうさん)

(参加者)
先程、ウォーターフォールの方から『コミットメント』の話が出たので。
要求元の側がfixさせておいて開発元に依頼、という形…ゴネ得?はあると思うが、
何を一番大事にするかがポイントなのでは。
この時代、ちゃんと選ばれるものを作るか、読めない部分も色々多いので、アジャイルを選んだ。
(参加者)
立場によって意見が変わる、と言うことは、これだ!という答えはない。
開発者だけで仕事が上手く行くわけではない。
進め方考え方に違いがあるということを認識するのが重要なのでは。
状況に応じた折衷案をどう持っていくか。そこが大事。
(参加者)
ゴネ得の人です。
会社の中で話していると、そんな悪いコトしてるわけでもない。皆良いものを作ろうと思っている。
仮定の中で訴訟、が揺り戻しの原因になっていると思う。
価値をしっかり見極めれば問題ないのでは。


(by アーモンド大佐(@crea_memo))

(参加者)
『全部アジャイルに倒したときに〜』という問いだったが、結局アジャイルウォーターフォールも『適材適所』だと思う。
データセンター/金融システム…
アジャイルは基盤が出来上がっているものに対して追加とかなら良いかもしれないけど
そもそもの生活基盤をアジャイルで!ってなると検討しなければならない事が多すぎて
プロジェクトが立ち行かなくなる事もあるのではないか。
途中で議論の土台が変わっているような気がしてアレ?と思いました。
マチ子先生
盛り上がったところですが、お時間です。
今後については何らかのかたちでお伝えできればと思います。
マチ子先生
顧客に価値を提供するために、やらなければいけないことも変わっている。
そのために、価値を提供するための活動をサポートするツールとして、アジャイルもBABOKも同じ役目を持っていると思います。

本日お集まり頂いた皆さん、ありがとうございました。



(こちらが私がリアルタイムで記録を行っていたものをスクリーンに映したもの。)


書籍プレゼントされた御二方はつぶやきで写真をUPして頂けていたので、こちらでもUP。素晴らしいトーク&コメント、ありがとうございました!


ディスカッション中は、2つのホワイトボード、1つのリアルタイムまとめが同時進行で行われており、参加者スタッフ一同はこれらを見ながら議論を進めておりました。


参加者人数は約50人!当初は正直何人来るかどうか予想が付かず、若干低めに予想していた節もあったのですが蓋を開けてみれば想像以上の結果に。これは嬉しい驚きでした。時間の都合(45分)で駆け足感があった部分も否めなくはなかった(気持ち、もう少し時間の余裕があれば…!)ですが、場の雰囲気や流れについては概ね満足の行くものだったのでは、と思っています。


中身に関しては、参加者の皆さんに頂いたアンケートにも『そもそも、BA/BABOKって何?』という意見も多かったです。この点についてはグループでも吟味し、今後のイベントで掘り下げていく等の試みを予定して行こうと検討中です。



タイトルにもあるように、こちらの『白熱風教室』はまだ序章。

『白熱風教室』シリーズもそうですし、これ以外でのBA/BABOKに関連したイベントも今後展開していく予定です。興味のある方は是非チェックをお願いします。
(※イベント関連ハッシュタグ#whywg となります。こちらも要チェック!)

A-8 基調LT【基調講演】


XP祭りもいよいよ終盤戦。今回の基調LTはXP祭りに縁の深い御三方からの、ビデオレター祭りとなりました。(※平鍋さんの動画は朝イチのものと同じものです。)

倉貫 義人さん


17:30〜18:30 (A-9) LT祭り【LT】


公募トーカーによるLT(ライトニングトークス)大会です。
トーカーは11名。十人十色ならぬ十一人十一色のLTをお楽しみください。

『イケメン担当』Shigeki Morizane(TwitterID:@samuraiRed)さんの司会進行で進められた今回のLT祭り。

5分1本勝負、30秒交代。
皆さんの拍手でたたえてあげて下さい、

という掛け声により、怒濤の11連発LT、開始です!

なお、合間の音楽は『8時だョ!全員集合』のあの曲(笑)


LT-1:学習するチーム

  • 自己紹介
  • 勉強会出たけど誰もが変わるのは難しい。
  • そこで対話。
  • 対話、なんだろう?深いレベルの会話。相手の話を聞く。
  • チームで実践したよ。2人から始めてみた。
  • 対話実践した結果元気になる。新しい視点で問題に挑める。学習成果が素直に受け止められる。
  • チームとしての一体感が生まれる。
  • 更に…チームが解散。すっかりヤル気をなくす。
  • やり直し始める。立ちふさがる障害。でもその障害を超える。
  • 今はもっとデカいチームを超えて頑張ってます。
  • 参考資料:学習する組織:5つの奥義。なぜ対話か
  • 様々な効果を産み、チームとしても変わっていく。
  • 皆で世界を変えようぜ!
LT-2:ITドカタがスマフォ向けWebサービスを作ってみた

