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コミックマーケット準備会が“夏コミ”レポート公開 偽札問題にも言及



コミックマーケット80アフターレポート

コミックマーケット準備会は、開催期間中の入場者数について12日が16万人、13日が18万人、14日が20万人で、ほぼ例年並みだったとしています。参加サークル数は3万5千、東日本大震災の影響によるキャンセル数は約400だったとのことです。

サークルの傾向については、テレビアニメ「TIGER & BUNNY」を「大きなムーブメント」として取り上げています。参加申し込みの締め切りは2月だったため、4月放送開始の「TIGER & BUNNY」で申し込んだサークルはなかったそうですが、開催期間中はあらゆるジャンルで“タイバニ本”が出されていたとのこと。このほか、“男性向け”で注目を集めた作品としてテレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」を挙げています。

会場で見つかったとされる偽五千円札については、ネットニュースや新聞報道にまで至ったTwitterの「伝播力」に改めて驚かされたとコメント。こうした事件が報道されることでコミックマーケットが怪しいイベントと言われる危険性があることや、「一見確からしいデマの流布の危険性も、参加者全員が頭の片隅に置いておかねばなりません」との見解を述べています。

レポートの最後に、コミックマーケットという「場」を揺るがしかねない問題として「一部のコスプレCD-ROMの性表現」と「同人活動と商業活動の区別」を挙げています。これらの問題については、コミックマーケットが「場」である以上はマナーを守りつつ自由に振る舞ってほしいとしながら、「法的な規制を超えるようなもの、他人に迷惑をかけたり、妨害、場の運営に支障を来すような意図を持ったりするような場合は、これを受容できません」とコメントしています。

文: あおきめぐみ

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