【 2011年11月6日 】
「9千円タブレット」が国内ブランドから発売

 9千円で購入できる、国内ブランドの安値タブレットが発売された。実売価格は8,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 安値のAndroidタブレットは直輸入品や処分品が中心だったが、国内ブランドから発売されたのは新たな動きだ。


 この製品は、AKARTが発売する5インチタブレット「CH-AND500」。

 仕様としては最低限に近く、タッチセンサーは静電容量式を採用するものの、CPUはWM8650(ARM9/800MHz)でメモリは256MB。OSはAndroid 2.2だが、操作するとかなりレスポンスが遅い印象がある。ちなみに「Androidマーケットも利用可能」(ショップ)とか。

 ストレージ容量は4GBで、Micro SDスロット付き。ネットワークはIEEE 802.11b/gの無線LANと有線LANに対応している。液晶解像度は800×480ピクセル。

 最近では高価なタブレットが1万円ほどの処分特価になっている例もあり、そうした製品と比べるとかなり見劣りしてしまうが、「通常価格9千円で国内ブランド」というのは一つの到達点と言えそうだ。


□株式会社AKART
http://akart.jp/

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AKART CH-AND500

[撮影協力:イオシス アキバ路地裏店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。