  • 皆さん勉強会は好きですか?
  • 楽しい。新しい知識が身につく。アプリを作ってみた。
  • 自己紹介
    • 職業:ハイパーレガシーコードクリエイター
  • 開発手法が大好きだ!よろしいならば実践だ。
  • だがちょっと待って欲しい。
  • できないこと:チームですること
  • できること:1人でやること
  • 概要
  • 戦略:限りある資源を有効に使う
  • 2ヶ月でサービスが出来た。
  • 開発手法は開発を加速させる。
  • 作ったけど…ダサいです(デザインまでは面倒見てくれない)
  • 開発手法はサービスの進化を加速させる。
  • 効果1:ベロシティが上がった。
  • 効果2:状況が見えるようになった
  • 効果3:リクスを恐れずチャレンジできる。
  • 反省1:現場に反映出来ない
  • 反省2:限界がある
LT-3:初めてのアジャイル開発プロジェクトを終えて
  • 中込 大祐さん (TwitterID:@broccolimustdie)
  • 自己紹介
  • 誰に向けての5分間か
    • これからアジャイラーになりたい人
  • なぜアジャイラーになりたかったか
    • WFでひどい目にあった。こんな生活、もう嫌
  • 何をしたか
    • 本を買った
      • 1.アジャイルサムライ:入門にぴったり。
      • 2.アートオブアジャイルデベロップメント:序文にハートを鷲掴みにされた
  • 勉強会→社内にフィードバック
  • なんでアジャイラーになれたか
    • 運があった
    • 準備が出来ていたから
  • どんな現場だったか
    • 今までの仕事で一番楽しかった
    • もちろん辛い事も沢山あった
  • 恵まれていた点
    • 経験豊富なスクラムマスターがいた
    • お客さんの理解があった
    • ほとんどのメンバーはアジャイル耐性があった
  • 学んだ事
    • 教科書通りにいかない
  • アジャイラーになってどうだったか
  • まとめ
    • アジャイラーになるには
      • 運に任せて待つ
      • 周りにいう
LT-4:チェンジ・エージェントになる方法


そしてこの辺りからまたもや毛色が変わってきます…一転して宣伝LTに!(笑)

折角なので宣伝内容を展開して行きますよ。

余談ですが(というよりLT終了後の@samuraiRedさんの合間コメントでしたが)、アジャイルコーチラウンドテーブルの際に原田さんから差し入れられたアレが残り一本となっていたのを、ラス1飲んだのはナイスビアの人だったそうです。さすが!(笑)

LT-5:電子書籍 Samurai Episode


  • 自己紹介
    • サムライエピソード・電子書籍出ました。
    • 最近出た良い本。昨日発売。
    • XP祭り特別価格500円!
    • 26人が執筆。
  • SI/受託・ゲーム・大企業・スタートアップ…成功と失敗のはなし。
  • どうすれば致命的な失敗をしなくてすむか
  • 失敗を書いてもらうことを意識。
  • 成功するノウハウは身について言ってると思うが、致命的な失敗を避ける方法、どうやって立ち直ったか
  • 失敗談は大きく出ないもの。逆に失敗談の方がビジネス的に重宝されている。
  • お求めはこちらから。
LT-6:種まく人


  • 種蒔く人、落穂ひろい
  • 日立の『落穂ひろい』、御存知ですか?
  • 我々:
    • ソフトウェア開発をやっていない人は居ますか?
    • ソフトウェア開発を上手くやるために。
      • 勉強したい、職場をよくしたい、
    • 我々と彼ら(実際使う人達)
      • コミュニティと実際の現場(顧客・使う人がもっといる)→要求を受けてやっている。
  • 今や人類すべてがソフトウェアを使っている。
    • 昔:我々が作って→我々が使う
    • 今:我々が作って→彼らが使う
  • 立場が違うことから生まれる対立がある。
  • 相互理解の不足から生まれる対立
  • 相互理解のために
    • 我々が彼らを理解する
    • 彼らが我々を理解する手助けをする
LT-7:デザイナーとエンジニアが織りなすもの


  • 自己紹介
  • アジャイルマインドvol.1を4コマ漫画を書きました。
  • デザイナーとエンジニアについて
    • 会場の中で一緒に仕事しているひと?手を挙げて。
    • エンジニア視点のジョークです。
  • キラキラしたイメージの物を想定
  • ゲームっぽいものを想定
  • そういうのにもデザイナーが絡んでくる
  • デザイナーとエンジニア、助け合わないと何も出来ない。
  • 協調の仕方を4コママンガに。
    • その1:デザイナーズアイ
    • その2:デザイナーズプライド

