サーバー障害でメール一部消失 ヤフー子会社
レンタルサーバーを手がけるヤフー子会社のファーストサーバ(大阪市)は、運営するサーバーに大規模な障害が発生し、一部利用者のメールデータなどが消失したと発表した。契約者の約15%にあたる約5000の企業・団体などで、ホームページやメールが見られなくなるなどした。
障害は20日午後5時30分ごろ、「ビズ」「ビズ2」など同社の提供する5つのサービスで発生した。メンテナンス作業に用いたプログラムに不具合があったためという。
同社はサーバーを初期状態に戻し、サービスを順次再開している。外部の専門業者と消失したデータの復旧を進めているが「完全な復旧はできない」といい、契約内容に従い支払った利用料の合計額を上限に損害賠償する方針。