スマホやPSP, DSなど表現がリッチなゲームを楽しもうと思えば色々とあるにも関わらず、imodeに毛が生えたようなしょぼい画面が多いガラケーゲームに何故人はお金を払うのでしょうか。
無料にして間口を広げて、色々なゲームをプレイしてもらって、結果好きなゲームを見つけてもらう。そしてそのゲームをより快適に進めるために少額のアイテムや時間短縮にお金を払ってもらう、、、といったことは論理ではわかります。しかし、しょぼい画面の紙芝居みたいなポチポチゲームに、お金を何故払う気になるか、という点がやっぱりわかりません。考えが腹に落ちません(ちなみに私も色々グリーモバゲー試しています)。
そこで、ガラケーのグリーモバゲーにお金を払ったことがある方は、「何故お金を払ったか」「お金を払った結果、どのように満足したか」について教えてください。
まず携帯電話は「電話である」という点で、DSやPSPに一歩も二歩も優位性があります。
普段それほどゲームをしない人が携帯ゲーム機を持ち歩くでしょうか。持ち歩きませんよね。
携帯はみなさん持ち歩きます。
そんな状態で、電車内など移動中に手持ちぶさたな時、遊ばれるのが携帯向けのゲームサイトです。
メール確認するついでに、そのまま片手でポチポチとできますからね。
ここまでが前提。
たしかに仰るとおり画像も内容もショボいんです。
昔のcgiゲームとかそれに近い。
だけどメインターゲットとなるユーザーは、
「移動中などの手持ちぶさたな時間に」「携帯ゲームしかやらない」人達なんですね。
PSPのモンハンがどれほど優れたゲームだろうが、彼らにとってはあまり関係がない。
たしかに携帯向けゲームって100本あったら90本くらいはつまらないんですよ。
けれど最近はゲームバランスが練られているものが出てきていて、例えばGREE上でKONAMIが出してる「ドラゴンコレクション」などは、ルールこそ単純ですが、
さすが古くからゲームを作っている会社だけあって、非常によくバランスが練られており、またハマらせ方と煽り方が上手い。
まず離脱させない。継続させる。習慣化させています。
たとえば「ランチタイムガチャ」といって、みんながアクセスしやすい昼時にアクセスするとタダでアイテムを貰えるなどして毎日のアクセスを習慣化させています。
またプレイヤーは限りのあるゲーム内の体力を使って、ゲーム内のタスクを消化していくわけですが、ゲーム内とはいえ「タスクを消化する」という作業は快楽を感じるのだと思います。
だけどこの体力、使い切ると時間を待って回復するしかありません。
逆に体力の上限以上は回復しないため、全部回復したまま放置しておくのは「もったいない」んですね。
だから時間がくると、ユーザーは「もったいない」から、わざわざ体力を消費する為に、そしてタスクを消化する為にゲームに戻ってきます。
このような、あの手この手の「お手軽な成功体験」で依存させた後、次に課金するとさらに有利に成功できることをチラつかせます。
ユーザーには常に小さな目標が設定されています。
たとえば秘宝集め。
これ6個集めると、より強くなれるレアカードがもらえますが、
だいたい6個目が集まらない。
するとバトルで他人から奪うしかないんですね。
これがなかなか勝てない上に、逆に奪われまくります。
5個たまって後1個かと思えば、5分後には4個に減っていたり。
このあたりもバトルのマッチングなどで、アクティブなユーザーを優先的に出すなどのコントロールが上手いのだと思います。
では、どうすれば勝てるか?
課金すると簡単に勝てるカードが手に入るんですよね。
そこでの売り方もまた「いまから3日間限定で他よりも強いスーパーレアが手に入る」などという煽りを上手く入れています。
そんなこんなで人はガラケーゲーム(の一部)にお金を払っているのだと思います。
あ、そうそう自分が何故お金を払ったかってことですよね。
上記の習慣化+煽りにやられて+酒飲んで理性が緩んだ時などですね。
人間、一度課金してしまうとタガがはずれて、次はもっと気軽に課金するようになってしまいます。
パチンコとかと似ているんでしょうか。
ちなみにそのドラコレ、月8億ほど売り上げているそうですよ。
体力上限もったいない心理、レアアイテムいまゲットしないともったいない心理、などよく言われるようにお財布を開かせるための行動心理学を極めたようなところがありますね。またそもそものターゲットが既存のゲームファンではないので、リッチであるかどうかはあまり関係ない。素晴らしいコメント感謝!