LTで4コマ漫画とは…新しい!w
ちなみに水越さん自身のつぶやきより、以下の裏エピソードが。な、なるほど…(笑)


LT-8:リーンスタートアップやってみてわかったいくつかのこと


  • 大人の事情で出来ないことありますね。それには自腹メソッド。
  • で、リーンスタートアップをやってみた。
  • イデア:家計簿+ウィッシュリスト
  • 発表ーアドバイス(軽い否定)→アイデア再考…のループ
  • わかったこと
    • ★1.1人の意見は聞き流せ。
    • ★2.ビジョン超重要。
  • 結局最初の案に戻った。
  • クックパッドの開発コンテスト。激似のアプリが優勝。
    • ★3.早く出すの重要。
  • 仕方ないので再考…→トレーニング家計簿
  • 仮説・目標があれば家計簿をつける。
  • 検証:
    • ★4.最初は比較する数字が無い
  • 統計取れるほど、ユーザーがいない
    • ★5.定性>>定量(ユーザーが少ない場合)
  • まとめ
    • ビジョンを決めたら脇芽もふらず出す!
    • 1つのこと:Coming Soon
    • 貯金エクササイズを出します。iphoneで。
LT-9:海外カンファレンスの雰囲気を日本で!


  • 自己紹介
  • XP祭り2008
    • 懸田さんの発表レポート
    • Agile2009に行こう、というのに乗った。行った。
    • Open Jamに出会う。
      • 公式プログラムに乗らなかったセッションを新しいアイデアで、ふらりと立ち寄る。
      • jef patton等がユーザーストーリマッピングなどもやっていた。
      • 有名人がふらっといたりする。
      • この雰囲気を日本でも。
    • 廊下を使ったコミュニティ発表。...しかしまだできてないこともある。
    • 『場』の再現の難しさ
    • 手法の伝達=個人の学びと伝達
    • 場の再現=個人が体験してもなかなか伝わらない。
    • でも仲間がいるよ!→楽天テクノロジーカンファレンス(宣伝)
LT-10:アジャイルなチームビルディング


  • 自己紹介
    • 各所スタッフ:すくすくスクラムなど。
    • すくすくスクラムの紹介
    • 次の9月すくすく唐揚げ祭りをやるらしい。
    • 10/13:すくすく1日がんばる日
  • Ultimate Agile Iteration 2絶賛頒布中!
  • チーム・ビルディングとは
  • チーム目標:インセプションデッキ
  • チームの課題:Fearless Journeyワークショップ
  • 役割分担しない:ランチモデル
  • タスクの課題解決:二郎ラーメン

LT-11:相棒が欲しい! 〜たったひとりの2周目アジャイル
  • 背景:
    • 滝に打たれるカウボーイ
    • ゆるふわ一括請負
    • 一年がかりの1人プロジェクト
  • 実践:
    • 見積り:相対見積り
    • 早期デモ:
    • データモデルを作った
  • 成果:
    • 本当の要求が早く分かった
    • 見積と実績がブレなかった
    • データモデルがブレなかった
  • 失敗:
    • テスタビリティの低さに負けた
    • 欲しい物がコロコロ変わる
  • 願い:
    • 価値と品質の提供
    • チームで開発
    • 普通のWebアプリの開発
LT-12:あるシンポジウムのオープニング15分を5分で喋れるか実験させてください。

と言うことで、この日多忙なスケジュールの合間を縫って来られたXP祭りにて、急遽参戦!

  • アジャイルとはそうとう違う分野‥らしい?
  • "あるシンポジウムのオープニング15分を5分で喋れるか実験させてください。"
  • ソフトウェア品質シンポジウム2012
    • 名称硬そうですが、登壇者・発表者ともアジャイルマインドな方々。
    • 激務の中、さっきワインを飲んで今LTしています。
  • ここから15分の実験!(すでに時間がない)
  • 途中出た名言。『アグレッシブであるために』、投げ掛けられたフレーズです。
知りもしない人から嫌われたら、かなりうまくいっているということ
by パリス・ヒルトン


そしてLT終了後に森崎さんが一言。

『LTって5分超えないと面白くならないんですね。』


以上、計12本のLT祭り、終了です!LT登壇者の皆様も、参加者の皆様もお疲れ様でした!


