ソニー、新たに2460万件の個人情報流出か 米子会社
ソニーは3日、米ゲーム子会社のソニー・オンラインエンタテインメント(SOE、カリフォルニア州)のシステムが4月16~17日にかけてハッカーの不法侵入を受け、約2460万件の顧客情報が流出した可能性があると発表した。この情報には約1万2700件のクレジットカードやデビットカード番号の情報を含むという。
SOEはパソコン向けのオンラインゲームを提供しているソニー米国法人の子会社。流出した可能性がある情報のうち日本の分は約18万5000件で、クレジットカード情報は約4300件。クレジットカード情報は2007年当時のデータベースから流出した可能性があるとしている。
ソニーはすでにゲームや映画、音楽などのインターネット配信サービス、「プレイステーション・ネットワーク」と「キュリオシティ」がハッカーの不法侵入を受け、計7700万件の個人情報が流出した可能性があると発表済み。さらに別の子会社でも、ほぼ同時期にハッカーの攻撃があったことが新たに判明した。
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