ルール読むのは好きですか?

読書は好きだしTRPGルールブックを読むのもわりと好き、でもボドゲのルールになるとめんどくさいし、苦手です。どれも似たようなもんなのに、なんでだろう?というお話。(一応、解決策もあるよ!)

ボドゲルールと本では、要求される理解度が違う

簡潔に説明するとこんなんです。

  • まず、「人に説明できる位にちゃんと読まねば」というプレッシャー・ハードルの高さがあり
  • しかし、自分の理解力がアレで
    (´・ω・`)< ルール読んだだけじゃ面白さも手順もよう分からんから、ボード広げてコマ並べてみんとー
  • つまり、「ルール読む事」へのモチベーションに乏しい。(プレイへの期待はあるんだけど) →先送りしまくり

本は「自分が理解する」のが最終目的であくまで自分だけの事なんですが(理解できなくてもOKだし、本の中身を完全に正確に他人に伝える事ってあんまないです)、ルールの場合は「自分が理解して→他人に説明する(→意図したように伝わる)」まで出来て目的達成です。で、人に説明するほどちゃんと理解するためには、多かれ少なかれプレイの事を考えながら読んでいかないといけないわけで、(どんな風に進行するか?自分が銀行係やるとしたらどういうやり取りが発生しそう?何が重要なリソース?どんな展開になる?)ややハードルがお高くなります。

そのお高いハードルに対しての自分のへたれっぷりから「ああボード広げなきゃ手間かかるなあもう面倒だなあ(以下略)」ときて、「結局ルール読んだだけじゃ(人が集まらないと)遊べないし楽しくないし、別の事しようかな」となります。ルールからプレイ感を想像、がすんなりできるようになれば面倒くささも減るのかなーと思いますが・・・。

ボドゲルールに比べて、TRPGルールブックには入口がある

お次はTRPGルールブックとの比較です。TRPGルールブックったら結構なボリュームがあり人に説明する必要も(+ゲームの進行する必要すら)あるけど、私はボドゲルールよりも読むの好きです。理由は・・・そのボリュームの全部を完全に理解しないといけないってわけでもなく(データ類が多いだけだったり)、何より「入口」があります。例えば

  • 付属シナリオ: これを軸に、最低限必要そうなとこに目を通しておいて付箋はっておいて→プレイ中に、こまめに休憩入れてピンポイントで参照がんばる。
  • ルール買ったらとりあえずキャラクター作るわー: (こういう人は多そう)、キャラクター作成から各パラメータの意味を確かめたり戦闘ルール確かめたりしてってると徐々に全貌が・・・とか。楽しくなるまでの助走が短いとも言えるかな?
自分が進行管理する事には、楽な面も

マスターする=自分が進行管理する、は大変だけど同時に楽な面もあります。↑に書いたとおり休憩入れるのも自由だし、慣れたマスターなら「練習」の機会を用意したり(序盤に軽い戦闘入れるとか)、何か制限を入れたり(PCを子供の設定にして取れるスキルに制限を加えるとか)いろいろ。マスターのリソースが少ない時でもないなりになんとかできちゃうという。(これまた別の経験や技術が必要ではあるんですがー)

解決のために : 他の人のレビューを読む

さて、どうせなら暫定の解決方法まで考え・・・考えないと今後のプレイがどもならんですね。私の場合は、モチベーションがあがらんというのが一番の問題です。モチベーションさえあればあれっくらいの活字量を読むくらいなんともないんですよ、ええ。「ルールを”ちゃんと”読まないといけない」プレッシャーと、でも「さくっと理解できない(´・ω・`)から手間かけないとのう」という面倒。・・・それをルール本文以外のもので克服してみます。

そんなわけで、(ここ1ヵ月ほどルール読みを放置していた)『電力会社』のレビューを読んでみました。

なんとなく、分かった気がする気がする・・・!!まあやっぱ結局、ボード広げないと分からんけど(´・ω・`) とりあえず、この壮大な現実逃避を終わらせて2人プレイするくらいの気力が出てきたような気がするような気持になってきたかも。(まとめや詳細なレビューを書いてくれたお二方、どうもありがとうございます。)

(追記)ルールとまともに取っ組んでみました
  • ルール読むのは好きですか?(2) ・・・ 「ボドゲのルール」をもっと細分化してみた。だいたいプレイ時間が60分以下であれば、そんな苦労なくルールを読めるみたい。
  • ルール読むのは好きですか?(3) ・・・ ルールを読み比べて、(私が)読みやすい・分かりやすいルールの条件とは何かを考えてみた。
  • ルール読むのは好きですか?(4) ・・・ 長いルールは小物類の種類や動きを追っかけるのが無理でした。ルールの最初の方にある「小物の一覧」を索引とみなして読解チェックや記憶チェックに使えそう。