69年前に人類は地球外生命体と戦っていた? 米軍見解も分裂するLAの事件とは...

  • Sponsored
    • X
    • Facebook
    • LINE
    • はてな
    • クリップボードにコピー
    • ×
    69年前に人類は地球外生命体と戦っていた? 米軍見解も分裂するLAの事件とは...

    ※事件を写した当時の写真

    69年前の2月25日、それは起こった...。

    今から69年前、1942年は第二次世界大戦の真っ最中ですが、大戦中にアメリカが戦ったのは敵国だけではなかったかもしれないんです。2月25日、カリフォルニア州ロサンゼルスの上空に突然現れた謎の飛行物体25機。アメリカ陸軍はこの25機に対して、対空砲火1440発となる猛攻撃を実施。その模様はラジオでも中継され、西海岸が大パニックに陥ったそうです。これがロサンゼルスの戦いと呼ばれる事件。

    しかし、このロサンゼルスの戦いでアメリカが戦った謎の飛行物体25機とは一体何だったのでしょうか?

    当時日本軍による本土上陸を危惧し厳戒態勢をとっていたアメリカは、この飛行物体を日本海軍艦載機による空襲だと思い攻撃をしかけました。しかし、後に日本海軍が実際にそのような作戦を実行した記録がないことが判明。民間機と見誤った日本軍以外の攻撃だったとの説もありますが、真相はわからずじまい。目撃された謎の飛行物体は高速で実に不可解な動きをしていた、との目撃情報(トップ画像)もあり、多くの人がこのロサンゼルスの戦いを見ているにも関わらず、なんとも説明のつけにくい事件になったそうです。そもそも1440発の猛攻撃の中、1機も撃ち落とされることがなかったのですから、その後何かをたどることもできませんよね。

    また、多くの人が目撃しラジオで中継され、軍が砲撃までしたにも関わらず、事件の翌日には海軍長官が「飛行物体の飛来とその後の警報は誤報である」と発表し、それに対して陸軍長官が「飛行物体を確認した」と反論をする等、アメリカ軍内でも意見がわかれる程全く真相がわかっていないらしいのです。

    結局その後、ロサンゼルスの戦いはアメリカ軍が未確認飛行物体に対して迎撃した事件として紹介されるようになりました。この未確認飛行物体が地球上のものではないとしたら...、ロサンゼルスの戦いは人類が国や政府単位で地球外生命体を相手に初めて攻撃を仕掛けた事件ということになります...。

    嘘か真かロサンゼルスの戦いや、その他未確認飛行物体関連のインタビューや動画、新聞記事を掲載したウェブサイト「W.A.T.C.H」が公開され、事件自体を題材とした映画「世界侵略:ロサンゼルス決戦」が公開される等、69年たった今でも謎は謎のまま、大きな興味を持って語り継がれています。

    本当に地球外生命体だったのか? だとしたら地球へ来た目的は何だったのか? 彼らから見た我々の存在とはどんなものなのか? 我々がその謎を解明する日はやってくるのでしょうか。

    [Watch via 世界侵略:ロサンゼルス決戦]

    参考:ロサンゼルスの戦い [Wikipedia]

    (そうこ)