ブログはタイムマシーン。

たまに一年以上前の過去記事の感想をいただくことがあります。
感想をいただいて「ああ、そういえばそういう記事も書いていたっけ?」と思い出します。実は自分が書いたものの内容を忘れていること多いです。

1.女性脳は上書き保存。男性脳はフォルダ保存。

ココで読んだのですが、女性の脳は記憶を次々と上書きしていく上書き保存型らしいです。
一方男性脳は、フォルダ保存型で、フォルダごとに残っていて、そこから思い出すことも多いらしいですね。


そういえば、過去つきあった人の話や告白された話等男性はよくしているような気がします。
女性はというと、あまり昔の彼氏の話などはしないように思います。(同じ女性でも個人差はあると思いますが)
女性の場合、脳が上書きモードで、常に新しいものが表面に残ってる状態で過去古いものはその下に埋もれてしまっているのだと思います。
思い出そうと思えば思い出せるけれど、特に思い出そうとしないのが女性脳なのかもしれません。
これはそういう傾向らしいというのをココで読んだことがあってそうなのかもと思う程度で、女性でも中には男性らしい考え方をする人もいますし、きっちり線引きできるものでもないな、とそう思ったりもします。

2.過去記事について

さて、上書きモードのことは、ブログも同様のことが言えるように思うのです。
私は過去書いたものをほとんど覚えていないです。
書いてしまうと落ち着くというか、とりあえず書きたいことは書いたということでそれで満足だったりします。記事を更新して、上に新たなものが追加することで、今の自分が表現できているようなそんな気がするのです。


新しい記事を公開して、その公開したものをまずは読んでほしいというのがあります。もちろん、過去記事も読んでいただいてかまわないのですが、過去記事はやはり過去記事で、今の私の考えや感じていることとは違っている場合はしばしばあります。


過去書いたものを振り返って読むのが恥ずかしいというのもあります。書いたその当時は一生懸命書いていますが、やはり書いたものに自信はいつも持てなくて、あまりに多くの人にアクセスされると穴の中に入ってしまいたい、隠れてしまいたい気分になります。いつも、今もそうです。
書いたこの文章をどれくらいの人が読むのか想像するとドキドキします。書きあがっても公開するのをやめようかなと思うことも。実際書きあがっていても公開せずにパソコン内に残っている文章も数多くあります。

3.忘れるということについて

忘れることで身軽になれるというのはあります。
イヤな出来事も忘れることで楽になるということあります。
まぁなにもかもを忘れることはできなくて、ふとしたときに思い出すのですが、それでも当時ほどのインパクトはないのが普通だったりします。


過去記事は過去記事。
読もうと思えば残っているのだから、それでいい。
機会があれば読み返すだろうし、忘れていたとしても、また読み返せばいいだけのこと。
そして、私自身、過去記事にあまり固執したくないというのがあります。
過去記事は過去記事で置いておいて、前に進んでいきたい。今考えていることを書いて残しておきたい。そんな感じです。

4.ブログはタイムマシーン

タイトルの話に戻ります。

ブログってタイムマシーンみたいだ。

そう思いました。
忘れっぽい私です。そんな私が書いた過去記事に自分を連れていってくれるブログはタイムマシーンみたいだなぁとそう思います。
これはある意味すごいことだと思います。
一年前、あるいはそれ以上前に自分がどういうことを考えていたのかを見ることができるのですから。過去の自分と再会し、なんとも言えない気持ちになります。
このときの私はこういうことを考えていたのか、と。


考えたこと、それは記録しておかなければ忘れてしまうもの。
どんなすばらしいと思った考えもどこかに消えてしまう。

写真で空や街や花やこの世界にあるものを、その「瞬間存在」を残しておくように、考えたこと感じたことを文章に残しておく―それはとても意味があることだと思います。


残しておけばまた見ることができます。

ブログは過去に出会えるタイムマシーン。

すごいツールだと思います。


私がいつも書いていることですが、
人生は有限。
自分という人はいつかいなくなります。
自分という人間がこの世界にいたという足跡を
ブログというツールで残しておくのもいいかもしれません。
残すか残さないかはその人自身の裁量で。