一日中コンピュータとにらめっこ...。食事のときくらい離れてリラックスしたいものですが、納期が迫っているとか、緊急対応に追われているなど、どうにも切羽詰まった状況では、ときにデスクで食事しなければならないこともありますね。

そこで米Lifehackerでは「キーボードを汚さずに食べられるオススメなメニューって何?」(英文記事)をテーマに、読者さんからコメントを募集。寄せられたコメントをベースに、コンピュータの前で食べるのに適したメニューと、その食べ方のコツについて、次のようにまとめてみました。

 ■散らかさずに食べられるもの

キーボードやデスクを汚さずに食べるのに適した料理としては、まず、手づかみではなく道具を使って食べられるもの。また、小さなものよりも大きめのもののほうが、万一、落としたときに拾いやすいですくずれにくく、固めで乾燥しているものも適しています

たとえば、以下のような料理がオススメです。

ラップサンド・ブリトー

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Photo by Mo Riza.
ソースやドレッシングをこぼさないで上手に食べられれば、ラップサンド・ブリトーはオススメ。アルミホイルや袋に入れて食べると、こぼれづらいです。サンドウィッチは、ラップサンドよりもくずが出やすいですが、サランラップのようなものでくるんでおけば、うまく食べられるでしょう。





肉料理

ステーキ、鶏胸肉、ハムなどの肉料理は、ソースをつけなければキーボードに汁があまりたれないのでいいでしょう。手が汚れることもありません。


野菜・果物

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Photo by David Masters.
野菜や果物も、コンピュータの前で食事をするメニューに向いています。ただし、手づかみで食べないこと。また、リンゴなどの果汁が多い果物は、キーボードの上に果汁が落ち、すぐにベタっとくっついてしまうおそれがあるので、用心したほうがいいです。ドライフルーツやドライナッツもオススメですよ。





サラダ

ドレッシングがたっぷりかかっているものでなければ、サラダもいいです。レタス、きゅうりなど、どれも比較的大きめなので、万一キーボードに落としたとしても、取り除きやすいのが利点です


「糊」っぽく使える料理

マッシュポテトやリフライドビーンズなど、「糊」のように他の料理と一緒にくっつけて食べられるものがあると、ご飯や豆類など、小さくて取りづらい食べ物も食べやすくなります。


カップに入れたシリアル

シリアルは牛乳がこぼれたり、小さなフレークのかけらが落ちたりしがちなので、カップなどに入れて食べるといいでしょう。


無糖の飲み物

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Photo by Mr. T in DC.
ジュースなどの糖分のある飲み物は、こぼすとべったりとこびりついてしまいます。その点、無糖のものはさっと拭けばキレイになるので、安心かも。トラベルマグなど、倒れてもこぼれにくい容器を利用するのも一法です





■うまく食べるコツ

キーボードなどを汚さずに食事を摂るコツとしては、「何を食べるか?」だけでなく「どうやって食べるか?」も工夫のしどころです。

シンプルな方法としては、キーボードから離れたところで食べる。飲み物や食べ物をこぼしてしまったとしても、キーボードの隙間に入り込んだ食べこぼしを掃除したり、こぼれ落ちた液体からあわててコンピュータを救出しなくてもいいからです。

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Photo by CTD 2005.
また、筆者はスライド式のキーボードトレイを活用しているとか。食事の間はキーボードトレイをデスクの下にスライドさせるそうです。筆者が使っているキーボードトレイは、デスクの間に余裕があるので、食べながらでもトレイに手を入れてキーボードを叩けます。





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Photo by Tokyofoodfast.
ゴム製のキーボードカバーを利用している人も多いようです。キーボードのカバーをDIYするシンプル術としては、サランラップをキーボードに巻く方法があります。この方法は、コンピュータがオーバーヒートしてしまうおそれがあるので、ラップトップPCには向いていませんが、デスクトップのキーボードにはいいでしょう。このほか液体のものは防げませんが、プリンタ用紙を即席のカバー代わりにしてもOKです

ランチタイムぐらいオフィスから出て、職場の仲間とおしゃべりしながら、ゆっくり過ごすのが理想ですが、いつもそうともいかないのが現実。やむをえず、コンピュータの前で手早く食事を摂らなければならないときは、是非これらのコツを参考にしてみてくださいね。

Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)