図1●コメントの一覧画面
図1●コメントの一覧画面
[画像のクリックで拡大表示]
図2●参加を呼びかけるやり取り
図2●参加を呼びかけるやり取り
[画像のクリックで拡大表示]
図3●呼びかけのメッセージを受信したところ
図3●呼びかけのメッセージを受信したところ
[画像のクリックで拡大表示]
図4●電子メールの通知を無効にする設定画面
図4●電子メールの通知を無効にする設定画面
[画像のクリックで拡大表示]

 米Googleは現地時間2011年3月16日、Webベースの統合オフィスアプリケーション「Google Docs」の機能強化を発表した。従来のコメント付加機能を拡張し、ディスカッションのようにやり取りできるようにした。この機能強化は、新規作成したドキュメントに対して適用される。

 各コメントには投稿時間とプロフィール画像が表示され、時系列で閲覧できる(図1)。投稿されたコメントは編集および削除できるほか、「Resolve(解決)」ボタンを利用するとドキュメントのサイドバーに表示されなくなる。ウインドウ上部の「Discussions(ディスカッション)」メニューの「Show discussion」を選ぶことで、解決済みコメントを含めた全てのやり取りを確認できる。

 作成したドキュメントにコメントが投稿されると、電子メールで通知が届く。また、コメントを入力する際に「@(メンバーの電子メールアドレス)」を指定すると、コメントのやり取りに参加するよう電子メールで呼びかけられる(図2)。受信者は、通常通りメッセージに返信するか、メッセージに掲載されているリンクからドキュメントにアクセスしてコメントを投稿できる(図3)。

 なお、電子メールの通知については、ディスカッションメニューの設定で無効に切り替えられる(図4)。

 新機能は、今後数日のうちに、全てのユーザーに対して利用可能にする。

[発表資料へ]