日本HPは、SOHOから小規模オフィスに最適なビジネス向けA4カラーインクジェットプリンタにおいて、複合機と単機能機の2機種を発表した。

発表されたのは、プリント、コピー、スキャンに加え、ADFとファクス機能を搭載する複合機「HP Officejet 6700 Premium(以下、6700 Premium)」と、単機能プリンタ「HP Officejet 6100(以下、6100)」。

「HP Officejet 6100」

「HP Officejet 6700 Premium」

両製品とも、5月11日より販売が開始され、HP Directplus価格は、「6700 Premium」が19,950円、「6100」が9,870円となっている。

いずれも、従来の同価格帯モデルで採用していた顔料黒インク+染料カラーインクの構成から、全色顔料インクに変更され、耐水性・にじみ耐性に優れたプリントが可能となったほか、大容量独立インクカートリッジに対応している。

プリント速度は、両製品ともモノクロ16枚/分、カラー9枚/分。従来製品と比較すると、「6700 Premium」はモノクロで約60%、カラーで約28%、「6100」はモノクロで約128%、カラーで約28%高速化したという。

そのほか、画像やMicrosoft OfficeファイルなどをEメール経由でプリントできる「HP ePrint」やスマートフォンからのプリント、スキャンに対応した「HP ePrint Home & Biz」などのモバイルプリント機能に対応している。

主な仕様は、「6700 Premium」が、プリント解像度は最高4,800×1,200dpi。対応インタフェースはUSB 2.0、10Base-T/100Base-TX LAN、IEEE802.11b/g/n。外形寸法はW464×D468×H252mmで質量は10.7kg。

「6100」が、プリント解像度は最高4,800×1,200dpi。対応インタフェースはUSB 2.0、10Base-T/100Base-TX LAN、IEEE802.11b/g/n。外形寸法はW468×D388×H179mmで質量は5.2kg。