18:30〜19:00 A-10 クロージング

本編自体はLT祭りで一区切り付いており、基本この時間は書籍プレゼントのコーナーとなっております。

条件に合致した人がジャンケン大会。

買った人、若しくは条件合致してる人はお目当ての書籍をゲットしに会場後ろ、書籍コーナーへ。

もらった人は一言コメント。

自分は去年に引き続き、LTのメモ取るのに精一杯で冒頭のジャンケン大会に参加する気力がありませんでした…(^_^;) 会も終盤になり書籍も捌けて来たところで、余っていたプランニングポーカーを1セット、頂きました。

会場を撤収後は、徒歩で高田馬場駅方面へ。そのまま懇親会へなだれ込みます。

懇親会

懇親会では冒頭、『マチ子先生の白熱風教室』の面々とアンケートを肴にしばし語らい。この発表までに至る活動は自分にとても良い経験になりました。目の前で皆さんの素晴らしいパフォーマンスを見ることが出来、色々なお話を聞く事が出来、多いに刺激になりました。

そしてまさか、自分のまとめ風景をああ言う形で皆さんにお見せする事になるとは正直思いませんでした(笑) アレはアレで、皆さん楽しんで頂けたのかな?(^_^;) それなりに楽しんで頂けたのであれば、私としても嬉しいです。ちなみに当日まとめ中はほぼディスプレイに視線集中&大きな間違いや聞き取り漏れが許されない状況でしたので殆ど休まる暇がありませんでした。ディスカッション風景あんま見れてないw

今回行ったイベント(白熱風教室)はまだ始まったばかりですし、BA/BABOKについても自分自身まだまだ知識・経験は浅いですので、これからもこの場で色々と学んで行ければと思います。関係者の皆様、よろしくお願い致します。


中盤から終わりに掛けては、私が現在書いている『ブログ』絡みのお話について方々で確保され、色々と聞かれてそれに応えていく流れに(笑)

勉強会に参加するようになって、勉強会のレポートを毎回書いていく過程で『あぁ、あの(ブログを書いてる人)!見てます〜。』と言われる事はまぁそれなりに増えてきたのかな、という感じではありますし、日々のアクセス数を見る限りでもそれなりに(興味関心を持って頂けた)皆さんに見て頂けているのかな、とは思っていたのですが、色々お話を伺っていると、『うおっ、まじですか!』と思うような評価を頂けてたりしたりで、本当にありがたい事です。


今回の懇親会では、そんな思いを象徴的に表すような、サプライズに遭遇していました。

途中『是非、お話をしたいんです』と言う方がいる、と言うことでお話を伺うと、何と『去年のXP祭りの(私の)ブログを見て、今年(2012年)は参加しようと思い、是非会いたいと思った。』とはるばる北海道から今回本編&懇親会に来られたというではありませんか!『マチ子先生の白熱風教室』にも参加されており、メンバー紹介で私をようやっと確認されたようです(笑)


去年は去年で、平鍋さんにサイン&プロペラ帽の写真を撮らせて頂く、という得難い時間をこちらの懇親会会場(会場は去年と同じ)で過ごす事が出来ましたが、今回のこの衝撃はそれに匹敵する、もしくはそれ以上の驚きとなりました。これはブログを書いてて、勉強会まとめをやっていて本当に冥利に尽きる思いでありました。


また、懇親会で色々お話しさせて頂く中で興味深いお話(ブログとかその界隈のお話)を幾つかさせて頂きましたが、当日はあまりの急展開と周りのパワーに圧倒されっ放しで時間が過ぎてしまってました...(^_^;)

お話して頂けた皆さん、また改めてお話させて頂ければと思います。よろしくお願いします。(出来る所から進めて行ければと思います。)


去年のXP祭りは確か、帰宅後から参加時の勢いをそのままに書き連ね、朝イチにUPしてたような記憶がまだ残っています。

今年は徹夜こそはしませんでしたが(笑)、イベント開催側の一員として参加し、スタッフ側の立場に立っていた事もあり当日のみならず開催前から諸々動いていたのもあり、多方面から物事を見る事が出来ました。『まとめ業』としてメモを取る・文字を打つ量と質(集中度)は前回を遙かに凌いでいたと思われます(疲労度から言っても…w) さすがにこういう時はサクッとリリースと言うわけにも行かないですね。(^^;)


今回は参加したセッションは若干少なくなりました(全ての時間帯にはセッション参加出来ていない)。ブログUPまでの時間も通常に比べれば少し遅めになってしまったので、その分再現度を高めるべくよりディテールに拘ってみましたがいかがでしょうか?レポートをご覧になって当日の雰囲気を感じ取って頂けた、また楽しんでもらえたのなら嬉しいです。


XP祭り2012運営スタッフ・裏方業に携わられた皆様、会場御提供頂いた早稲田大学関係者の皆様、そして当日御参加された皆様、ありがとうございました!

次回に向けて

XP祭り2012開催直前に、某マスターセンセイがこのようなつぶやきをされておりました。

次回と言わず、是非今回!とコメントしたところ、当日はお仕事で忙しいとのこと。

このような依頼を受けましたので、1年後のこの季節、と言うよりも少し前、8月位かな?このリマインド業を思い出し、実行しようと思いますw