東京でも100人が反格差デモ 日比谷公園周辺
「反格差デモ」の世界一斉行動日の15日、東京では午後0時半から千代田区の日比谷公園周辺を約百人が、太鼓をたたきながら行進した。
「格差は『誇り』を破壊する」というプラカードを持っていた埼玉県所沢市の会社員早崎仁二さん(35)は「格差が広がると犯罪や援助交際などいろいろな問題が起き、生活保護受給者も増えて財政を圧迫する」と訴えた。デモは東京電力本店前も通過。反原発を訴える「放射NO」というプラカードもあった。
主催したのは、約1週間前に立ち上がったばかりの「オキュパイ・トウキョウ(東京を占拠しよう)」というグループ。メンバーで貧困問題に取り組んでいるという元会社員松永健吾さん(43)は「反格差を合言葉にそれぞれが自由に声を上げ、耳を傾け合う場にしたい」と語った。〔共同〕
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