核家族化の進行や、共働きの増加など、昔と比べて変化している家族の形。日々の生活で欠かせない食事の場面はどのようになっているのだろうか。
カゴメの調査によると、子ども(主に3〜6歳)を持つ親に「子どもは平日の朝食をどのように食べますか?」と尋ねたところ、「大人の誰かと一緒に食べる」が57.3%、「家族全員で一緒に食べる」が30.4%、「子どもだけで食べる」が9.8%、「1人で食べる」は1.6%。子どもが1人で朝食を食べている家庭は少数派だが、家族全員で一緒に食べている家庭も3分の1に満たないようだ。
母親の就業別に見ると、母親が有職者である場合、「家族全員で一緒に食べる」の割合は34.7%と、専業主婦である場合の25.1%を10ポイントほど上回った。
家庭で作る料理以外に、どのような食事をしているのだろうか。平日の中食(惣菜や弁当など)の利用頻度を聞くと、「週に1回以上」が22%、「月に1回以上」が33%、「月に1回未満」が20%、「まったく利用しない」が23%。
また、平日の外食の頻度についても聞くと、「週に1回以上」が9%、「月に1回以上」が30%、「月に1回未満」が26%、「まったく利用しない」が33%だった。
中食、外食利用時の1人当たりの費用を尋ねると、中食では「1000円未満」が93.6%、外食は「2000円未満」が88.6%を占めた。カゴメでは「百貨店などの惣菜だけでなく、近年急増しているファストフードやチェーン店の持ち帰り弁当など、低価格の中食利用もよく利用されていると考えられる」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は子ども(主に3〜6歳)を持つ親3010人。調査期間は4月20日から6月18日。
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