ファミコンからゲームに入って、現行HD機も携帯機もひと通り揃っていて、色々なジャンルをまんべんなく遊ぶタイプですが、モバゲーやグリーのゲームにもお金を払ったことがあります。
http://d.hatena.ne.jp/annnnnnna/
まず言いたいのは「ゲームをしたい=可能な限りリッチなゲームをしたい」ということではないということです。家に居ても、1プレイ1時間もかかるようなゲームよりちょっとつまみ食い程度のゲームがしたいというときもあります。DSやPSPのゲームも簡単に中断が可能なせいか、最近は1プレイの長いゲームが増えてきたように感じます。
という状況から、ゲーマー的にもああいったものをプレイしたい瞬間があってもいいと思うのです。
本題の「何故お金を払ったか」という話から少しずれるかもしれませんが、だいたい月に2万円くらいゲームに使う(新作2~3本程度)として、1000円2000円程度をモバゲー・グリーに使うことがそれほど重大な問題とは思えない。というのが個人的な意見です。
「どのように満足したか」という質問に対しては、「満足感はなかった」ですね。お金払ってちょっと先までの内容を見ると大抵「なんだこんなもんか」となって急速に飽きるケースが多いです。
結果的にはそれまで一時的でも楽しめた分の感謝の気持ちということにしています。
一瞬も楽しいと思う瞬間のなかったゲームにはびた一文払う気にはなりませんから、この質問の意図したいところが分かる部分もあります。
ゲーム好きからのご意見ありがとうございます。確かに私もゲームが好きですが社会人になって以後は簡単にはじめられて簡単にやめられる隙間時間ゲームしかやっていないことにきづきました。作ってくれた人への投げ銭的な意味でお金払うという点は、面白いです!
・リッチなグラフィック=おもしろいゲーム ではない
・コンシューマーのひとりでやるゲームは虚しくなる
・いつでもどこでも空いた時間にすぐできる
・レアアイテム、レアカードをゲットしてみんなに自慢する
・ランキング上位に入ってみんなに自慢する
・課金するまでの流れがスムーズ(クエストする→APなくなる→回復薬購入リンク)
・課金が数クリックでできる
・定期的にイベントがあって飽きさせない
・ゲームのコミュニティーで交流できる
・ガチャとかランダム要素があるので欲しいやつが出るまで課金し続ける
・みんなでやるから楽しい。コンシューマーで爆発的に売れてるモンハンとかポケモンもみんなでやるゲーム
みんなが集まる場の機能が非常に重要という意見と理解しました。知らない人とのちょっとしたメッセージのやりとりも、つながっている感を演出できて効果的ですね。感謝!
ガラケーのグリーモバゲーにお金を 払ったことがある方は、「何故お金を払った か」
短時間ででき、つかれない。隙間の時間にでき、面白い!
http://q.hatena.ne.jp/touch/answer
「お金を払った結果、どのように満足し たか」
ファミコンやスーファミのゲームを思いだし、なつかしくなった。
30代のライトユーザーや、学生のライトユーザーにはあれくらいのゲームがやりやすいのでは?
>30代のライトユーザーや、学生のライトユーザーにはあれくらいのゲームがやりやすいのでは?
