遂に今年は「ふるさと納税」が厳格化、3割超の返礼品「控除対象外」化は6月から

年も明けて2019年になったので、また今年の「ふるさと納税」を検討中。

※「ふるさと納税」期間は、毎年1~12月

今年のトピックスとしては、遂に高還元率な「3割超の返礼品」が税金控除の対象外になる点。

時期は6月から(逆にいうと、それまではセーフっぽいけど)。

関連ニュースはこちら。

日本経済新聞 ふるさと納税、高額返礼は税優遇除外 19年6月から

Yahoo!ニュース 来年5月に「対象外」決定=ふるさと納税見直し

厳密には、個別の返礼品でなく、自治体単位で総務省が可否を判断する@5月上旬までに決定

不可の判定をうけた自治体は、ふるさと納税ポータルなどに掲載されなくなる&控除制度の対象外となる。

判定条件は、「調達価格を寄付額の『3割以下』に抑え、『地場産品』とする基準を満たす」こと。

3割超の返礼品を実施する自治体はNGだし、iPadのような家電系(=地場産品でない)を実施する自治体もNG。

いずれにせよ、どの自治体がOKかは5月上旬までに判定される。

ただまぁソレまでは、元気な自治体が「やんちゃ」することもあるんじゃないかな?というのが、個人的な所感。


それはともかく、1月時点の現況はどうでしょうか。

個人的に気になった返礼品のメモのみ。

「日本旅行ギフトカード」、最大50%(10万円の寄付で5万円分)。

ネット予約不可なのが残念(電話での予約時に利用可能)、カードの有効期限はナシ。

日本旅行ギフトカード

「Peachポイント」、最大50%(5万円の寄付で、2.5万円分)。

Peachは座席が狭いので個人的にはちょっと避けてたんだが、今年はもはやコレでもいいかな・・・。

Peachポイント


「るるぶトラベルプラン」、「JTBふるさと納税旅行クーポン」、「JAL ふるさとへ帰ろうクーポン」

それぞれ最大45%(10万円の寄付で、4.5万円分)。

ただし宿泊エリアの縛り(≒寄付先の自治体)があり、注意が必要。

宿泊可能エリアが広域の例としては、「高野町」あたりは狙い目。

(ちなみに上述の「日本旅行ギフトカード」も高野町)

高野町 るるぶトラベルプラン

ご利用頂ける地域

和歌山県、京都府、奈良県、香川県、高知県、徳島県、愛媛県、九州全県、大阪府、滋賀県、神奈川県、東京都

高野町 JTBふるさと納税旅行クーポン

和歌山県高野町、和歌山県、奈良県、四国全域、京都府、九州全県、大阪府、滋賀県、神奈川県、東京都で1泊以上の宿泊を伴う旅行に利用できます。

高野町 JAL ふるさとへ帰ろうクーポン

関西空港、白浜空港、松本空港、徳島空港(徳島阿波踊り空港)、高松空港、高知空港(高知龍馬空港)、松山空港、福岡空港、大分空港、熊本(阿蘇くまもと空港)、長崎空港、宮崎(宮崎ブーゲンビリア)空港、鹿児島空港発着JALグループ(日本航空グループ)国内航空券にご利用いただけます。

ほい。

Peachポイント、日本旅行ギフトカード、るるぶトラベルプラン。

このあたりかなぁ。

もうちょい様子をみるのもありかな?

でも、なくなっちゃったらアレだしな。。。

あと、「やんちゃな自治体」にふるさと納税すると、確定申告で税務署からお呼びがかかる確率が高まる?という噂もある。

(ふるさと納税の寄付金控除証明書は基本的に提出省略可だが、それを求められるとか。実際にそうなったというコメントを過去にいただいたことアリ。まぁこの場合は資料提示するだけではあるが、面倒ではある)

そこら辺の可能性も加味しつつ、検討していきたいところ。

そんな感じ。

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