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電柱のポートレイト2

昨日また電柱をポートレイトっぽく撮り歩いてみた。どういう写真にしたいのか、少しずつわかってきた気がする。

当面は、とにかく手当たり次第に撮ってみている。ズームを調整したり、電柱が垂直になる構図を取るのに案外時間がかかる。車に気をつけましょう。

まとめて見るにはこちらをどうぞ。

気に入ったものから。

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↑最上部のクモ状の広がりがかっこいい。

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↑最上部のゲジゲジがいい。

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↑街灯がない電柱でも十分かっこいい一例。

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↑これも街灯なしでもいい感じ。左右にトランスを従えているところがポイントなのかも。

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↑街灯付近からの広がりがいい。

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↑これは露出を+2補正。最上部のくいっとひねってあるところがいい。

空の明るさに惑わされてか、肝心の電柱が暗くなってしまっている写真が多かった。そのことに気づき、電柱に日が当たっていないときは明るく撮れるよう露出を調整した。青い空が白く撮れるけれど、空の色は重要ではないので気にしない。

電柱はひとつひとつ構成が違っていて、撮るほどに面白い。しかし一方で、面白すぎてかえって面白くない気もしないではない。やっぱり面白い、の部分で想像がつく面白さというか。街を行く人の顔をたくさん撮って「どれも違っていて面白い」と言ってもそりゃそうでしょう、となるだろう。それと似たものを感じないではない。(別にそれでもいいのかな)

ディテールの面白さはさすが電柱だとも思うので、もうちょっと続けてみよう。

昨日はうっかりしていて、どの電柱がどこにあるのか記録していなかった。「この電柱をもう一度撮りたい」というようなとき楽になるようにしたい。GPSで行程を記録しておけば、あとで撮影時刻から場所がわかる。次回はGPSを使おう。

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