【概略】

2011年7月13日20時半ごろ~23時半ごろ。
ブロッコリーさん(仮名、だが近い)による。
Google+の日本ユーザーがBrocoliに熱狂した現象。

元々はブロッコリーさんのアイコン変更を機とするもの(と勝手に解釈w)であるが、そもそもこのブロッコリーさんはサークルを最大いくつまで作れるかに挑戦した強者として密かに人気を博していた。その頃、なにかにつけて「ブロッコリー」というブームが起きていた。

そして今日G+から名前やプロフに規制がかかったご友人からの報告がストリームを占拠する中、アイコン模様替えに挑戦、その途中プロの方からもブロッコリー画像の提案があったため、それを機に繋がっていた人達が次々にブロッコリーを提案し続けた。

そして一部のブロッコラーブロッコリーさんとGrocoli祭以前からサクりサクられ関係だったヒト達)に誰かがつながっている人はブロリーム現象(ブロッコリーによるストリーム占拠のこと:その占拠法は画像・ぷちぷらゲーム にとどまらない)に遭遇することになった。

やがて「Googleのlの緑色はブロッコリー由来」「あれG+だっけ?B+だっけ??」とまで言われるようになったが、最終的にはブロッコリーさんが終電を逃したあたりで23時半ごろ終息した。


【Grocoli祭から感じたこと】

それまで他SNSと比較しがちだったユーザーの手を止め、ブロリーム現象が他SNSでは起こっていないことからここgoogle+が別世界と認識されうるきっかけにもなった

これは後にサークルわけをする際にネタが通用するかという指針を、Grocoli祭への参加度から振り分けることを可能にした。事実、私自身、Grocoli祭直後からサクられ始めた。ブォローたち(Grocololi祭を機にサークルに入れてくれた人達)とは仲良くなれそうだ。

同時に、Grocoli祭以前(BB:Before Brocoli)/以降(AB:After Brocoli)という発言にも、Google+日本ユーザーに大きな影響があったと分かる。



こうした祭は、村社会を維持するため、同じ文化を共有するものとして村人たちの繋がりを再確認・強化、さらに村外の者を排除しようとするものであるが、今回のGrocoli祭でも、まだ不完全な場であるからこそ、その場を創生・維持しようとする人たちによって広がったといえる。

一方で「炎上」という形で人を排除しようとする―(マイナス)面を持つ2chとは異なり、Google+での祭は+の方向に働くものであると、現段階ではいえる。

しかし「炎上」しなかったのはブロッコリーさんがマイペースであったこともあると思う。あの流れの中、「俺ぶろっこり~♪」と先頭をきっていたら「炎上」していたかもしれない、と思うとまだまだ未開拓の文化は面白い。