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HDMI信号から音声を分離、アンプなどに接続する分離器。約6,480円

 テックは、HDMIの信号から、音声を分離して光デジタル、アナログRCAで出力できる音声分離器「THDTOA-4K」を29日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6,480円前後。

音声分離器「THDTOA-4K」。HDMI入力を1系統備えている

 HDMIの入力端子を1系統装備。映像と音声を含むHDMIの信号から、音声を分離。光デジタル×1、アナログRCA×1から出力できる。さらに、HDMIの入力信号を、そのままHDMI出力する端子も1系統備えている。

 これにより、Blu-rayプレーヤーなどのHDMI出力から、音声を分離し、HDMI入力の無いオーディオアンプ、AVアンプなどに入力して音声を再生。映像は、HDMI出力を使い、スピーカーを内蔵しないディスプレイに出力するといった使い方ができる。

光デジタル音声、RCAアナログ音声出力、HDMI出力を備えている
接続イメージ図

 なお、ARC対応のテレビから音声を引き出す場合は、HDMI入力にテレビを接続、ARCスイッチをONにし、光デジタル出力から、オーディオアンプに接続するという流れになる。

 音声はPCMの2ch、5.1ch、7.1chや、ドルビーデジタル、DTS、ドルビーtrueHD、DTS-HDもサポート。192kHzまでサポートする。

 筐体は放熱性に考慮したスチール製。外形寸法は60×70×20mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は125g。ACアダプタで動作する。