巨大火山が近く噴火か 米3分の2に被害及ぶ恐れ

巨大火山が近く噴火か 米3分の2に被害及ぶ恐れ。

タグ: イエローストーン国立公園 火山 噴火 アメリカ被害 

発信時間: 2011-01-27 17:47:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

写真の1:アメリカ北西部、ワイオミング州のイエローストーン国立公園の下(赤い線で囲んである地域)には、世界最大のスーパーボルケーノ(超巨大火山)である。

 

北京時間1月26日時点の情報によると、アメリカの科学者は、世界最大級のスーパーボルケーノ、つまりイエローストーン公園の真下に眠る火山が噴火の危機にあると発表した。そして、もし噴火が起こればアメリカの国土の2/3は火山灰に埋もれる。

最後の噴火は60万年前

イエローストーン国立公園にできたカルデラ(火山活動によってできた大きなくぼ地)の地表面は2004年以来、これまでにない速さで上昇しているという。過去3年間、その地表面は年間およそ7.6センチの速度で隆起している。これは1923年に調査を始めて以来、最速である。科学者の予想によると、ここがもし噴火すれば、その破壊力は、1923年にセント・へレンズ火山が大噴火したときの1000倍に達する。溶岩は空まで吹き上がり、植物に壊滅的なダメージをあえる火山灰はとめどなく降り続く。1600キロ離れた地域まで、約3メートルの厚さの灰に覆われるだろう。また、噴火は有毒なガスを大量に空気中に撒き散らし、アメリカの2/3の地域は居住できなくなる。何千にも及ぶ飛行機が運行停止になり、住む家を失い、行き場も失った人々は数百万に上るだろう。

 

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