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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

ぜひ観て欲しいNHK教育テレビの番組4つ

私が中二病を絶賛こじらせていた頃、症状の1つに「テレビなんか観てるのカッコ悪い~」というやつがあった。雑誌だろうがテレビだろうが、演劇だろうが、面白いモノは面白く、ツマラナイモノはツマラナイ。ただ、それだけなのに媒体で判断して思考停止している方がカッコ悪いのだが、中二病なので仕方ない。

イソターネットを徘徊していると、「テレビは見ないけど!」「テレビはつまらない!!」とやたら主張している人がいて、私の暗黒時代を思い出して床に倒れゴロゴロと転げ回り、服がほこりだらけになって困ってしまいます。床掃除を丁寧にしろ、自分!

今観ておくと、かなりいい感じに笑えるバラエティ番組3つ(サブカル的)」というエントリーを読んでいて、

いつぞや「ボクがお勧めする番組」とかっていう自称テレビはあまり見ないのにおススメとか言うアンビバレンツなダブスタを平然とやってのけるブログがあって、そんな荒技にモニターの前で呆れたものだけれど(サッカーを見ないボクがお勧めするサッカー選手、にどれだけの説得力があると?)あんなものの後追いで書くのも嫌なのでこの記事まで間を置いてみました。

と書れており、おかしてく飲んでいて茶を吹いて、テーブル拭いた。上記ブログ主である、あざなえるなわのごとしさんには謝罪と賠償を(略)。オイドンもあざなわさんが突っ込みを入れている某ブログの・当該エントリーを読んだんだけど、意外性のないセレクトで笑ってしまったんだよな~

てなわけで、あまりみなさんが見てないイメージがあるけれど、個人的に是非見て欲しいNHK教育テレビ、最近ではEテレと呼ばれていますが、から4つピックアップ。
人気の「グレーテルのかまど」や「大科学実験」「白熱教室」といったベタな番組は取り上げません。ってか、みんな普通に見てるよね。

・バリバラ

http://www.nhk.or.jp/baribara/


金曜日 午後9:00~ 再放送 水曜日深夜0:25〜(火曜深夜)

Eテレだけでなく、いま地上波でもっともぶっ飛んだ番組であり面白い作品。自称バラエティ好きでこの放送を見ていない人はモグリだと思います。
副題が「障害者情報バラエティ」となっており、毎回1つの障害をテーマに、レポートとスタジオのトークで進む構成。
先週放送されたテーマは、出生前診断。妊娠中にこの検査をすることで、ダウン症児か否かわかり、日本では陽性とわかったらほとんどが中絶するそうです。で、実際にダウン症の男性が、「出生前診断についてどう思いますか?」と、街ゆく人や産婦人科医にインタビュー。インタビュアーの男性は「出生前診断をなぜやるのかわからない」「ダウン症だとわかって中絶するということは、悲しい」とは答えます。
ダウン症の男性に出生前診断についてインタビューさせるのも、かなりとんがってますが、バリバラの凄いところは、スタジオトークで「障害者の子供が生まれたら、育てていくのは大変。だから事前にわかれば子供を諦める」という発言を、他の障害者がする点でしょう。ゲストの松野明美は、「ダウン症の子供を産んだ時は、自分のイメージが悪くなるのを恐れて、子供の障害を隠していた」など、さらりと凄い発言がでてくるので目が離せません。

その他の企画では「障害者が演じるお笑い」「健常者のここがおせっかい」「障害者の合コン」など、障害者を馬鹿にもおもちゃにもせず、ただ「一人の人間」として扱っており、見る度に驚きと感動を与えてくれます。



・テクネ 映像の教室

http://www.nhk.or.jp/bijutsu/techne/

不定期放送

食事をする際に、その料理に対する知識や使われている食材を知っていればより楽しめるように、映画やテレビと言った映像作品を見る際に、映像テクニックを知っていたらより深く鑑賞できます。
「テクネ 映像の教室」は、ロトスコープ、ワイプ、ループなどなど、映像の技法を毎回1つとりあげます。その技法が使われている映画やPVを紹介し、どんな効果があるか解説してくれます。ああわせて、映像作家にその技法を使って作品制作を依頼し、プロセスから完成まで見せてくれます。
映像クリエイターはもちろん、映画やテレビが好きな人もぜひ見て欲しい番組。
・過去に取り上げた技術
http://www.nhk.or.jp/bijutsu/techne/works/
8月から新シリーズが放送されるので楽しみ。


・お伝と伝じろう

http://www.nhk.or.jp/kokugo/otsuta/

月曜日 午前9:20~

コミュニケーションをテーマにした小学生向けの教育番組。だが、これがなかなか侮れない。
・自己紹介の方法
・初対面の人とどのような会話をしたらいいか
・会話を続けるためのテクニック
・自分の意見をスムーズに伝えるための技法
などなど、小学生だけでなく、コミュニケーション全般に悩む大人も必見の番組。
全部見たら、コミュ症も脱出し、恋人が複数出来てモテモテ。浮気がばれても「お伝と伝じろう」で学んだテクニックを使えば解決できる!?

さすが教育番組、過去の作品を全部Web上で閲覧できます。
http://www.nhk.or.jp/kokugo/otsuta/origin/schedule.html

出演者は、一部で有名なミュージシャン「レ・ロマネスク」。ボーカルのトビー氏が「小学生」の役で出ていますが、無理がありすぎです、髭が生えてるし。


小学生に見えないトビーさん


テクニカルな解説をしてくれるので、誰でもすぐに実践できる。この番組は良く出来ている。



・ストレッチマンV(ファイブ)

http://www.nhk.or.jp/tokushi/sman5/

木曜日 午前9:20~ 再放送金曜日午後3:30~

ストレッチマン・シリーズはもう19年も続いているので、説明は不要だと思いますが……え、知らない!? 君は何年テレビを見ているんだ! ストレッチマンは、特別養護学級向け、肢体不自由児に体を動かして健康になってもらおうというコンセプトの番組。
特別養護学級の先生が悪役になり、生徒をいじめ、それをストレッチマンが退治するという内容。学校の先生がつたないながらも、一生懸命に演技をしているのがオイドンのチェックポイント。それを見て、本気で怖がって逃げ惑う生徒も見所。
今までは、ついつい股間に目が行ってしまうほどのピッタリとした衣装を着たストレッチマンが主役でしたが、ストレッチマンVになりヒーローは5人に増員。しかし、男性ヒーローの股間にやはり目が行ってしまうのであった。

全話Webで見られます
http://www.nhk.or.jp/tokushi/sman5/


怪人役は先生が担当


生徒は本気でおびえます。怪物は先生なのよ! とテレビの前で突っ込みを入れたくなる私


最近気になっている番組は、「さんすう犬ワン」。犬と美女を見ながら算数を学べるという素敵な番組。まだ1話しかみてないので、感想は書けず。