2018年8月頃に読んだ本の中から特におすすめしたいと思う5冊を選び、独断と偏見で勝手なランキングにしてご紹介します。



第5位: 天国おじい 運とお金に嫌われてたボクが、あっちの世界から教えてもらった人生のいい流れに乗る方法
















この本は、失業して借金まで抱えてしまった主人公が勤務先の高級ホテルで出会う本物のお金持ちとのやり取りから、多くのことを学んで更生していく物語です。 

初めは作り話かと思って読んでいたのですが、実際にあった本物のストーリーということでリアリティがあるだけではなく、「人生どんなに辛いことがあっても、いつでも挽回が可能なんだな」ということを思い知らせてくれる本でした。 

現時点で、人生があまり思ったようにうまく進んでいないと思っている方におすすめの一冊です。




第4位: ゴールドマン・サックスM&A戦記 伝説のアドバイザーが見た企業再編の舞台裏













ゴールドマンサックスのM&Aの責任者だった著者のリアルなM&Aの体験記です。

M&Aの舞台裏がリアルに描かれています。「M&Aというのはどのようにして起こるのか?」ということに興味がある方は是非読むべきだと思います。

それだけではなく、著者の独自な大局観で単に営利目的で企業を売ったり買ったりする以上の産業としてのトレンドであったり、創業者の思いであったりといった人情味あふれる部分も垣間見れる良書だと思いました。 

著者のようにこの分野で長年の経験と成功がないと書けない本であり、ビジネススクールなどのファイナンスの講義では是非教科書にしてほしい本だと思いました。



第3位: イーロン・マスクの世紀











近年世間を賑わせているイーロン・マスクですが、彼の性格や内面を知るには彼の歴史を知る必要があります。

この本は彼の伝記ではありません。しかし、彼が取り組んでいる多様な事業と競合企業を含めたシリコンバレーの状況を含めて彼の動向をかなり細かく記述しておりいます。

メディアなどの報道では「狂った起業家としてのイーロン・マスク」が報道されがちですが、彼のルーツを知り、イーロン・マスクがなぜ今のような人物になり得たのか?ということを知るには最適な一冊だと言えます。

起業家の方、将来起業家になりたい方、あるいは企業家と付き合うことが多い方におすすめの一冊となっています。



第2位: 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている











人気ブロガーによる、ある意味ではショッキングなタイトルの本ですが、とても面白く最後まで読みました。 

人間には「認知バイアス」というものがあり、一旦思い込みをしてしまうと、その思い込みに引きずられることがよくあります。
この本で書かれていることは、その認知バイアスを逆に利用することで、「錯覚資産」と呼ばれるものを形成することができる。という内容になっています。 

現代の特にソーシャルメディアなどが発達した社会においては、自分以外の第三者から自分がどのように評価されるのかということを無視して生きられないわけですが、この本を読んで第三者が自分のことをどのように見て、認識しているのかということを理解するのは多くの人にとってプラスなのではないでしょうか。 

自分が思っているよりも周りに低く評価されてしまっている、と感じている方には特にオススメな一冊だと言えます。




第1位: いま君に伝えたいお金の話











村上ファンドの村上さんによるお金に関する本です。

「お金とは何か?」という話から始まり、お金と上手に付き合っていくにはどうすべきかという話まで、あの村上さんだからこそ書ける話も多く、あの村上さんだからこそ圧倒的な説得力がある話ばかりでした。 

「お金は寂しがりや」という表現が非常に印象的で、彼のお金に対する姿勢がとてもよく理解できた一冊です。 

この本はお金が大嫌いだという人だけではなく、これからお金と上手に付き合っていきたいという方、そして自分のお金をもっと増やしていきたいという方まで幅広くお勧めできる一冊です 。


読んだ本の中から独断と偏見で選んだベスト5の本でした。

気になる本がありましたら、ぜひ読書の秋に読んでみてください。


 











 

















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