これは同感です。
まず、質問者さんは画質のことをとても気にされているようですが、多くの人にとって画質はどうでもいいです。
画質を求める人は家庭用ゲーム機で楽しめば良い。
3DSとかPSPのような小さな画面で高画質と言われても、、、中学生が背伸びしてセクシーな格好してるのと同じような滑稽さを感じる人は多いと思います。
一部のロリコンやミーハーはそういうのが好きなんでしょうけど。
最近の流行っている携帯ゲームの特徴として他人とのつながりが挙げられると思います。
コメントとかブログとか交換とか対戦とか、他者が存在して初めて成り立つ昨日が多いです。
他者が存在すればそこには優劣が存在し、人は皆人より優位に立ちたいので、そこには競争意識が生まれます。
この競争意識こそが携帯ゲームにハマる人の心理の大部分を占めていると感じます。
課金システムも大雑把に言えば、これを利用しているんじゃないでしょうか。
まぁこれは言わずもがなですが、出会い目的も多いでしょうね。。。
上記のようなポイントを消費者に感じてもらえるための大前提として、携帯ゲームは間口が非常に広いですよね。
無料だし、携帯持ってれば誰でも出来るし、周りがやってればついついやってしまうし、CMや広告でもガンガン洗脳されるし。
以上を考えれば、流行らない方が不思議だと個人的には思いますがね。
ちなみに私も1年くらい前に怪盗ロワイヤルというゲームにお金を使ったことがありますが、
別に満足感は得られていません。
逆に満足感を得させるようでは流行らないと思います。
いつまで経っても満足しないからどんどん課金するのでしょう。
なんとも憎いシステムです。
あ、自分がお金を使った理由について書いていませんでした。
なぜと言われても、コレ!という理由はないのですが、
大した金額でもないし、お金を使えれば強くなれると言われたので、
ああそう?じゃあ1000円払うわ、っていう程度です。
ドン・キホーテに行って、これ便利ですよ、っていう商品があって、それに1000円使うのと大して違いはありません。
めちゃくちゃ生活がキツくて、1000円払うのに決死の覚悟が必要という状況だったら絶対に使っていないとは思います。
>いつまで経っても満足しないからどんどん課金するのでしょう。
ここは鋭い視点です。感謝。
>ドン・キホーテに行って、これ便利ですよ、っていう商品があって、それに1000円使うのと大して違いはありません。
シェアウェアに1000円払うのに近い心理かもしれませんね。
やはりDSなどのゲームにはない人とのつながりでしょうか
確かにグラッフィックはしょぼいですがゲーム性・ゲーム内の友達との協力、対戦などがいいため
もっとやりたい、もっと強くなりたいと思わせて課金させているのではないでしょうか
確かにDS等にも通信機能はありますがそれでは物足りないし
いろんなゲームを試して、あっこれいい!と思えば課金するということです
言うなれば 課金前のゲーム→超豪華な体験版
課金後のゲーム→さらにグレードアップした製品版みたいなことです
似たようなこと書くようで申し訳ないけど、やっぱり人の心理を上手く突いてることですかね。
家庭用ゲーム機と違い、オンラインゲームは他人との繋がり(協力・対戦)に重点を置いてて、
また、隙間時間でやれる=集中してプレイして飽きさせないことによって、
客を逃がさない。でも基本無料で間口を開ける。
ゲームプレイ中、絶妙のタイミング(アイテム切れた・敵にやられた等)で課金へのリンクを貼る。
そして、沢山の人がプレイしているゲームだから、優劣をつけたくてお金を出す。
正直、隙間時間にやるケータイゲームに画質の良さなんて要りませんし、
そもそもケータイでゲームサイトを開く人自体、画質重視ゲーマーではないので
画質がどうだから~はあまり関係ないですね。
PS3とかMMO RPGをやってる方からすればハァ?となるでしょうけれど…
ゲームのアイテムをただのデータと見るかそうでないか、
人によってゲーム内通貨・アイテムに抱く価値観は違ってきますし。
http://pigg.ameba.jp/?targetAmebaId=gutyan
ケータイではありませんが自分もURLのオンラインゲームにハマっており、これまで数万円程課金しています。
ケータイ程でないもののブラウザゲームなので高画質ではありませんが、
やはり上記にあるように上手い商法にしてやられたのと、
新しいアイテムを身につけて他人に自慢したいから、
あとはこれ持ってるぜ!という自己満足に浸りたいが故の、いわゆる所有欲とでも言いましょうか、それくらいで深い意味はありません。
自分はケータイゲームのアイテムに価値観が見いだせない為
自分自身がそれにお金を使ったことはありませんが、
これまでに某GREEのゲームに数万円課金している友人に聞いたら
ゲームを有利に進めたいから、という何とも単純明快な返答でした。
とあるリネージュ2という月額料金制ゲームのプレイヤーは、
知り合った人とチャットだけする為に料金を払っていた、っていう話も聞いたことあります。
DSやPSPといった基本オフラインな家庭用ゲームや、
GREEやモバゲーと言ったソーシャルネットワークゲーム、
MHFのような画質重視のド派手なオンラインゲームや、
アメーバピグのような他人とおしゃべりするのがメインのネットワークゲームを
「ゲーム」というひとくくりの枠で表現すること自体がおかしいのですよね。
確かに何らかのデバイスからキャラクターを操作するので「ゲーム」には違いないのですが、
目的・主旨・方向性は全く違うと思うのです。
余談ですが、RMTでGREEのゲームのたった1つのレアアイテムを数十万で買った人も居たそうです。
…時々自我を取り戻しながらじゃないと、いつここまで堕ちるかわかりません…(苦笑
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