「トヨタ自動車」は２２日、東日本大震災の影響で現在、通常の半分に落ち込んでいる生産について、部品調達のメドが立ったことから１１月にも完全に正常化するとの見通しを発表した。

　震災で部品メーカーが被災し、部品の供給が不足するなどしたため、トヨタは震災後、一時、生産を停止していたが、１８日までに全ての工場の生産を再開している。

　トヨタは２２日、部品調達のメドが立ったとして、国内、海外とも１１月から１２月には生産が完全に正常化する見通しだと発表した。現在、約５割にとどまっている生産台数を、国内では７月頃、海外では８月頃から引き上げていく予定。