電子国土ポータルが便利な件

2011年2月18日 06:00

 MTB(マウンテンバイク)であちこち走っている拙者なんですけど、MTBは林野とかダートロードを走るのがオモシロい。ので、そーゆー道へと好んで出かけるのだが、わりと「ええっ、聞いてないよ~!!」てな雰囲気の状況に出くわす。

 拙者がMTBで「行ってみようかな」と思う道は、いわゆるサイクリングロードと違って、平坦ではない道。舗装とかもナイ道。まあソレが目的で行くわけだが、道の情報が得にくい。一応、道はあるらしいけど……それ以外はよくわからない、的な。

 ともあれ「とりあえず行って(というか入って)みよう」と思って走りに行くと、急坂でしかも砂利道だったり、獣道っぽい道だったり、登山道っぽかったり、極端に平凡だったり、MTB禁止だったり、いろいろ。でもダートなら楽しめるケースが多い──走行がとてもタイヘンだがエキサイティングであり、ある意味で走り甲斐がある。

 そんな道を走って帰宅し、現代的な生活空間に戻ると、走行後の満足感に加えて、ちょいと大げさだが「一応無事に帰ってこられてよかった」的な安堵感が得られる。と同時に思うのは、「実際あの道、どういう場所でどんな傾斜だったのかな?」ということだ。

 その再確認に電子国土ポータルが便利で楽しい。国土地理院の地形図などの地図を見られるサイトですな。以前からあるウォッちずよりもかな~り使いやすくてイイ。等高線や人が歩ける道などを追いつつ楽しむわけですな。このサイトとウィスキーでそーとー夜更かしできる拙者である。

 地図関連で言えば、自転車のコト考えてる場合は、まずGoogleマップから閲覧を開始する感じですな。自転車野郎のBlogとか読んだりして、「実際どーなのよその道!?」と思いつつGoogleマップで全体像を見たり航空写真を眺めたり。

 そして「じゃあそのうち走ってみようかニャ」と思って使うのがルートラボ。ルートを描けば標高差などを含めて走る道を詳細に調べられる。ルートラボで作ったルートを見つつ、前述の電子国土ポータルでさらなる詳細を見たりすると、楽しくて飲み過ぎて二日酔いになる可能性すらある。

 ……そー言えばtwitterで「そのうち地形図で点線(徒歩なら通れる道)探すようになりますよ」とか言われたが、そうかも!! 最近電子国土ポータルで点線ばっかり見てるかも!! とか思った。

(1)近所の人工湖。ビミョーに寂れているが、ウォーキングの人と釣り人はけっこー多い(2)その人工湖周囲の道の一部にダートロードがあり、MTBで走れる。周辺もダートが多め(3)MTBじゃないと無理気味な激坂もある。けど距離が短いので楽しかったりもする
(4)こちらは山口貯水池付近のダートロード。アップダウンが多くて案外キツかったりする(5)一部にシングルトラック風な道もある。が、自転車禁止のところもあるのでルールを守って(6)多摩地区の人には有名な横田トンネルなどもある。トロッコが走っていたトンネルだそうだ
(7)こちらは近所の丘陵。ていうかココ。リベンジは半分くらい済ませた……んだろうか?(8)MTBでのトレイル走行もちょっとできる。気を抜くと崖から落ちるようなポイントがあったりも(9)見晴らしも良い。スカイツリーも見える。お散歩の人が多めなので、歩行者超優先で走るのだ
(10)電子国土ポータルで地形図を閲覧中。等高線楽しい~♪ 点線を探して妄想してゆきたい!!(11)地形に合わせた陰影表示も。意外に多機能なのだ。そして意外に操作性がよかったりもする(12)また自転車ね。自転車らしい。寒いのにね。寒いよね。ニャ。ニャ。みたいな